ディズニーランド10月12日のパレードが全滅!?原因は「穴キャン」!?よくわかる解説

皆さん、こんにちは!

今日は2022年10月12日(水)です。

朝、起きてディズニーの公式をチェックしていたら、ディズニーランドが大変なことになっていました。それは、

「10月12日のランドは、パレードが全滅!?」

 

え~!!!何それ!? 今のランドはハロウィーン限定のパレードや手下が出演するパレードが大人気で、平日でもゲストがたくさん来園しているのに~

ということで、大急ぎで情報を集めて記事を作成しました。パレード中止の原因はすでに判明していますが、後2,3日はパレードが中止になるかも? 今週ランドに行く予定がある人は注意してくださいね。

 

 

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開園早々、パレードが全滅に!?

 

今日のランドは、8時15分開園です。今日開催予定のパレードが全部中止と発表されたのは、9時40分に更新された公式の「今日のパーク状況」のサイトです。

 

 

こちらがその画面。

「ドリーミング・アップ!」の他に、「スプーキーBOO!」、「ヴィランズロッキンパレード」、「エレクトリカルパレード」も同時刻に中止が発表されています。

その原因は、「パレードルートの陥没事故」。パレードルートのトゥモローランドからトゥーンタウンに向かう橋の先辺りで、パレードルートが縦横5mほどの範囲で陥没してしまったのです。

 

ランド・パレードルート

 

こちらが公式のランドのパレードルート。今回、ルートが陥没した場所は、橋を渡ったすぐ先の、トゥモローランドテラスの出口あたりです。

 

この陥没事故は10月12日付の「Yahoonニュース」でも取り上げられ、関係者への取材からその原因が詳しく解説されています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/24b1eb86d66ef1d45ca70c96e49b7d928ef94b3a

 

要約すると、今回陥没した部分は、配管工事のため、あらかじめ掘削した箇所を鉄板で覆い、その上を舗装しなおしてパレードルートを復元していたとか。(掘削工事がいつ行われたかは不明)

陥没が起きた前日の10月11日は、エレパレまで全部通常バージョンで開催されています。ということで、多分、数日前に行った工事の不備で徐々にルートが痛み、10月12日の開園前にボコン!と陥没したということのようです。この陥没がもしパレード開催中に起こっていたら、とんでもない大事故になっていたことでしょう。

 

ロッキンハロウィーン

 

3年ぶりに開催されたハロウィーンイベントの「隠し玉」、「ヴィランズ・ロッキンハロウィーン」パレード。

もし、このフロートが陥没にはまって転倒したら、屋根に座っているだけのマルフィはルートに投げ出されてしまっていたかも知れません。当然、転落防止ロープでつながれていますが、下手をするとフロートの下敷きになる危険もあるのです。

 

<2022年10月12日 追記>

 

本日、13時以降のネットの情報を確認したところ、事故現場は「陥没」ではなく、逆に地面が5センチほど隆起した状態だということが判明しました。

どちらにしても、重量数t(トン)を超えるフロートが走行するパレードルートは、ミリ単位の凸凹も事故につながりますからね。ディズニーでは、何事も安全が最優先なのです。

 

<2022年10月14日 追記>

ペレードルートの陥没箇所は、その日のうちに平坦に修復され、10月13日のパレードは全て通常通りに開催されました。

この陥没箇所、実は4年前にも配管が破裂してルートが水浸しになるという事故を起こした場所です。陥没箇所にはマンホールがあり、おそらくルートの数十cm下は配管設備室などの大きな空間が設置されていると思われます。もともと地盤が弱い場所なのかも知れませんね。

 

 

 

10月12日に入園したゲストへの対応

 

前の項目でも書いているように、陥没事故は開園前に発見され、すぐに周辺を柵で囲って通行を制限したので、ゲストが穴に落ちるといった2次被害は起こっていません。

 

今年のランドはコロナ禍で中止していたハロウィーンイベントが3年ぶりに開催されています。ハロウィーン限定のパレードも昼夜2回開催されているし、夜のパレードは「ヴィランズの手下」が出演していることで、往年のシーの手下ファンが大勢ランドに通い詰めている状況です。

ショー、パレード目的のゲストは、入園直後からパレードルートで場所取りするので、パレードが全滅では、入園した意味がない。そのため、入園直後にパレード全滅を知り、パーク側と掛け合って入園を取り消しにしてもらった方もおられるようです。この辺、パーク側も柔軟に対応してくれたのは、さすがディズニー!という感じですね。

これについては、公式に記載されていない対応だし、アトラクションは通常営業、ジャンボリミッキー、シアターのショーも通常開催なので、大多数のゲストは、「今日はパレード、やっていないんだ。」程度で済んでいるようです。

 

<2022年10月12日 追記>

本日、12時以降の情報で、ランドに入園後にパレードが全滅を知ったゲストは、インフォメーションに申し出れば、ショーやエントリー受付を行た後でも、入園パークをシーへ変更することが出来るよう、オ社側の配慮があったそうです。

これって、前例がない、かなり異例の扱いですよ。

 

ツイッターでは早速「穴キャン」というワードがトレンド入りしています。このワードを思いついた人、ナイスセンス! 現場の画像を上げている方もたくさんおられるので「穴キャン」で検索してみましょう。

 

<2022年10月14日 追記>

今回、ツイッターでトレンド入りした「穴キャン」というワード。実は2回目の登場なのです。

1回目は2017年7月、シーのドックサイドステージで開催されていた「ハロー、ニューヨーク!」のショー中、アクロバットダンサーがステージの床を踏み抜いてしまいました。ダンサーがすぐに周囲のダンサーにジェスチャーで事故を伝え、すぐにショーは中止に。その後、床の修復が終わるまでの数日間、ショーは「穴キャン」となりなりました。

いずれにしろ、この現場がすぐに修復できるかどうかは、現時点では不明です。明日、明後日はパレード全滅状態が続くかも知れません。

ハロウィーン期間も終盤を迎え、これから入園者数が増える傾向があるのに、この「穴キャン」はランド側にとっても大きな痛手でしょう。

 

では、この記事が皆さんのお出かけのお役に立てば幸いです。

 

 

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