東京ディズニーランド「入場ゲート」の全面完成間近!4月15日以降の運用を予想する

皆さん、こんにちは。

年が明けて令和2年も、早や1か月が経過しました。今年はいよいよ、4月15日に、ランドの新エリアがグランドオープンします。

2017年4月5日に、新エリアの起工式を実施、約3年の年月をかけた大工事がいよいよ完成です。それと並行して、2018年4月からは、入場ゲートの全面建て替え工事にも着手。

以降ランドは、2020年4月の新エリアオープンに向けて、パーク全体に手を加える大規模改修工事期間に突入しました。

これは、パークを営業しながら新エリアを建設、入場ゲートの建て替え工事まで行うという、前代未聞の大規模事業です。

 

そこでこの記事では、間もなく完成する新ゲートや、新エリアの現地の画像を交えながら、新しく生まれ変わる

「新生・東京ディズニーランド」

の今後を標榜したいと思います。

 

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ランドの入場ゲート 今は、こんな感じ

 

2020年1月20日撮影。

ランドの入場ゲートの、左半分の進捗状況。

入場ゲートがある屋根の部分は、ほぼ完成していますね。入場ゲートは、ハッピー15のゲストが利用する専用ゲートを挟んで、左右対称に設計されています。このゲートの左端にも、チケットの自動販売機ブース、有人のチケットブースが設置されると思われます。

 

あと2か月ほどで、ここが2019年5月にオープンした新ゲートの右半分みたいに、きれいなレンガ敷きの新ゲートになるんですねぇ。

今はこんな状態だけど、TDRの工事って、きちんと工期内に完成させるからほんと、すごい! まさにディズニーマジックですね。

 

 

「どんどん でてこい はたらく くるま~」

大型トラックとかショベルカーとか、働く車が好きな当方、TDRを訪れるたびに、こういった工事現場の工事車両を熱心にカメラに収めています。はたから見たら「あの人、何を撮ってるの~? 変なおばさん。」って感じでしょうね。(笑)

 

こういう、ガテン系のお仕事をされる方々の努力があってこそ、「夢と魔法の王国」は、成り立っているんです!

 

一般ゲストの開園前入園は、もはや過去の話

 

2018年4月15日に入場ゲートの右半分の工事が開始して以降、ランド側は旧ゲートの左側半分だけでは多数の来園者をさばけないと判断し、開園時間前に、一般入園のゲストをランドに入園させるという「開園前入園」措置を実施しました。

平日は、開園時間の15分前から、混雑する土日祝は開園時間の30分前から一般入園のゲストの入園を開始し、プラザ(シンデレラ城前の広場)まで進行させることで、ゲート前の混雑緩和に対応しました。

 

この措置の影響をもろに受けたのが、ディズニーホテル宿泊者だけが利用できる特権「ハッピー15入園」利用者です。

ハッピー15では、開園15分前にランドに入園し、一部のアトラクションやショップが利用できるというもの。

それまでは、開園時間までの15分間、ハッピー15入園のゲストは、対象アトラクションを利用したり、キャラグリを楽しむなど、のんびりパークを散策することができました。

ところがこの措置が実施された4月15日以降は、ハッピー15入園のゲストと並行して一般入園のゲストが入園するようになり、状況が一変。

プラザ周辺は、一応、ロープで仕切られているとはいえ、一般入園のゲストがびっしり。開園間際に入園したゲストは、パークを移動している間に開園時間になってしまい、開園前入園した一般ゲストの「開園ダッシュ」に追い抜かれるという事態まで発生していたそうです。

 

こういった、不利を受けたハッピー15利用者からの苦情が殺到したのか、パーク側は2018年5月28日から、「開園前入園」の措置を実質上廃止。以降は「混雑日のみ開園15分前に開園前入園を実施」という方式に変更しました。

当時、ネット上ではこの開園前入園が「ハッピー15の権利がなくても、ランドに早く入れて、アトラクションにたくさん乗れる裏技」として、あちこちで紹介されていました。

そういった情報を信じて、5月28日以降にランドへ行ったゲストは、開園前入園をやっていなくてがっかり。

yahoo知恵袋でも、

「ネットの情報を見て、ランドに行ったのに、開園前に入れてもらえなかった。なぜ? どうして? 」

という質問が、多く寄せられていましたね。

 

そして、2019年5月8日に、完成した右半分の新ゲートの運用が開始。同日から左半分のゲートが閉鎖され、建て替え工事が始まりました。

 

完成した右半分のゲートの運用状況ついては、以下の記事を参考にしてください。

 

東京ディズニーランド新入場ゲート完成! 知らないと損をする「5つの変更点」!!

https://sskumatei.com/670.html

 

新入場ゲートが運用されて以降は、ゲストの通行が以前よりかなりスムーズになったので、開園前入園は入場制限並みの混雑日でも、実施されていないようです。

 

 

現在のエントランスの様子

 

 

新ゲートを通過した先にある広場が、エントランスと呼ばれる場所です。

正面には、大きな花壇が設置され、季節の花で、ミッキーマウスの顔が描かれています。

 

2020年1~3月の間は、期間限定イベント「ベリーベリーミニー」を開催中。それにちなんで、花壇もミニーマウスのお顔にチェンジしています。これはランド37年の歴史の中で初めてのこととか。

ミニーのシンボルである、大きなリボンや長いまつげも、ちゃんと再現されていますね。

 

2019年10月撮影。

こちらが、デフォルトの、ミッキーのお顔の花壇。これは、エントランスの花壇が完成した直後で、まだエントランスのあちこちが工事中で、板塀や養生シートだらけです。

 

現在はまだエントランスの左半分が工事中で狭いので、開園直後のフリーのキャラクターグリーティングは、開園時の混雑が緩和されてから行われています。

お昼頃になると、割と頻繁にキャラが出てきますよ。

 

新装したエントランスには、このメインの花壇の他に、左右に小ぶりな花壇が設置されています。おそらくゲート工事が完成したら、その左右の花壇辺りで、以前のような、整列キャラグリーティングが復活すると思われます。

グリに登場するキャラは、多分デフォルトスタイルの燕尾服のミッキー、赤いドット柄のワンピースのミニーでしょう。

定番のミッキー、ミニーに会える日が、待ち遠しいですね。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

定番の、燕尾服姿のミッキー。

個人的には、旧フェイスのミッキーの方が好きです。

 

4月15日以降、入園方式はどうなる?

 

 

こちらが、2020年4月15日にグランドオープンする、新エリアのイメージイラスト。

手前の白い囲いが、「ベイマックスのハッピーライド」で、FP対応のライド型アトラクションです。所属はトゥモローランド。

 

その奥に広がるのが、「美女と野獣エリア」。所属は、ファンタジーランドですが、元の敷地のグランドサーキットが、トゥモローランド所属だったので、トゥモローランドと、トゥーンタウンの後ろ側に、美女と野獣エリアが、むにょ~っと割り込む形になっています。

このエリアには、

●新エリアのシンボルとなる、野獣のお城

●ファンタジーランド・フォレストアター。座席数1,300人で、シーのブロードウェイシアターと同クラスの、本格的なシアター。

●ライド型アトラクション「美女と野獣・魔法のものがたり」

●美女と野獣関連のレストラン、ショップ

などがオープンする予定です。

もう一つ、ミニーファン待望のキャラグリ施設、「ミニーのスタイルスタジオ」も新設されます。所属はトゥーンタウン。

位置的には、トゥーンタウンの旧ゲートがあった場所の右側、グーフィーのペイントハウスの裏側で、グランドサーキットの敷地の一角をトゥーンタウンに取り込んで建設されています。

美女と野獣エリアは、それだけで1つのエリアに匹敵するコンテンツです。クリッターカントリーがスプラッシュマウンテン1つだけで成り立っているように、これは、「1エリア1テーマ」の独立したエリアともいえるでしょう。

そのため、グランドサーキットの敷地だけでは足りなくて、ランド西側の大型バス駐車場の敷地の一部をパークの敷地に取り込んで、広大な敷地を確保しています。

 

新エリアオープンでランドの敷地面積は、少なくとも以前の1割増しにはなっているはず。つまり、エントランスからの移動時間がかかる。

ここで、スマホでFPが威力を発揮することになります。

というか、このシステム自体、ランドの新エリアや、シーの新アエリア(2020年開業予定)による、パークの敷地の拡大に対応するために開発されたといっても過言ではないでしょう。

 

なお、新エリア全般については、後日、現地で撮影した画像をもとに、別途、記事を作成する予定です。

 

ちょっとだけ、残念なお知らせ・・・

 

2020年のランドは、春、夏の期間限定イベントは、行いません。

つまり、今年は、イースター、七夕、夏の散水ショーは、一切なし。

ハチャメチャな、「うさたま大脱走」、恒例の、人力車パレード「七夕グリーティング」、ドナルドが主役の、夜の城前ショー「ホット・ジャングル・サマー」。どれもこれも、2021年までお預けなんです~~~

 

それは、どうしてかっていうと、

●新エリアの集客数が未知数

●パーク右半分を大改造+新アトラクション導入で、ゲストの行動パターンが、全く読めない

●新エリアのアトラクションの習熟期間の確保

これらが、主な理由でしょう。新エリアオープンはディズニーファンだけでなく、各方面からも注目度絶大です!!

一般ゲスト向けのプレビュー日は、4月11日のようですが、おそらくその前後に「プレス対応日」が設定されると思われます。

2019年7月23日、シーに開業したソアリンの例から、プレス対応日は、4月9、10日、一般向けスニークは、4月12~13日と予想します。

グランドオープン以降は、新エリアにゲストが集中するでしょうから、事故やパニックが怖くて限定イベントが組めないというのが本音でしょう。

 

そこから、現在、実施されている「ハッピー15入園者の、開園時間の30分前から入園」の措置はどうするのかという疑問が出てきます。

美女と野獣のアトラクション、ベイマックスは、どちらもFP対応なので、スマホでFPを使えば、利用は簡単ですが、フォレストシアターや、ミニーのスタイルスタジオは、やはり遠いので、ハッピー15利用でも、現地に到着した時点で、開園時間になってしまうという懸念があります。これでは、ハッピー15のメリットが生かせない気が・・・

この辺は、現時点では公式の発表を待つしかありません。

 

今年は、2020東京オリンピック開催年で、例年以上に海外からのゲストの来園者増加が予想されます。

そこまで見越して、オリエンタルランドは、ランドの新エリア開発、入場ゲートの全面建て替え工事を3年かけて敢行してきました。

いちTDRファンとして、無事に、4月15日のグランドオープンが迎えられるよう、陰ながら応援しています。

 

では、この記事が、皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。

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