東京ディズニーランド新ゲート完成!知らないと損をする「5つの変更点」!!

皆さん、こんにちは!

 

現在、東京ディズニーランドでは、2020年春の完成を目指して入場ゲートの全面建て替え工事が着々と進行中です。

 

工事は、2018年4月15日から開始。中央ゲートと右側半分、全体の5分の3のスペースを、1期工事として開始しました。

画像は、4月中旬のゲートの様子。すでに中央の入場ゲートはほぼ完成し、細かい仕上げの段階に入っていました。

 

そして、いよいよ

新しい入園ゲートの半分が完成し、2019年5月8日から、運用が開始されました。

新入場ゲートは、どこがどう変わったのでしょうか? 5月13、14日に、新入場ゲートを利用してきて、以下の5つのポイントが判明しました。

 

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1、チケットブース前の概念がなくなった

 

 

 

こちらが、ランドの新入場ゲート。

開園から2時間ほど経過しているので、シャッターを下ろした状態になっています。屋根の下が入場ゲートで、それより前は、だだっ広いレンガ敷きの広場になっています。

改装前は、入場ゲートから少し離れた位置にチケットブースがあり、これより前に並べたら開園何分で入園できるという目安になっていました。

 

 

2、屋根がついた列がなくなった

 

画像は、改装前の旧入場ゲートを、パークを背にして撮影したもの。白いドアのある建物が、チケットブース。上を見ると、アクリル板張りの屋根が見えます。

旧入場ゲートでは、この屋根がついた場所がゲート前の左右に2箇所あり、雨の日でも濡れることなく開園待ちをすることが出来ました。

新入場ゲートの前は、屋根が一切なくなったので、雨の日の開園待ちが大変になりますね。

 

3、荷物検査口の位置が移動

 

今回、旧ゲートと最も違う点は、この荷物検査口の位置です。

旧ゲート時代は、下の画像のような荷物検査口が、舞浜駅側、ランド西側駐車場の2箇所にあり、入場制限発生時にランドに入園できるどうかのボーダーラインでもありました。

 

画像が、舞浜駅側の荷物検査口があった場所です。パーク西側の駐車場側にも同様のゲートがあり、以前は、この荷物検査口より先が「ランドの敷地内」という概念でしした。

 

 

 

新ゲートの、荷物検査口とゲートの画像。

私的には、これは結構,衝撃的な変更点でした。

今回、荷物検査口をゲート前に移したことにより、入園中のゲストの流れがここで一旦止められるので、ゲート通過後の「開園ダッシュ」が緩和されたように思います。

ただ、大きな荷物を持っているゲストが前にいると、荷物検査に時間がかかるので、列の進みが遅くなり、後ろのゲストにとっては大きな時間のロスになります。

 

これについて、現地でセキュリティーキャストさんお二人に確認を取ったのですが、「上からの指示で、こういう方式でやるとしか聞いていないので・・・」ということでした。

また、ランドには、キャスター付の大型のスーツケース、キャリーケースは持ち込めません。今回、荷物検査口が、ゲートのすぐ前に移動したことにより、キャリーケースを持ったままのゲストが、ゲート直前まで来てしまうのでは?との質問に対して、セキュリティキャストさん曰く、「それについては、早めにキャストがお声かけするので、大丈夫ですよ。」とのことでした。

いずれにしろ、開園待ちで並ぶ際には、なるべく、大きな手荷物を持ったゲスト後ろは避けた方が賢明です。

 

また、入場制限が出そうな日のボーダーラインがどこになるのか? という疑問は、依然、残ったままです。

先日、これについて、TDRサポートデスクに問い合わせを行ないました。

頂いた返答は、

「何かとご迷惑をおかけしております。

ご質問の件については、現在、検討中の内容も含まれているので、今回は返答を控えさせていただきます。」

というものでした。ということは、入場ゲートが全部完成する2020年に、正規の入園ルールが提示されるということ? 今はまだ、暫定的な運用と言うことなのでしょうか?

謎は深まるばかりです。

でもやっぱ、一番気になるのは、

新入場ゲートで最初の入場制限は、何月何日になるのか!?

ということですね。

 

<2019年10月26日 追記>

2019年10月20日(日)に、新ゲート完成以降、初めて、ランドに入場制限がかかりました。この日は、シーにも入場制限がかかる「W入場制限」となりました。

また、翌日、10月21日(月)もW入場制限が発動。代休が多い月曜とはいえ、平日に入場制限が出るのは、異例の事態!

2日連続でW入場制限発動は、実に4年ぶりだそうです。

当日、ランド、シーにお出かけした皆さん、お疲れ様でした。

 

 

4、ゲートのカウントバーがなくなった

 

こちらが、新ゲートの近影。(ランド内側から、外側を望む)

旧ゲートにあったカウントバーがなくなり、駅の自動改札のようなフラッパー形式になっています。ゲートの幅も、ベビーカーや車椅子が通れる広さに設定されいるので、入場がよりスムーズになりました。

ゲートとゲートの間には、建て替え前と同様、扉が設けられ、子供を左右2列に座らせるタンデム式の大型ベビーカーでも通過できるようになっています。

 

以前は、TDRでは「入園者と退園者の人数が合わない場合は、合致するまで検証する」という都市伝説が、まことしやかに語られていました。でもこれって、実際は一致したことはないとか。

その理由は、4歳以上のパスポートが必要なお子さんが、徒歩で入園→パーク内ではしゃぎすぎて帰りはぐったり→お父さん、お母さんが、こどもを抱っこやおんぶで退場するから。

この時、カウントバーは、大人一人分しかカウントしません。気が利くキャストさんは、そういった親子連れを見かけるたび、お子さんの分も、手動でカウントバーを回転させていましたが、閉園間際などのゲストがひっきりなしに通過する時間帯は、そういったことができません。

なので、パークでは、毎日、入園者数より退園者数の方が少ない怪現象が発生していたのです。これでは、カウントバーの存在する意味がないですよね。その辺は、許容できる誤差の範囲として処理いたと思われます。

 

 

5、顔認証システム導入! 年パスの提示が不要に

 

 

入場ゲートのUP。

画像の白い四角の位置にパスポートを載せて、QRコードを読み込みます。読み込みが完了したら、青い矢印が表示され、ゲートがオープン、と言う流れですね。

この時、青い矢印が表示される前にゲートを通過してしまうと、パスポートに入園記録がつかないそうで、その後のFP発券やショーの抽選が出来なくなってしまいます。新ゲートは、慌てずゆっくりと通過しましょう。

 

私は年パス暦が長いので、つい、読み取り機に年パスを乗せる前に、年パスの顔写真を提示するクセがついているのですが、キャストさんから、「お顔はカメラで撮ってますから、パスポートは見せなくていいですよ~」と指示されました。

どこに顔認証のカメラが設置されているかは確認できませんでしたが、そういったわずかな時間でも短縮されることで、入園が、よりスムーズになりますね。

 

 

こちらが、入場ゲートの中央部分。

一応、全部完成していますが、左側部分は、2期目のゲート工事の関係で塀で覆われています。

朝は、この中央部分がディズニーホテル宿泊者特典の、ハッピー15専用ゲートになります。

運用方法は、建て替え前と同じ。

 

専用ゲートへの案内誘導は、ランドホテルのキャストさんが行なっています。

ランドの専用ゲートは、入り口で通行証を渡して、エリア内に入場します。

ここは、アンバサダー、ミラコスタ、ランドホテル、セレブレーションホテルの4ホテルのゲストが利用します。

あまり広くないエリアに、当日のハッピー15利用者1,000~2,000人が入場するので、座って待てるのは、前から2、3列目のゲストまで。それより後方は、ぎっちり並んだ状態で開園時間まで待機します。

代表1人が待機して、後からグループが合流する場合、あまりに大人数だと、後ろのゲストとトラブルになるケースがあるので、注意が必要ですよ。

 

 

現地でのチケット販売窓口が、大幅に減少された理由

 

さて、冒頭で、5つ挙げた変更点の中に、「チケットブース前の概念がなくなった」と書きましたよね。

では、新入場ゲートのチケットブースは、どこにあるのでしょうか?

 

ここは、舞浜駅からディズニーランドにつながる、ぺデストリアンデッキの右側にあるブース。

左側の建物の手前が、コインロッカーブース。その隣が、新しいチケットブースになっています。

中は、銀行の窓口のような作りで、受付カウンターのキャストと対面で、チケットを購入する形になっています。窓口数は、最大15。

新入場ゲートの右側にもチケットブースがありますが、こちらは窓口が3つしかなく、おそらく、パスポートのトラブル対処などの緊急受付窓口になるようです。

 

TDRでは、オンラインで購入するeチケット(プリントアウト、スマホ表示タイプの2種類)、コンビニのオンライン端末での、前売り券の販売など、パスポートの事前購入を強力に推進しています。

2019年には、キャンパスデーパスポート、首都圏限定パスポートといった、「期間限定パスポート」の、現地での販売を取りやめ、全て事前購入方式にしました。

また、2019年6月4日からは、パスポートの内容変更のルールが大幅に変更され、6月4日以降、現地で出来ることは「日付指定日の変更」「入園パークの変更」の2つだけになります。

 

パスポートに関する変更全般については、TDRのHPをご覧ください。

 

 

 

まとめ

 

今回、パスポートの券種変更(2ディから3ディへのUPグレード、その逆のダウングレード)、区分変更(大人→こども、またはその逆など)を一切不可にした背景には、「パスポートの不正譲渡」いわゆる転売防止が、最大の目的と思われます。

これは、TDRを経営するオリエンタルランドからの、

「TDRへのお出かけが確定してから、日程やメンバーの年齢に合ったパスポートを、必要な分だけ購入してくださいね。」

という、強力なメッセージと言えるでしょう。

自らが不利を受けないためにも、パスポートは、正規の窓口から正しく購入しましょうね。

 

では、この記事が、皆さんのお出かけの参考になれば、幸いです。

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