ディズニーパイレーツサマー!今年のゲットウェットは5番が熱い‼

皆さん、こんにちは。

何のかんので今年もTDRに暑い暑い夏がやってきましたね!

TDRの夏といえば散水ショー!!

シーの「ゲットウェット」も、3年目を迎え、海賊達の水撒きの技もさらに磨きがかかってきました。

 

さて、2019年のゲットウェットでは、フォートレス横の階段前の広場を使って、ゲットウェットのアナザーストーリーの上演が追加されました。

シーのショーファンの間では「ゲットウェットの5番が面白い!」と評判になっています。

はて、この5番って何のこと?

この記事ではそういった疑問に答えつつ、海上のブラックパール号の争奪戦の裏で展開される「お宝争奪戦」について熱く語っていきたいと思います。

 

「世界中のお宝は、俺達のものだぜい!」

 

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メディテレーニアンハーバーの5番って、どこ?

 

はい、ここが「5番」と呼ばれる場所です。

シーでは「フォートレス横」と称していて、フォートレスとポンテベッキオ橋に挟まれた、半出島的な作りの一角です。

 

ここが、なぜ5番と呼ばれているのか? それを知るには、2014年9月7日に終了した、シーハーバーショー「レジェンド・オブ・ミシカ」について語る必要があります。

「レジェンド・オブ・ミシカ」(以下、ミシカと略す)は、シーの開園5周年を記念して上演されていた、昼のハーバーショーです。

5周年イベントが終了した2007年以降は、昼のレギュラーのハーバーショーとして8年間ゲストを魅了し続けました。

このショーの売りは、豪華な装飾を施したハーバーを埋め尽くすほどの大量のバージ(船)。

そのメインとなるのがディズニーキャラが乗船するバージで、それぞれショー中に停泊する位置が決まっていました。

1番ザンビーニレストラン前/チップ&デール

2番ポルトフィーノ前/ドナルド

3番ミッキー広場/ミニー

4番リドアイル/グーフィー

5番フォートレス横/プルート

 

当時はこんな感じで、バージが停船するエリアにキャラが下船して、ミシカの精霊達とダンスを披露していました。

ミシカ終了後、昼のハーバーショーでは長らく使われていないエリアでしたが、今年久々に復活。しかも散水ショーで5番を使用するのは、初の試みです。

 

5番は「ゲットウェット」を借景にしたアナザーストーリー

 

5番エリアには、いわゆる「ダンスエリア」的な広場がありません。

そこで、5番の桟橋に機材運搬用のバージを接岸してステージに転用。この強引なアイディアがいかにも海賊風?

画像でも分かるように、5番からだと本編のゲットウェットはいわゆる「裏見」になります。

 

5番には「キッズエリア」が設置されています。ショー開始15分前になるとロープがはずされてエリアが開放されます。

ここは小学生以下のお子さんがいる家族限定で、大人はこどもの横でしゃがんで鑑賞します。

予想以上に水が飛んでくる場所なので、ご利用の際は濡れる準備をしっかりしておきましょう。

 

5番のキッズエリア。位置的にはこんな感じ。

 

さぁ、もうひとつのゲットウェットの開幕です。

男海賊の左がコルド、右がルイス。

バルボッサ海賊団に属していますが、実はジャック・スパロウの手下で、スパイとしてもぐりこんでいるという設定。

右の女海賊は、バルボッサの右腕的存在のヴェロニカ。

ショーは、この3人を中心に進行します。いずれも、マイクを装着しており、この3人のショー中の台詞は全て肉声です。

 

ミッキー広場に緊急事態発生!! 可動ステージが~~

 

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ここが、ミッキー広場です。

スタッフが数人立っているあたりに、可動ステージがあるのですが、なんと 7月27日頃から、ステージが上がらなくなったという情報が!?

どうも、ステージを上下させている駆動部分に、重大な不具合が発生したため、ステージを上げることが出来なくなった模様。

 

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これが、ミッキー広場の可動ステージの全貌です。

この可動ステージは、前6個、後ろ5個に細かくパーツわけされていて、それぞれ上げる高さを調節することが出来ます。

ゲットウェットでは、このステージを上げる位置を変えて、でこぼこのステージを作り、海賊達の要塞を再現していました。

情報をまとめると、

●可動ステージの不具合は、かなり深刻。

●ステージを修理するためには、ショーを数日休演しなくてはならない

●そんな~、夏休みど真ん中の稼ぎ時!! お盆も近いし、全国から来園するゲストに、ショーをお見せしないわけにはいかない。バケパ鑑賞席なんか、がっつり料金取ってるしなぁ~

●ええい、ショーを中止出来ないなら、ステージ無しで、ショーをやっちゃえ~!! その方が、ディズニーでは、ゲスト・ファーストになる!

 

ということで、現在、ミッキー広場では、まっ平な広場に、水撒き用の水をためる樽を大量に運び込んで、ショーを上演しているそうです。

海賊ダンサーや、ジャックとバルボッサの絡みはそのままでも、ステージがなくては、最前列以外のゲストは、ショーの様子がほとんど見えません。音楽に合わせて飛んでくる水を、ただかぶるだけ。なんか、味気ないですねぇ。

それでも、ショー鑑賞の抽選制度は、継続中です。リドアイルは、元々、可動ステージがないし、ザンビ前のステージは、問題なく作動しているので。

抽選で当たる鑑賞エリアはランダムで、自分で選ぶことは出来ません。今年に限っては、ミッキー広場に当たっても、うれしくないなぁ。

 

可動ステージがないミッキー広場なんて、練乳がかかっていない、練乳宇治金時と同じで、一種の詐欺?ですよね。

これでは、自力で場所取りできる1回目に、ミッキー広場を選択する価値は、もはやない!

ずぶ濡れ&ショーを楽しみたいなら、ヴィラドナルド前や、カフェ・ポルトフィーノ前を目指した方が賢明です。

 

<2019年8月27日追記>

ミッキー広場の可動ステージは、8月12日から使用が再開されました。

キャストさんのお話では、ショーを続行したままでは修理は不可能では? とのことでしたが、さすがディズニー! 魔法のようにステージを修理してしまいました。

 

とはいえ、故障中の約2週間に、ショーを鑑賞されたゲストはお気の毒でした。

 

ゲットウェット開催に向けて、準備された可動ステージ。ステージのパーツごとに高さを変えて、要塞の雰囲気を演出しています。

やっぱ、可動ステージがないとショーが映えないですよね。

 

 

だから、推しエリアは5番!

 

そういったアクシデントを予感?していたかのような、5番の登場。

今年は、自力で場所取りをするなら、5番を選ぶのが正解かも知れません。

 

さて、ドラマの続きです。

昨晩、コルドは、バルボッサの寝室に忍び込み、お宝の地図を見つけて、それをそのまま描いて写し取ることに成功。翌日、ルイスにその地図を見せて、2人で宝のありかを探しだします。

 

そこに、バルボッサの腹心のヴェロニカが、仲間の女海賊を引き連れて登場。

彼女は、夕べ、バルボッサから「鍵」を渡されていました。それは宝の地図に書かれている、宝箱を開ける鍵。それを見つけ出すのが彼女たちが受けた命令です。

 

コルドとルイスの行動が、なにやら怪しいと気付くヴェロニカ。

この後、水に流す宴会が催されている間に、コルドが宴を抜け出して宝箱を発見。

それを知ったヴェロニカは「その宝箱の鍵は、私が持っている!」と宣言し、2人に降伏を求めます。

 

水に流す宴会では、ホースを使ったド派手な散水もあり!

リドアイル並のずぶ濡れが体験できます。

 

その後、海上ではジャックとバルボッサのブラックパール号争奪戦が展開。

5番でも、コルド&ルイスVS女海賊軍団の戦いが繰り広げられます。

果たして勝者はどっちだ!?

 

 

ジャックにこてんぱんにやられて、ぼろ船で引き下がるバルボッサ。でも宝の地図は死守。

5番からだと、撤収する船の様子もよく見えます。

「覚えていろ、ジャック・スパロウ!」

悔しげな、バルボッサの表情。

う~ん、その前に詐欺師ジャックの言動を信じたあなたも、まだまだ甘いよね~

 

愛しのブラックパール号を取り戻して、ご満悦のジャック。

この後、ゲストに向かって投げキッスをしていました。もうお茶目なんだから~

 

いかがでしたか?

当初、5番なんて、海賊が立ち寄って水を撒くくらいだよね?と軽く見ていたのですが、体験してみると、ゲットウェットのおいしいとこ取りをしたような、なかなかに楽しめるエリアでした。

まだまだ認知度が低いので、開園待ちなしでも、そこそこの位置が取れるのもうれしいです。

年齢層が広いご家族は、まず5番に行ってステージ前方とキッズエリアに分かれて鑑賞するのもありですね。

 

では、この記事が、皆さんのお役に立てば幸いです。

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