ディズニーチケット「ギフト・団体・ファンダフル」って何?珍種のチケットがよくわかる解説

 

皆さん、こんにちは。

7月1日にディズニーパークが再開してから、はや2か月半が過ぎました。パークでは入園者数の制限やコロナ対策がまだまだ続いていますが、閉鎖していた施設が少しずつ再開するなど、徐々に賑わいを取り戻してきています。

 

さて、再開後のパークに入園するには、オンライン限定の日付指定を購入しなければなりません。そのため、休園前に販売済のチケットは、いまだに使用不可。

それらについて、数本の記事をUPしましたが、実は、まだ網羅できていない「珍種のチケット」があることが判明しました。そこで今回は、そういった珍しいチケットをお持ちのゲストのために、情報を集めて記事を作成しました。

「私が持っているチケット、どこを検索しても何のチケットかわからないんだけど・・・」

この記事が、そういう方の手助けになればと思います。

 

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今までに紹介した主なチケット

 

では最初に、一般的な券種のチケットと、その対応についてご紹介しましょう。

 

券種(チケットの裏面に記載) 販売先 払い戻し 入園方法
1ディパスポート

パークのチケットブース

ディズニー・チケットセンター(イクスピアリ1階)

ディズニーストア

オンライン(eチケ)

可。WEB専用サイトから手続きする 交換不要、そのまま入園できる

スポンサーパスポート

スポンサー従業員用パスポート

スポンサー企業 不可 チケットブースで内容を確認の上、再来園パスポートに交換して入園
株主優待券 オリエンタルランドより郵送 不可 交換不要、そのまま入園できる
キャストトレーニングパスポート オリエンタルランドより、キャストに無料配布 不可 入園不可

 

この表からもわかるように、販売済のキャラのイラスト付き名刺サイズのチケット(以下、紙チケと略す)にはいろんな区分があり、その中で、現金で払い戻しができるのは「1ディパスポート」だけです。

 

参考に、こちらは、スポンサーパスポートです。

パークのチケットブースやディズニーストアで購入した紙チケは、スポンサーパスポートと書かれているところが「1ディパスポート」と表記されています。

 

 

珍種その1 ギフトパスポート

 

ディズニーの公式の予約・購入サイトで販売している、プレゼント用のパスポート。券種は1ディのみで、メッセージが印字されるのが大きな特徴です。(チケットは金券なので、表面裏面どちらも書き込みは禁止)

ギフトパスポートは、通常の1ディと同じで、WEB専用サイトから返金可。利用期限も、2022年3月31日まで自動的に延長されています。珍種チケットの中では、安全性が高いチケットと言えるでしょう。

 

 

こちらが、公式に掲載されているギフトパスポートのサンプルの画像です。

ギフトパスポートは、eチケの配送版で、絵柄もeチケオリジナルのデザインになっています。

 

本来、ディズニーのチケットは「不正譲渡、転売」は禁止です。チケットをプレゼントしたい時は、ギフトパスポートだけが唯一認められている券種です。

よく、結婚披露宴のビンゴ大会や町内会の懸賞で「ディズニーペアチケット」なるものが出てますよね。ディズニーには「ペアチケット」という券種はなく、これは、単なる1ディの2枚セットなだけです。

そういった個人主催のイベントの景品のチケットは、ギフトパスポートを使わないといけないんですが、実際は、ディズニーストアでオープンパスポートを買ってきたり、経費節約のために、金券ショップやディズニーのスポンサー企業に勤めている方に頼んで調達するといったケースがとても多い。

今回のコロナ禍で、そういった「怪しいペアチケット」をもらってしまい、まだ使っていないうちにパークが休園⁉ 「このチケットはどうすればいいの~?」と困り果てた善意の第三者が、毎日のようにYahoo知恵袋に救いを求めにこられていますね。

 

 

珍種その2 団体パスポート

 

動物園や美術館などの施設では「団体割引」が使える施設が多いですね。ディズニーにも「団体パスポート」という券種があり、かなりお得な料金になっています。

 

券種 人数規模

大人

18歳以上

(通常価格8,200円)

中人

中学・高校生12~17歳

(通常価格6.900円)

小人

幼児・小学生4~11歳

(通常価格4,900円)

団体パスポート 25名~ 7,600円 6,500円 4,600円
団体パスポート 200名~ 7,100円 6,000円 4,300円
団体パスポート 2,000名~ 6,800円 5,700円 4,000円

 

団体パスポートは、事前に企業がディズニー側に申し込んで購入しますが、当日、ランドのゲストリレーション(パーク外)、シーの団体チケットブースでも購入できます。例えば、学校の1クラス40人でディズニーに行こう!という時でも使えます。中には、現地で知らない人同士が声を掛け合って仲間を25人集めて団体パスポートを購入、というケースもあるとか。

団体パスポートはパークが混んでいると予想される「特異日」は販売なし、という縛りがありますが、少しでもチケット代を節約したい人には、頼りになる券種でした。

 

団体チケットは「日付指定」で、指定日に使用しなかった場合は、利用期限内なら通常の1ディとの差額と手数料200円を支払えば、1ディに変更できました。

しかし、2019年6月4日からチケットの券種変更のルールが厳しくなり、「差額が生じる券種変更は不可」になってしまいました。

ということで、2019年6月4日~2020年2月28日の日付指定の団体パスポートで未使用のものは、すでに紙くずになっています。

パークが臨時休園した2020年2月29日以降から現在までの日付指定の団体パスポートを持っている人、そのチケットはまだ生きています。チケットの扱いは、スポンサー従業員用パスポートに準じます。現金での払い戻しはできないけど、利用期限は2022年3月31日まで延長されています。

スポンサー従業員用パスポートについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

ディズニーチケット スポンサーパスポートは、なぜ払い戻しできないの?

https://sskumatei.com/2688.html

 

 

珍種その3 ファンダフルディズニーメンバー限定パスポート

 

東京ディズニーリゾートには「ファンダフルディズニー」という、唯一のオフィシャルパークファンクラブがあります。

年会費3,300円で、いろんな特典があるのですが、その中で一番魅力的なのが、会員限定価格のチケットの販売です。

 

年齢区分/一般価格 大人/8,200円 中人/6,900円 小人/4,900円
年齢区分/会員価格 大人/7,600円 中人/6,400円 小人/4,500円

 

メンバー価格のチケットは、1年間に4回購入の権利があり、1回につき最大5枚まで購入できます。購入は、eチケ(プリントアウト、配送)、現地のチケットブースどちらでも可。

販売の仕方がちょっと特殊なので、頻繁にパークへ行く人は、まとめ買いしてチケットをストックしているケースが多いようです。なので、今回の長期休園中にチケットの利用期限が来てしまう人も出てきます。

ファンダフルディズニーのチケットは、現金での払い戻しはできませんが、利用期限は2022年3月31日まで自動的に延長されています。パークが通常営業に戻ったら、交換不要でそのまま入園できます。

 

いかがでしたか?

では、この記事が、皆さんのお役に立てば幸いです。

 

 

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