東京ディズニーランド 初心者でも、人気アトラクションにサクサク乗れる方法

皆さん、こんにちは。

もうすぐ夏休みが始まりますね。

2019年のランドは、2018年の35周年イベント明け、2020年春の完成に向けて、ファンタジーランドが大規模工事中ということで、パーク全体のモチベーションが、ちょっと落ちてますね。

それでも、さすがはディズニー、パークには、連日、数万人のゲストが来園して、大いに賑わっています。

 

さて、ランドでのお楽しみは、大きく分けて、アトラクションと、ショー、パレード。

この記事では、人気アトラクションに、出来るだけ待たずに乗れるコツを、お伝えしたいと思います。

例えば、午前中に、お目当てのアトラクションを大体制覇、乗車時間が午後のFPを1,2枚確保できれば、午後は、ショーやパレード、買い物を楽しむなど、滞在時間が有効に使えますよね。

夏休みに、初めてのTDRへの家族旅行を計画しているお父さん、グループ旅行で、パークのプランを任されているリーダーの方。この記事に書かれている回り方を実践したら、きっと、みんなから「すご~い!!」と尊敬されますよ。

 

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これが、ランドで人気のアトラクションだ!

 

東京ディズニーランドには、2019年7月現在で、37個のアトラクションがあります。

そのうち、「ライド系」と呼ばれる、乗り物タイプのアトラクションは、23個。

その中で、FP対応アトラクションは、8個あります。FP対応=絶叫系、人気アトラクションだと思っていいでしょう。

その、FP対応アトラクションを、エントランスから時計回り(右回り)に紹介すると、

●ビッグサンダーマウンテン(略して、ビッグ)

●スプラッシュマウンテン(略して、スプラッシュ)

●ホーンテッドマンション(略して、ホンテ)

●プーさんのハニーハント(略して、ハニハン)

●スペースマウンテン(略して、スペマン)

●バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(略して、バズ)

●スターツアーズ(略して、スタツア)

●モンスターズインク(略して、モンスターズ)

以上、8個。

ただし、この中で、ホーンテッドマンション、スターツアーズは、平日は、終日FPの発券なし、土日祝でも、特に混んでいる日以外は、FPを発券しません。

それと、2018年4月15日にリニューアルオープンした、「イッツ・ア・スモールワールド」は、当初は、FP対応でしたが、2019年5月31日をもって、FP対応から外れました。

ということで、現在、ランドで、

常時FPを出しているアトラクションは、たった6個

しかありません。

 

次に、FPを導入していないアトラクション(以下、FP非対応と称する)で、人気が高いアトラクションは、

●ジャングルクルーズ(略して、ジャングル、または、ジャンクル)

●ピーターパン空の旅(略して、ピタパン)

●イッツ・ア・スモールワールド(略して、スモワ)

など。

 

ということで、常時FPを出しているアトラクション6個+FP非対応で、人気の3個、合計9個のアトラクションを利用できれば、

「たった1日で、人気アトラクションに、こんなに乗れたんだよ!」

と自慢できますね。

 

一応、FP対応のアトラクションも、スタンバイ乗車は可能なので、FPがなくても、1日ランドに滞在できるなら、人気アトラクション9個くらいは、普通に乗れます。

でも、ここで、私が強調したいのは、

いかに短時間で、効率よく乗るか

という点です。

FPで乗っても、スタンバイで乗っても、アトラクションの面白さは同じ。だったら、少しでも短い時間で乗ろうよ、というのが、私が提案する、「FPを駆使した、効率の良い回り方」の肝です。

 

ところで、FP(ファストパス)って、何ですか?

 

ランドのアトラクションを効率よく楽しむには、FPについて、最低限の知識が必要です。

はっきり言って、

「FPを制する者が、ランドを制する」

こういっても、過言ではないでしょう。

FPとは、アトラクションに短時間で乗れる、乗車予約券みたいなもので、当日の入園記録を付けたパスポートを使って、各アトラクションにあるFP発券機から、無料で発券することが出来ます。

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こちら、バズのFP発券機。

バズは、映画「トイストーリーマニア」のキャラなので、FP発券機も、おもちゃおもちゃしていて楽しいですね。

口の部分のスリットに、パスポートのQRコードをかざして、FPを発券します。

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これが、ランドのアトラクションのFPです。

FPの基本を理解して、発券する順番を工夫すれば、こういった「FP3枚同時持ち」も可能です。念のため、これは、1日に、1枚のパスポートで発券したもので、トリックや仕込みは、一切ありません。

ま~、初心者の方に、いきなりこれをやれ! というのは無理な話なので、あくまでも参考ということで。

 

<2019年7月14日追記>

2019年7月10日より、TDRのFPシステムの一部が改変されました。

現行のFPは、7月9日で終了。7月10日からは、従来のFP発券所で、「FPリマインダー」が発券されます。これには、発券したアトラクション、乗車時間が記載されています。近々、TDRへ出かける予定なので、現物の画像は、後日UPします。

なお、FP対応アトラクションでは、FPルートの入り口で、FPリマインダーを発券したパスポートをかざして認証を行ないます。

各所で確認した情報から、FPの基本ルールは、そのままだそうです。

 

FPの基本、実は、とっても簡単

 

ではまず、FP発券の基本中の基本から。

朝、一番最初に発券したFPの乗車時間は、「開園時間の40分後」が、最早。

●2枚目のFPは、1枚目のFPの乗車時間になったら、発券できる。2枚目が発券できる間隔は、最短30分~最長2時間。

●ただし、同じアトラクションのFPは、手持ちのFPの乗車時間にならないと発券できない。

 

次に、FPは、発券する時の、アトラクションのスタンバイ時間の影響を受けます。実は、ここ、とっても重要! 

「ハイ、ここ、テストに出ますからね~」

って感じなので、必ず、覚えてください。

発券する時のスタンバイ時間と、発券するFPの乗車時間の関連性は、以下の通り。多少、時間の前後はあっても、大体、このような配分になります。

●スタンバイ5分→40分後

●スタンバイ30分~60分→60分後

●スタンバイ60~90分→90分後

●スタンバイ100分以上→120分後

 

時々、「ランドのFPは、1枚目を取ったら、2時間たたないと、2枚目が取れないんだよ~」と、したり顔で話す方がおられますが、それって、わざわざ混んでいるアトラクションのFPを発券して、自分から、「2時間縛り」の罠にはまっているだけです。いわば、自業自得。

 

 

これは、9時開園の日の、スプラッシュのFP発券所の掲示板。撮影は、9時10分頃です。

スタンバイも、まだ25分なので、FPの乗車時間も、こんなに早いものが発券できます。

ちなみに、この時間にスプラッシュの発券所前にいるには、最低でも、開園1時間30分待ちが必要です。

私も、この日は2時間近く開園待ちしました。入園して、ビッグのFPを発券してから、スプラッシュ方面へ向かい、掲示板を撮影して、スプラッシュにシングルライダー乗車しました。

 

シングルライダーについては、こちらをご覧ください。

https://faq.tokyodisneyresort.jp/tdr/faq_list.html?page=&category=25

ちなみに、2019年4月から、ビッグも、シングルライダー対応になりました。

スタンバイ60分でも、シングルライダーだと、5分程度で乗車できるので、数を乗りたい時は、是非、活用してください。

 

早起きは、FP3枚の得!

 

では、いよいよ、実践的なパークの回り方をご紹介していきましょう。

回り方のパターンは、絶叫系、お子様系、ミックス系といった形で提案していきますので、皆さんの希望に合ったものを選んで、参考にしてください。

 

その前に、ここで紹介する回り方を実行する場合は、最低1時間の開園待ちをしてください。それさえ守れたら、パークの予定の90%は成功したも同然です。

出来れば、何時開園でも、午前6時30分までにゲート前並びが出来れば、成功率は、さらにUPします。

後は、指定された順番にFPを取って、アトラクションにスタンバイ乗車するだけ。

早起きはちょっと辛いけど、そこで頑張った分、パークに入園してからの行動が、スムーズに進みますよ。

 

筆者お気に入りのパターン

入園したら、ビッグのFPを発券、乗車時間は、50分後くらい

ピーターパン、白雪姫、ホーンテッドマンションを利用

どこかで軽食を取りながら休憩

FPが取れる時間になったら、スペースマウンテンのFPを発券

ビッグにFP乗車

FPが取れる時間になったら、バズのFPを発券

後は、スタンバイ時間の短いものを利用、スプラッシュは、シングルライダーで利用

 

お子様向けの乗り物を制覇するパターン

入園したら、モンスターズにスタンバイ乗車、30分前後予想。朝イチのモンスターズのFP発券所は、ものすごく混みます。FP発券までに20分くらいかかることもあるので、だったら、サクッとスタンバイ乗車しちゃいましょう。

バズのFPを発券、乗車時間は、発券した時間から1時間後予想。

開園30分後に1枚目を発券の形になるので、遅めの入園と同じ条件。でも、モンスターズには、もう乗れてるから、気分的に楽です。

スタンバイ時間の短いものを利用

FPが取れる時間になったら、ハニハンのFPを発券、次のFPは2時間後になる予想。2時間後には、発券終了しているものもあるので、ハニハンのFPは〆に取る感覚ですね。

何かにスタンバイ乗車

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開園20分後くらいの、ハニハンのFP発券所付近の様子。FP発券所は、画像の右奥を、さらに左に曲がったところにあり、最後尾のゲストは、発券まで10分近くかかります。

平日でも、朝からこの混雑振りで、土日だと、列の最後尾が、トゥモローランドブリッジまで伸びることもあります。

 

 

スプラッシュ命!!!の回り方

2時間開園待ち

入園したら、スプラッシュに直行して、FP発券、乗車時間は、60分以下予想

スプラッシュにスタンバイ乗車

FPが取れる時間になったら、何かのFP発券。平日なら、開園1時間30分後は、まだFPが残っているので、スプラッシュのFPも発券可能

後は、乗りたいものを利用

スプラッシュは、実は、シングルライダーが、一番早く乗車できます。ライドショットを買う予定がないなら、1人でサクッと乗ってしまうのが、一番おススメ。スプラッシュは、FPルートの流れが悪く、FP手渡し所から乗り場まで、さらに10分以上待ちます。

 

ファンタジーランドを、短時間で攻略したいな~

入園したら、まずピーターパン利用。これが短時間で乗れるのは、開園15分後まで。

ダンボ、アリスのティーパーティ、ピノキオなどを利用

スモールワールド

この時点で、開園1時間くらい経過。ハニハンのFPを発券。乗車時間は、13時以降予想。

朝イチのハニハンのFP発券所は、やたら混むので、そこに突っ込むのは、時間の無駄!! ファンタジーランドが空いているのは、開園1時間くらいまでなので、まず、そちらを攻略してから、ハニハンFP発券が、賢い周り方。

 

絶叫系+絶対、ハニハン! 欲張りなアナタへ

入園したら、ビッグのFP発券

ハニハンのスタンバイが30分以下なら、スタンバイ乗車、それ以上なら、FP発券に切り替える。

FP発券の時間まで、スタンバイ時間の短いものを利用

FPが取れる時間になったら、スペマンのFPを発券、次のFPは1時間後予想

FPが取れる時間になったら、ハニハンのFPを発券、スタンバイで乗れていたら、他のFPを発券。スプラッシュ希望なら、シングルライダーで。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

ここでご紹介したパターンは、平日、土日を問わず、通用します。

 

ランドで、アトラクションに効率よく乗るコツは、

FPを発券して、スタンバイ乗車

これの繰り返しです。

そのFPを取る間隔が短かければ短いほど、1日で取れるFPの枚数が増えるので、結果、アトラクションに乗れる数も増えるということです。

FPを取る間隔を短くするには、最初に、ビッグ、スペマン、バズのような、連続してライドを運転しているアトラクションのFPを取るのが有効。FP3枚同時持ちも、そのアトラクションごとの特性を利用したものです。

 

3枚目にハニハンを持ってくれば、ハニハンありの3枚同時持ちも可能。

この日は、筆者お気に入りの回り方で、1枚目をスペマンにアレンジ。4枚目に、ビッグのFPが取れたし、シングルライダーでも2回乗車して、もう、おなかいっぱい~って感じでしたね。(笑)

1枚目にハニハンのFPを取ると、どうしても次が2時間後になりがち。ハニハンは、ディズニーホテル宿泊で、ハッピー15を使わないと、乗車時間が1時間以下のFPは取れないです。

 

逆に、モンスターズ、ハニハン、スプラッシュは、

「FPが早くなくなるアトラクションは、朝イチでFPを発券しないと!」

という群集心理の弊害で、FP発券所が混雑し、乗車時間が一気に進んでしまうという、デス・スパイラルから抜け出せない状態が続いています。

 

FP3枚同時持ちまで行かなくても、FPを、常に1、2枚持った状態でパークを回ることは、それほど難しくはありません。

勇気を出して、私が提案する回り方を、一度、実行してみてください。

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