ディズニー「株主優待券」抽選に応募できるチャンスはあと3回!?最後まで当選しなかったらどうなる?

皆さん、こんにちは。

今年も早や10月ですね。ディズニーがある千葉県の緊急事態宣言は解除されたけど、1か月は経過措置として大規模イベントの自粛は続くので、ディズニーも10時開園~19時閉園の時短営業を継続しています。

さて、皆さんの中にまだ使っていない「株主優待券」を持っている人はいませんか?

パークが再開して以降、休園前の紙チケはすべて、ずっと使用停止状態になっています。株主優待券も「紙チケ」の仲間ですが、この券種だけ利用期限が2022年1月31日なんですよね。つまり、あと4か月したら紙くずになってしまうんです。え~~~⁉

このブログでは、パークが再開して以降、使用できない紙チケ、特に「株主優待券」について、多くの記事を投稿して皆さんに情報を提供してきました。そして今回のこの記事が、株主優待券に関する最後の記事になります。株主優待券を持っている人、そろそろ真剣に対応を検討してくださいね。

 

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株主優待券の絵柄は5種類ある

 

ディズニーの株主優待券は、オリエンタルランドが1年に2回、株主に配布している無料のチケットです。

利用期限は一般的な1ディパスポートと同じく1年間です。株主優待券は6月と12月に配布されるので、半年ずれた状態で2種類の絵柄のものが存在することになります。

しかし、2020年2月29日にコロナ禍でディズニーパークが臨時休園。同年7月に再開したものの、休園前に販売した紙チケや株主優待券はずっと使用停止状態になっています。

なので、2019年、2020年に配布された株主優待券は利用期限が延長されたのですが、その後も株主優待券の配布はずっと継続していて、2021年10月現在、株主優待券の絵柄は5種類もたまっているのです。

 

 

一番古い絵柄は、一番上の「ドナルドのホットジャングルサマー」です。利用期限が一度2021年6月30日に延長されましたが、その後もコロナ禍が長引き、この後配布された3枚の絵柄と同様、利用期限が2022年1月31日まで延長されました。

2枚目は「ベリー・ベリー・ミニー!」、3枚目はランドの新エリアがテーマの絵柄になっています。

 

 

4枚目は「ベイマックス」。2020年4月15日にオープン予定だった新エリアには「ベイマックスのハッピーライド」が作られていることから、ベイマックスがメインの絵柄になったようです。(新エリアのアトラクションは、2020年9月28日に営業を開始している)

 

以上の4枚の株主優待券は、全て利用期限が2022年1月31日までとなっています。2021年6月に開催されたオリエンタルランドの株主総会で配布された資料にも、コロナ禍で使用できない株主優待券についての記述があるのですが、そこには写真付きで「これらの絵柄の株主優待券の再度の利用期限延長はありません。」ときっぱりはっきり書かれています。

 

 

株主優待券

 

そして5枚目の絵柄がこれ。2021年6月に配布されたもので、シー20周年がテーマになっています。利用期限は2022年6月30日。

この絵柄の株主優待券も「抽選による入園」に応募できますが、それより気になるのが、この制度がいつ終了するのかということ。そもそもこの制度は、コロナ禍で使えない紙チケを持ったゲストを救済するのが目的なんですよ。

 

ディズニー「手持ちの紙チケ」で入園可能に⁉「抽選による入園」について詳しく解説!

 

https://sskumatei.com/3013.html

 

株主優待券以外の紙チケの利用期限は2022年3月31日までで、パークが再開して以降、パークのチケットブースは閉鎖されたまま。ディズニーストアでのチケット販売も停止しているし、舞浜駅にあった「ディズニーチケットセンター」は、2021年5月30日で営業を終了しました。つまり、パーク再開後、紙チケは一切販売されていないんです。

2021年12月には、次の株主優待券が配布されるので、2022年4月以降に存在する紙チケは、このミッキーの絵柄と12月に配布されるものの2種類だけになります。コロナ禍が4月以降も長引けば、株主優待券が使えない状態も続きます。

現時点では、「抽選による入園」が2022年4月以降にどうなるかは、ディズニー側はまだ何もコメントしていません。でも4月以降は抽選に応募できるのが株主優待券だけになるので、応募の際には株主番号を入力とかになったら、転売された株主優待券では応募できなくなります。

 

 

大急ぎで「抽選による入園」に応募するべし!

 

ディズニーパークが再開した2020年7月以降は、「オンライン限定の日付指定」でしか入園できなくなりました。

パークが休園した2020年2月29日より前に購入した「紙チケ」(名刺サイズでキャラのイラスト付きのチケット)は、ずっと使用停止のままで、「抽選による入園」に応募して当選しないと使用できません。

「抽選による入園」は、毎月1日~7日に応募、15日に当選の結果が出るというスケジュールで、株主優待券を持っている人が抽選に参加できるチャンスは12月が最後。あとたった3回しかありません。これは結構ショッキングな事実ですよ。

 

残り3か月で「抽選による入園」に応募できるパターンをまとめてみました。

 

応募期間 入園日 注意点
10月1日~7日

1次/12月に入園

2次/11月に入園

自己都合で当選日に入園しなかった場合、次に抽選に参加できるのは、12月の2次だけ。
11月1~7日

1次/2022年1月に入園

2次/12月に入園

自己都合で当選日に入園しなかった場合、もう抽選には参加できない。
12月1~7日

1次/応募不可

2次/2022年1月に入園

2次に落選した場合、チケットを利用する手段はもうない

 

この一覧から、株主優待券で応募するには、かなりケツカッチンな状況だということが分かっていただけると思います。

 

株主優待券の当選確率を上げる方法はある?

 

私が利用している質問サイト「Yahoo知恵袋」のテーマパークカテでも、株主優待券に関する質問がよく出てきます。

皆さん、気にされているのが「株主優待券の当選確率」です。結論から言えば、抽選は当たるか当たらないかのどちらかなので、当選確率は2分の1、50%。これはどんな抽選でも同じです。

「抽選による入園」に、毎回何人が応募して何人が当たっているかについては、公式は一切数字を公表していません。ただ、2021年1月8日に2回目の緊急事態宣言が出て以降、パークはずっと入園者数を1万人レベルに抑えていること、チケットの主力は「オンライン限定の日付指定」であることから、当選者は1日1パーク数百人程度だと推測できます。

コロナで休園する前のディズニーは、1日数万人を入園させていたので、前売りの紙チケを買ていた人も1日1~2万人単位でいたでしょうから、今も未使用の紙チケを持つ人は、数十万人単で残っている可能性があります。そのうちの1万人が応募したとして当たるのが500人だとしたら、かなりの激戦ですよね。

 

「抽選による入園」の抽選は、おそらく公平に行われていると思いますが、株主優待券のみ、「株主からの応募は100%当たる」という情報が各所から集まってきています。

お手持ちの株主優待券で抽選に応募しようと考えている方。ご自身が株主なら、多分確実に当たります。株主優待券の出どころが、親、兄弟、祖父母、親戚だったら、株主本人の名義で応募してください。こちらも多分当たります。

株主優待券の使用は、家族の範囲までは認められています。親戚はグレーゾーンですが、紙チケで入園する時に本人確認はされないので、多分大丈夫でしょう。

 

 

「当選済み株主優待券」は買ってはいけない!

 

株主優待券は、オリエンタルランドの株主に定期的に配布されていますが、株主全員がディズニーパークのファンというわけではないので、使い切れない株主優待券を金券ショップやフリマサイトに出品する方が非常に多いです。一番新しい「シー20周年」の絵柄の株主優待券も、配布開始日の2021年6月7日にはもう転売サイトに登場していました。

転売サイトに出品されている株主優待券の希望落札価格は、8,000円~10,000円くらいが中心です。でも、落札しても「抽選による入園」に応募して当たらないと使えないので、それが原因で最近は落札価格が下がってきています。利用期限が短いことも不人気の一因。株主優待券自体は無料でもらえるものなので、出品者にしたら、1枚5,000円以下で落札されても損はしませんが、今までは高値で売れたのに~、という気はしますよね。

 

そこで最近増えてきたのが「当選済み株主優待券」です。これは、出品者が「抽選による入園」に応募して当選した株主優待券のことを指します。実は、株主自らが抽選に応募した場合、100%当たるという情報が各所で確認されているんです。おそらく出品者は株主本人である可能性が高いです。

当選済なら、落札者はそのチケットを持って指定日にパークに行くだけ。当選確認は公式の専用サイトにチケット番号を入力すれば誰でも確認できるので、落札前に当たっているかどうかを確かめることもできます。

そのため、「当選済み株主優待券」は価値が高い商品として、1枚12,000円前後の高値で出品されています。

 

しかし「当選済みの株主優待券」には危険な落とし穴があるんです。

  • 落札しても、当選済みの株主優待券が送られてくる保証がない
  • オリエンタルランドの「チケットGメン」が株主優待券自体を無効化している

 

1つ目は、ディズニーのチケット詐欺でよくある手口です。転売の紙チケはこういうところが怖い!

2つ目について。オリエンタルランドは、2016年頃から「チケットの不正譲渡、転売」撲滅を強力に進めています。ディズニーの紙チケは、見た目では使用、未使用が判断できないため、無効化されたかどうかも見分けがつきません。そのため、転売チケットで入園しようとしたら、すでにチケットが無効化されていて、ゲートでフラッパーがバーン!!というケースが結構あるとか。こうなると「よもや、よもやだ。」では済まないくらい、精神的ショックが大きいいですよね。

これについては、公式に株主優待券に関する問い合わせをした際に、「転売サイトを監視して、積極的に無効化対策を行っています。」ときっちりした回答をいただきました。

 

コロナ禍でチケットの販売枚数が少なくて買えない状況が続いていますが、自分の身を守るためにも、くれぐれも転売チケットには手を出さないでください。

 

いかがでしたか。残り少ない抽選期間を活用して、手持ちの株主優待券を有効に使ってくださいね。では、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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