ディズニー「キャンパスデーパスポート」利用期間が過ぎたチケットはどうすればいいの?

皆さん、こんにちは!

3月も後半に入り、春休み本番!という感じになってきましたね。

今の時期は、東京ディズニーランド、ディズニーシーへ卒業旅行に出かける学生さんも多いと思います。

今年は3年振りに「キャンパスデーパスポート」が復活しましたが、これの利用期間は春休みより一足早く、2023年3月17日で終了しました。

ところで、皆さんの中に、卒業旅行用にキャンパスデーパスポートを買ったけど、都合が悪くなって行くことが出来なかった~(( ;∀;))という人はいませんか?

それは大変! 実は「キャンパスデーパスポート」は、「利用期間限定」の特殊な券種で、もうすぐチケットの利用期限が来てしまうんです!

「え~⁉ そんなこと、聞いてないよ~ ディズニーのチケットって、どれも買ってから1年間有効じゃないの~?」

 

という人のために、この記事を作成しました。まだ使えていないキャンパスデーを持っている人必見の内容です。

 

春キャン

(ディズニー公式より)

JKスタイルのミニーちゃんが誘う、春のディズニー。しかもチケットが割引価格だったら、みんな行くよね~!

 

 

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キャンパスデーパスポートはなぜ安い?

 

ディズニーでは、毎年1月~3月の期間限定で、学生さん向けに「キャンパスデーパスポート」という券種を販売しています。

コロナ禍の影響で、2021年、2022年は販売がありませんでしたが、2023年は3年振りに販売が復活、このチケットを利用してディズニーにお出かけした学生さんも多いと思います。

 

ディズニーがこの時期、学生さん向けにお得なチケットを販売する理由は、こちら。

  • 1月、2月は「閑散期」で、来園者が減る傾向がある
  • 閑散期は、パーク内施設の整備・点検の件数が多い。そのため、利用出来る施設が減る➡フル営業の状態のパークではなくなる
  • 3月は卒業旅行シーズンで、学生さんの来園が増える

 

基本は、閑散期の集客UPが目的です。でも、時期的に100%完璧なパークの状態ではないから、お詫びとしてちょこっと料金をお安くしますよ、ということですね。利用期間に混雑する3月が含まれているのは、普通に卒業旅行に来る学生さんへのサービス。なので、本格的な春休みシーズンに入る前の3月中旬で利用期間が終了するのです。

 

 

キャンパスデーは利用期間限定!

 

ディズニーのチケットの利用期間は、「購入日から1年間」です。(日付指定の日から1年間ではない)

チケットのキャンセル(返金)は出来ませんが、日付指定の日に出かけられなくなっても、後日、日付指定を取り直して使用することができます。

利用期間が1年と長いのは、それだけ期間があれば、どこかで都合をつけて来園することはできるでしょう、ということですね。

 

ディズニーのチケットの中には、こういった通常の券種の他に、「利用期間限定」の特殊な券種もあります。

2023年3月現在で販売されている「利用期間限定」の券種はこちら。

 

春キャンチケット

(ディズニー公式 「よくある質問」より抜粋)

 

2023年度に販売されたキャンパスデーパスポートの利用期間は、1月4日~3月17日まででした。(利用期間は年度によって異なる)

キャンパスデーとして利用できるのは3月17日までですが、チケットの利用期間は3月31日まで。こういった「ずれ」が生じているのは、キャンパスデーの購入条件が「学生」であることが関係しています。

 

日本の学校は「年度制」を取っています。年度制とは、1年を4月~翌年3月までとする区切り方で、日本国や地方自治体、会社などは、この「年度制」を基準に動いています。そのため、国や地方自治体から予算をもらって運営している学校も、「4月始まり~3月で学年が終了」という年度制になっています。

その関係で、2月、3月に学校を卒業しても、年度内の3月31日までは在籍していた学校の「在校生」扱いになり、「学生」であることが購入条件のキャンパスデーパスポートも、3月31日まで有効となっているのです。

では、3月18日~31日にキャンパスデーでディズニーに行くとしたら、どうすればいいのでしょうか?

今のディズニーは、基本「オンライン限定の日付指定」でしか入園できません。お手持ちのキャンパスデーは、3月中のどこかの日付指定に書き換えて使用することになります。当然、チケット料金は通常価格になります。(高校生は中人、大学生、専門学校生は大人)

 

ところが!?

3月中旬~下旬のディズニーは、1年で最も混雑する時期で、ほとんどの日で日付指定が完売しているんです。

 

 

こちらは、2023年3月21日現在の、パークのチケットの販売状況です。3月の残りの日は、ほとんどの日でチケットが完売していますね。在庫が△の日も、残っているのは「ウィークデーナイト」や「障碍者用」といった特殊な券種です。

つまり、今から通常の1ディに書き換えることは不可能=手持ちのキャンパスデーは、もう使えない、ということなのです。

ガーーーン!

 

 

キャンパスデーパスポートの落とし穴

 

キャンパスデーパスポートの基本的な情報は、公式のチケット販売サイトに明記されています。

この券種の利用期間が短いこともそこに書かれていますが、大部分の人が結構見落としています。

そのため、「キャンパスデーの日付指定の日に行けなかったけど、利用期間が長いから、また後で使えるよね。」と思い込んでしまっています。

 

キャンパスデーパスポートについては、私のブログのこの記事でも詳しく解説しています。利用期間が短い点についても、注意していますよ。

 

ディズニー「キャンパスデーパスポート」復活!チケットの買い方と注意点まとめ

 

https://sskumatei.com/4442.html

 

 

ということで、未使用のキャンパスデーパスポートを持っている人は、すでに「万事休す」の状態です。このまま利用期限が来てチケットがパァになるのを待つか、オンラインのチケット販売画面と24時間にらめっこして、キャンセルが出る奇跡を信じるかの、どちらかしかしかありません。

なお、コンビニで販売しているキャンパスデーパスポートの場合は、販売元の「JTBHAT販売センター」に連絡して、日付指定を取り消し・返金することができます。返金可能期間は、利用日から1か月以内で、期限が迫るほど手数料が高くなり、返金額が減額されます。

 

「お得なものには理由がある」

ディズニーのキャンパスデーパスポートにも、そういった理由があったということですね。

 

いかがでしたか?

では、この記事が皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。

 

 

 

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