ディズニー卒業旅行!コロナ禍で行く方法まとめ‼最優先はチケット確保!キャンパスデーは販売なし!?

皆さん、こんにちは。

1月8日に政府が「緊急事態宣言」を発出したことを受け、ディズニーでは1月12日からパークを9時開園~19時閉園の時短営業に切り替えました。

時短営業は2月7日までの予定ですが、コロナ感染者が減らなけれは、自粛期間はさらに延長、ディズニーの時短営業も延長される見通しです。

例年、2月に入ると卒業旅行シーズンを迎えますが、今年はコロナ感染の影響で旅行には出にくい雰囲気です。そのため旅行会社も利用客が激減していて、旅行プランを立てても申し込む人がいない「開店休業状態」に陥っています。頼みの綱の「Gotoトラベルキャンペーン」も昨年末から利用が停止したまま。

はっきり言って、緊急事態宣言の期限の2月7日までは、卒業旅行は無理な状態です。

「それでも、卒業旅行でディズニーに行きた~い!」という人のために、この記事を作成しました。コロナ禍真っ最中の状況でどうすれば希望が叶えられるのか、いろいろな方面から可能性を探りたいと思います。

コロナ禍の2021年は、チケットやホテルの予約の仕方など今までとは状況が大きく変わっています。去年ディズニーに卒業旅行に行った先輩の話でさえ、今年のディズニー旅行には何の役にも立たないですよ。

 

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2021年はキャンパスデーパスポートは販売なし!

 

ディズニーでは、毎年1~3月の期間限定で、学生さん向けの割引チケット「キャンパスデーパスポート」を販売していました。「春キャン(春のキャンパスデーパスポート)」の愛称で1ディパスポートが数百円ほど安く買えます。

こちらは2020年1~3月に販売されたキャンパスデーパスポートの価格一覧です。

チケットが買える年齢区分 キャンパスデーパスポート 通常の1ディパスポート
18歳以上(大学、大学院、短大、専門学校生) 6,900円 7,500円
12~17歳(中学生、高校生) 5,900円 6,500円

 

キャンパスデーパスポートは1ディのみで、通常価格より600円安くなっています。しかし2021年はコロナ禍の影響でキャンパスデーパスポートの販売はなし。チケットは定価で買うしかありません。

 

こちらがパーク再開後のチケット料金一覧です。

ディズニーでは、コロナ関係なしで、2020年4月日からチケットの値上げが決定していました。そのため、休園中でもきっちりチケット価格が値上がりしています。1ディは7,500円から8,200円と700円の値上げ。ディズニーでは大学生、専門学校生からは大人料金になるので、普段は「学生料金」の恩恵が受けられません。2020年のキャンパスデー(大学、専門学校生)と比較すると、6,900円から8,200円へ一気に1,300円の値上げということになります。これは結構大きい。

チケットは全て日付指定のみ。日付指定なしの「オープンパスポート」、2日以上連続してパークに入園できる「マルチデーパスポート」はいずれも販売停止しています。

年齢区分 1ディ 10時30分から入園 12時から入園

大人(18歳以上)

8,200円 7,700円 7,300円
中人(12~17歳) 6,900円 6,500円 6,100円

 

2021年の卒業旅行では、チケット代を節安する方法はありません。

 

(ディズニー公式ツイッターより引用)

2020年春キャンのキャンペーンフォト。コロナ禍のディズニーではマスク着用がゲストの義務なので、こういった写真を撮ることはできません。

 

Gotoトラベルも利用停止中

 

政府がコロナ禍で低迷する旅行業界を支援するために2020年7月22日から始めた「Gotoトラベルキャンペーン」制度。

「宿泊代が最大半額になる⁉」のが大きな魅力で、この制度を利用して旅行を再開する人が一気に増えました。しかし、人が動くとコロナ菌も移動するので、日本全国で感染者が増大し「コロナ第2波」が発生。その第2波が収まらないままで12月を迎えてしまい、インフルエンザが流行る冬場も重なって、ついにコロナ第3波という大波が発生してしまいました。

政府は「Gotoトラベルの利用者にコロナ感染者は少ない。」とのんびり構えていましたが、全国の感染者急増に危機感を覚えたのか、ついに「年末年始はGotoトラベル利用停止、旅行、帰省はしないで!」宣言を発令したのです。

 

(出典/東海テレビ)

こちらは、年末年始のGotoトラベル停止のスケジュールが分かりやすくまとめられた表です。

全国一斉停止期間は2020年12月28日~2021年1月11日ですが、年末に感染者が急増していた大阪、名古屋、札幌は12月15日から、東京は12月18日からすでに自粛が始まっています。

 

当初の予定では2021年1月11日でGoto停止は終了するはずでしたが、年が明けてからはさらに感染者数が激増し、ついに1月8日に「緊急事態宣言」が発動。日本全国に「できるだけお出かけしないで!」宣言が出てしまったのです。そのため、Gotoトラベルの停止も2月7日まで延長されることになりました。

この記事を書いている時点でも、コロナ感染者数は収まる気配がなく、緊急事態宣言期間もさらに延長されるのではとみられています。その分、Goto再開も先延ばし。旅行関係者のお話では、2月中旬頃まではGoto再開は無理だろうとのことです。

今年はキャンパスデーパスポートの販売はないし、パーク自体が入園者数を抑えて営業していて、旅行会社は自社が用意する「直接入園予約券」といった形式のディズニーチケットを販売することもできません。

ディズニーが自粛営業を行う1月12日~2月7日の間は、オフィシャルホテルでも「入園確約プラン」の販売は停止、JTBでのチケット販売も停止しています。

Gotoトラベルが再開すればビジネスホテルでも宿泊割引の特典が受けられますが、いつ再開するのかはコロナ次第なので、今は先が全く見えない状態です。

今年の1~3月の卒業旅行シーズンは、お得な卒業旅行プランの販売は期待できないと言えるでしょう。

 

<2021年2月2日追記>

2月2日、政府は緊急事態宣言を3月7日まで延長することを発表しました。Gotoトラベル停止期間も1か月延長です。

ディズニーの時短営業も3月7日まで継続すると思われます。

 

 

ホテルを決める前に、まずチケット確保!

 

今のディズニーは公式が販売する「オンライン限定の日付指定」でないと入園することが出来ません。チケットの販売枚数も制限されているので、ホテルを予約してからチケットを買おうと思ったら、すでに完売!?ということになってしまいます。

ということで、宿泊ありでディズニーへ出かける場合は、まずチケットを確保してからホテルや交通機関を手配するという手順になります。チケットさえ確保できれば、ホテルは京葉線沿線や都内のビジネスホテルにすれば、宿泊料金を抑えることが出来ます。

旅行を希望する日のチケットが確保できない場合は、ディズニーホテルに宿泊する、オフィシャルホテルの「入園確約プラン」といった一種の「裏技」を使ってチケットが購入できますが、どちらも宿泊料金が高いのがネックです。

ただし、ディズニーホテルは2月11日までの新規予約受付は見合わせ中。オフィシャルホテルも2月7日までは「入園確約プラン」の販売を見合わせています。

 

 

こちらは、2月の日付指定の販売状況です。1月20日の時点で2月26日までのチケットが販売されていますが、2月11日以降はほぼ完売状態ですね。おそらく、

●時期的に卒業旅行シーズンが始まっている

●時短営業が終了して営業時間が長くなったパークで思い切り遊びたい!という願望

●Gotoトラベル再開を見越してのチケット確保

こういったファンの気持ちが、チケットの販売状況に反映してるのでしょう。現在販売しているチケットは「eチケット」と呼ばれる券種で、利用期限は購入日から1年間です。指定日に入園できなくても、利用期限までは何回でも無料で指定日が変更できます。ただし、キャンセル(払い戻し)は出来ません。

おそらく、今後はチケットの追加やキャンセルはほとんど出ないと思います。これから卒業ディズニーの計画を立てようと思っていた人は、スタートから完全に出遅れてしまいましたね。

 

 

夜行バスも大幅減便!?

 

地方からのディズニー旅行では、移動手段は新幹線やJR,飛行機が主ですが、お安い個通手段といえば「夜行バス」になりますね。夜行バスなら、寝ている間に長距離が移動できて、目が覚めればそこはディズニー!!といった魔法みたいな気分が味わえます。

でも緊急事態宣言下のディズニーは入園できるゲストの数を大幅に制限しているので、ディズニー行の夜行バスを走らせても、利用者は少ないのが現状。なのでディズニー行の夜行バスの本数がものすごく減っています。

例えば、楽天トラベル➡高速バスでディズニー行の夜行バスを検索してみると、現在大阪➡千葉ディズニーランド行は1日15便前後です。コロナ前は30~40本はありました。本数が減ると各社の価格競争もなくなるので、バス料金はほぼ定価の高止まりになります。

大阪➡東京行は50本前後で、こちらもコロナ前は100本以上ありましたが、ディズニー行ほど極端には減少していません。

夜行バスでディズニーに行く場合は、選択肢が少ないディズニー行より、東京行きを選んで京葉線でディズニーまで移動する方が、時間の融通が利きますよ。

 

夜行バスは密になりやすいと思われがちですが、今の高速バスは換気設備が完備しているし、乗客は寝ていてしゃべらないので飛沫が飛ぶ危険はほとんどないです。夜行バスでは、消灯後のおしゃべりは禁止なのでご注意を。

 

 

夜行バスを運行しているバス会社は、どこも乗務員のマスク着用、健康管理の徹底、車内喚起の徹底など、安全な運行に努めています。

 

夜行バスでの移動は新幹線や飛行機より乗車時間が長いので、体調が悪い時の利用は見合わせましょう。もし風邪をひいて発熱したら、入園前の体温チェックで入園を拒否されますよ。

パークを目の前にして発熱で入園できないなんて、泣くに泣けないですよね。そのためにも、普段からしっかり体調管理して元気にお出かけしましょう。

 

いかがでしたか。

コロナ禍での卒業ディズニーはハードルだらけですが、正しい情報とやる気があればきっと実現できるでしょう。では、この記事が皆さんのお出かけの参考になれば、幸いです。

 

 

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