皆さん、こんにちは！
東京ディズニーシーの人気キャラ、ダッフィー！
今はシェリーメイやジェラトーニなどお友達も増え、「ダッフィー＆フレンズ」のグッズもたくさん販売されるようになりました。
その「ダッフィー＆フレンズ」７匹が出演するショーが、ケープコッド・クックオフというレストランで開催されている「ダッフィー＆フレンズの ワンダフルフレンドシップ」です。
２０２３年７月４日から始まったこのショーは「完全予約制」で、今、最も予約が取りにくいショーの一つとなっています。
今回は、このショーの基本情報から予約の取り方、そして皆さんが一番知りたいであろう「鑑賞エリアの座席番号」について詳しく解説していきます。
ワンダフルフレンドシップって、どんなショーなの？
「ダッフィー＆フレンズの ワンダフルフレンドシップ」（長いので、以下、ワンダフルと略す）は、ダッフィー、シェリーメイなど、フレンズ７匹が全員登場するミュージカル仕立てのショーです。コロナ禍前に上演されていた「マイフレンド・ダッフィー」も人気が高いショーでしたが、ワンダフルは、それとはショーの内容も上演方法も全然違っています。
まずは、マイフレンドダッフィーとワンダフルの違いを一覧表にしてみました。マイフレンドダッフィーを見たことがある方が、以前と同じ感覚でショーが開催されるケープコッド・クックオフに出かけても、今はショー側に入ることができなくなっています。
| マイフレンドダッフィー | ダッフィー＆フレンズのワンダフルフレンドシップ | |
| 上演形式 | 一話１０分のショーの２本立て。 | 食事＋ショー鑑賞が1セットのショーレストラン形式になった。開催は1日4回。1開催約90分。時間配分は食事が70分、その後ショーが20分、ショー終了後、速やかに退出となる。 |
| 鑑賞の手順 |
クックオフで食事を購入し、ショー側に並べば鑑賞可能。お店の混雑具合により、滞在時間が店側から指定される。最短45分～最長90分 座席は自分で選べる |
ショーレストランは事前に公式から予約からの予約が必要。予約が成立した時点で料金も支払う。決済にはクレジットカードが必要。 予約が成立した時点で、座席番号も決定する。座席の区分はS、A、B席の三種類。 |
| メニュー | クックオフで販売しているメニューの中から最低1点を購入すればショー側に入れる。ドリンク1杯でも利用可 |
ショーレストラン指定のメニューしか選べない。指定メニューは、ファーストプライズセット（季節限定のハンバーガー、ポテト、ドリンク）とショー側限定のデザート。追加料金でスーベニア類をつけることはできない。 アレルギーがある人は、パーク限定の「低アレルゲンメニュー」に変更可。当日、開演時間～入店時間の45分前までに店に出向いて変更を申告する必要がある。 |
マイフレンドダッフィーは、食事をしながら、ダッフィーのミニショーも鑑賞できるという気軽さが売りでした。一方、ワンダフルはきちんとした「ショーレストラン」の運営方式になっているので、鑑賞するには事前の予約が必須です。1日4回しか上演されないこともあって、予約を取るのが難しいショーになっています。
「マイフレンドダッフィー」の第一話「ダッフィー誕生編」の1シーン。旅に出かけるミッキーがさみしくないようにと、ミニーが手作りの熊のぬいぐるみに願いをかけると、その思いが星に届いてぬいぐるみに命が宿ったというストーリーです。
ケープコッドクックオフってどんなお店？
では、ショーを上演しているレストラン「ケープコッドクックオフ」ついてご紹介しましょう。
こちらが、ケープコッド・クックオフの入り口です。
アメリカンウォーターフロントの一角の「ケープコッド」地域にあるレストランがケープコッド・クックオフです。このお店ではハンバーガー、ドリンク類、スウィーツなどを販売しており、予約（PS）も不要なので気軽に利用できます。
入り口は建物正面にあり、左右2つに分かれています。左側が食事だけを利用するゲスト用のカウンターがある「一般側」、右側が客席にステージがある「ショー側」となっています。現在、ショー側は事前予約を持っているゲストしか利用することができません。
続いて「ショー側エリア」の内部をご紹介しましょう。
ここが、「ダッフィー＆フレンズの ワンダフルフレンドシップ」（長いので、以下、ワンダフル）が上演される、ケープコッドクックオフのショー側です。
画像は休園前の「マイフレンドダッフィー」上演時のものですが、ワンダフルになっても左右の壁の絵が異なるだけで、テーブルの配置やインテリアはそのまま引き継がれています。
舞台の大きさは、小学校の講堂の舞台と同じくらいで、店内は約３００人が入れる仕様です。
ショーを見るまでの流れについて
では、ワンダフルを鑑賞するまでの当日の流について詳しく説明しましょう。
まず、ワンダフルは「ショーレストラン」で、事前に公式からの予約を取る必要があります。ショーの開催は1日4回で、開催時間は、10時30分、12時5分、14時5分、15時40分です。
予約開始は利用日の1ヶ月前の午前9時からです。
こちらがディズニー公式の「予約・購入サイト」のワンダフルの予約画面です。
資料画像を取るために指定した7月30日（火）は夏休み期間で、すべての時間、席が満席でした。でも、ワンダフルは普通の平日でもほぼこういった状態なので、このショーがどれくらい人気なのかがわかりますね。ショー側の座席の種類はS席、A席、B席の3種類です。（配置については、次の項目で解説）
無事、予約が取れたら、決済画面から料金を先払いします。決済はクレジットカードのみ対応です。カードを持っていない人は、大人の家族の方のディズニーアカウントを通して代理で予約してもらいましょう。
鑑賞する座席は予約が完了した時点ですでに決まっていますが、予約完了画面から座席番号を確認することはできません。
ショー鑑賞当日は、指定時間にクックオフに向かい、受付を済ませて食事を受け取ります。ショー側に入る前に、キャストさんがショー鑑賞についての簡単な説明を行います。その後、ホール担当のキャストさんが席まで案内してくれるので、着席してまず食事を取ります。そして約1時間後にショー上演となります。
ただ、座席が事前に決まっていることを知らないゲストもいらして、今でも早い時間からお店に並ぶ方が結構おられますね。
当日の座席はもう決まっている！
前の項目でも説明したように、ワンダフルの座席は予約時にすでに決まっています。
当日、店頭で受付を行うと、画像のような座席指定券が発行されます。この時点で初めて座席番号がわかります。「A40」とは、A席のエリアの40番のテーブルと言う意味です。
このカードを受け取ったら、食事を提供するカウンターの列に並んで食事を受け取ります。その後、キャストさんがショー側の利用方法について簡単な説明を行い、席まで案内してくれます。
こちらが、A40の席からステージを見た様子。隣のテーブルもA席、その隣がステージ前のS席になります。席の番号が大きかったので後方の席かなと思っていたのですが、端っことはいえ最前列だったのでちょっとうれしかったです。ちなみにこの日のA席はA1～A44までありました。（ショー終了後にテーブルにある席番号を確認して回った）
ショー側のS席、A席、B席の配列を図にしてみました。（ ）内の数字は、私が鑑賞した日に確認できたテーブル番号です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーステージーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
| A席（A1） | A席 | S席（S1） | S席 | A席 | A席（A40） |
| A席 | A席 | S席 | S席 | A席 | A席 |
| A席 | A席 | A席 | A席 | A席 | A席 |
| A席 | A席 | A席 | A席 | A席 | A席（A44） |
| B席（B1） | B席 | B席 | B席 | B席 | B席 |
| B席 | B席 | B席 | B席 | B席 | B席（B23） |
鑑賞席のランクごとのテーブルの位置は固定ですが、ショーを利用するグループの人数は日によってまちまちなので、同じS席の中でも予約したグループの人数に合わせて2人テーブルと4人テーブルを組み替えて席番号を決めているようです。
例えば、1人で利用なら2人テーブル1つで座席番号が1つ割り当て、6人なら4人テーブルと2人テーブルを組み合わせて座席番号が1つ割り当て、という感じです。
私が鑑賞した日のB列の最後のテーブル番号はB23でした。大人数のグループの予約が多い日は、この数字が20や21になると思われます。この辺は、S席、A席でも同じでしょう。
ステージに近いS席は人気が高いですが、席数が少ない上に、半数はバケーションパッケージ（略してバケパ）に割り当てられているらしいので、一般のゲストがS席の予約を取るのは至難の業です。ちなみに「ワンダフル」鑑賞席付きのバケパでも、プランの内容によってS席になるプランとA席になるプランがあるそうです。
ワンダフルの座席番号が当日までわからないのには、2つの理由があると思われます。
その一つは、ワンダフルの座席番号は劇場の座席のように固定ではなく、予約した人数に合わせてテーブル数が変動するからと思われます。なので、公式の座席表もS、A、B席の大まかな配分だけで細かい座席番号は表記されていません。
2つめは、転売防止対策。ワンダフルは大人気のショーなので、自分では予約が取れなくていわゆる「代行業者」に依頼する方もおられます。ディズニーホテルやショーレストランの「予約代行」自体、ディズニー側は禁止しているのですが、ゲスト側にしたら、どうしても見たいショーは、そういった業者を利用してでも予約が取りたいですよね。
例えば、ワンダフルのS席の座席表が判明していたとしたら、代行業者が目の色を変えて予約を取りまくり、転売するでしょう。そういった不正行為を防ぐためにも座席番号を公表していないのだと思われます。
ワンダフルは食事のメニューも決まっている！
ワンダフルは予約を取った時点で座席番号が決定されます。ショー鑑賞費用の中には食事料金も含まれていて、メニューは固定の1種類のみ。ケープコッド・クックオフでは、ダッフィー＆フレンズのスーベニア類も販売されていますが、ワンダフルのメニューには追加でスーベニアをつけることはできません。
こちらがワンダフルのメニューです。
メインは、その時期の「ファーストプライズセット」のハンバーガー、フライドポテト、ドリンク（種類は数種類から選択）、ワンダフル限定のデザート（ストロベリームース）。
ハンバーガーの包み紙や紙コップは、ワンダフルオリジナルのデザインです。
ハンバーガーの具材の中で苦手な食材がある場合、それを省いてもらう「抜きメニュー」には応じてもらえますが、他の種類のハンバーガーに変更することは出来ません。このファーストプライズセットのハンバーガーは結構ボリュームがあるので、食が細い方やお子さんには食べきれないかも？
また、アレルギーがある方には、追加料金なしでパークが提供している「低アレルゲンメニュー」に変更が可能です。ただし、変更手続きは当日のみ受付で、開園時間からショー入店時間の45分前までに、一度お店に出向いて手続きする必要があります。
ショーを鑑賞するついでに、ダッフィーのスーベニアも買いそろえたいな、と思う方は、ショー側へ入る前に、一般側のカウンターへ寄って、対象メニューとスーベニアを購入してください。対象メニューはショー側への持ち込みができます。
海岸で拾ったきれいな貝殻を大事そうに持ち帰るダッフィー。このショーでは、他のメンバーのそれぞれ得意なことを紹介するパートがあります。そしてみんなで力を合わせて素敵なケーキができあがるというストーリーになっています。
そして、見事、ケーキが完成！ メイちゃん、とってもうれしそうですね。
いかがでしたか？
ワンダフルは、ダッフィー＆フレンズの魅力いっぱいのかわいらしいショーです。シーにお出かけの際は、頑張って予約をして、是非鑑賞してくださいね。