ディズニー「カレッジパスポート」購入方法や注意点まとめ

皆さん、こんにちは！

2月は1年で一番寒い時期ですが、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーは連日、日本全国からやってきたゲストで賑わっています。

ディズニーではコロナ禍が起きた2020年までは、毎年、1～3月に学生さん向けの割引チケット「キャンパスデーパスポート」を販売していました。

コロナ禍が収まった2023年には3年ぶりにキャンパスデーパスポートが復活しましたが、2024年はまた販売無しで学生さん達をがっかりさせました。

そして！　2025年は「カレッジパスポート」という新しいタイプの学生さん向けの割引チケットが販売されることになりました。パチパチパチ～!!

と言うことで、今回は「カレッジパスポート」のことがよく分かる記事を作成しました。これから卒業旅行などでディズニーに行く予定の学生さんに、是非読んでもらいたいです。

「カレッジパスポート」とは？

ディズニーが2025年1～3月に販売する、学生さん向けの割引価格のチケットが「カレッジパスポート」です。

チケット販売対象は「大学生、大学院生、短大生、専門学校生」といった高校を卒業した18歳以上の学生さんになります。それと公式には出ていませんが「予備校生」（専門学校の括り）もカレッジパスポートを買うことが出来ます。浪人中の人も、たまには息抜きが必要ですもんね。

「え～、今回のチケットは高校生は対象じゃないの～？」　

そ～なんですよ。そもそも「カレッジ」とは「単科大学、専門学校」という意味だそうで、チケットのタイトルからも高校生は買えない券種だということが分かりますね。

こちらに「カレッジパスポート」購入について必要なことを一覧表にまとめてみました。

「学生証」「在籍証明書」については、入園時に対象者全員が確認される訳ではない、と方もいますが、こういった「利用期間限定」の割引パスポートについては、パーク側も不正利用対策を行っています。

特に2025年のパークでは、学生証が必要な「ディズニー卒業しない証書」というキャンペーンを行っている関係から、しっかり確認されるようです。当日は学生証は必ず持参しましょう。学生証を無くした、学生証を出さない学校の場合は、学校側に依頼して「在籍証明書」を発行してもらってください。

「ディズニー卒業しない証書」については、後日、新たに記事を書く予定です。

こちらはディズニー公式サイトで誰でも発行出来る、デジタル版の「ディズニー卒業しない証書」です。ただ、こちらは学生以外でも発行してもらえるため、これをプリントアウトしてパークで提示しても、サプライズを受けることは出来ません。

現地で配布される証書は同じデザインでベースが水色のシールタイプです。（シールのサイズは縦横6．5㎝くらいの正方形）

高等専門学校に通っているんだけど･･･

「高等専門学校」（略して高専）とは、中学卒業生を対象とした高等教育機関で、実践的な技術者を養成する学校です。教育機関は５年間で、卒業生は大学３年への編入資格が与えられます。

一般的な学校と高専の学年、カレッジパスポートの対象年齢を一覧表にまとめるとこうなります。

高専の学生の４年生、５年生は、大学１年、２年に相当するので、カレッジパスポートを買うことが出来ます。

高専１～３年生も「カレッジパスポート」を買うことが出来ますが、実はカレッジパスポートの価格設定は「中人」と同じなんですよ。なので、中人のチケット、カレッジパスポートのどちらを買っても値段は同じです。それとカレッジパスポートの利用期限は３月１４日までで、何かの都合でその日までにパークに行けなかった場合、チケットはパァ!になってしまいます。（通常のチケットの利用期限は、購入日から１年間）

それと、２０２５年のカレッジパスポートを、従来の「キャンパスデーパスポート」と勘違いして買ってしまう高校生が結構おられるようで、Yahoo!知恵袋でも、「高校生だけど、間違ってカレッジパスポートを買っちゃった～　これを使うことは出来ませんか？（涙）　」と行った質問が時々あります。

これについては、直接ディズニー側に問い合わせたところ、

「高校生がカレッジパスポートを使っても、料金は同じなので、何も問題はありません。」

という回答をいただいています。

ただ、先にも書いたように、カレッジパスポートは利用期限が非常に短いです。ディズニーのチケットは「券種変更」が出来ないので、チケットを買う前にしっかり内容を確認してください。

カレッジパスポートが引き起こしている「怪現象」

前の項目で、「カレッジパスポート」は大学生、専門学校生向けの割引チケットだと言うことが分かっていただけたと思います。

ディズニーで１～３月は、特に学生さんが多く来園する時期です。特に今時のJKさんは、「卒業旅行で制服ディズニー」がトレンドのようですね。そういった「一番ディズニーに行きたい年代」の高校生が、2025年は割引チケットの対象から外されてしまったのですから、これは高校生の方々にしたら大事件ですよね。

カレッジパスポートの使用開始は１月２１日からですが、その頃から、平日のディズニーシーが激混みするようになりました。人気の絶叫系は軒並み３桁の待ち時間で、数字を見るのが怖いくらい。一方、緩い系のアトラクションは２０～４５分くらいの待ち時間に収まっています。

「1月のディズニーは閑散期だと聞いていたのに、何でこんなに混んでるの～？」

Yahoo!知恵袋でも、シーの大混雑に面食らった方からのこういった質問が増えています。

一方、ランドの方もそれなりに混んではいますが、ビッグサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテンが60～80分、美女と野獣も100分行かないなど、至って平穏な感じです。2025年のランドはスペースマウンテンが立て替え中なので、絶叫系大好きの学生さんには物足りないのかな？

下の表は、カレッジパスポートが始まって以降の、平日のシーの待ち時間のまとめたものです。平日でチケット料金がレギュラー価格の日の絶叫系の待ち時間がえげつないことになっていますね。

（補足　数字は分表記。チケット価格は大人料金で表示。）

今時の若者の状況をまとめたら、多分こんな感じです。

• ディズニーに行きたい学生の需要は依然高い。
• カレッジパスポートは高校生は除外なので、節約のためにチケット代が安い日に行く高校生が多い
• クレジットカードを持てない高校生はDPAを買えないので、スタンバイに並ぶしかない。
• 大学生も、出来れば課金（DPA購入）はしたくない
• 女子はDPAを買うより、カチューシャを買う方を選ぶ

チケット代が9900円、10900円の土日祝は繁忙日のはずなのに、逆に絶叫系の待ち時間が少ないと言うデータが出ています。大人8400円の日のカレッジパスポートは7000円、大人10900円のカレッジパスポートは9000円です。学生さんにこの2000円の差は、やはり大きいと言うことなのでしょう。

2月下旬～3月上旬は卒業旅行が本格化してきます。この時期になるとチケット料金関係なく「卒業ディスニー」したい学生さんがパークに殺到します。一般のゲストは、今のうちに土日祝にパークに行くのが、むしろ混雑回避になるかも知れませんね。

（ディズニー公式より引用）

コロナ禍でお休みしていた「キャンパスデーパスポート」が久々に復活したのは、2年前の2023年です。去年2024年はキャンパスデーパスポートの販売はありませんでした。

キャンパスデーパスポートは、毎年10月頃には販売が発表されていて、2024年は10月になっても発表がありませんでした。

「今年も学割チケットは無しなのかな～」と思っていたところ、2024年11月20日に突然、「カレッジパスポート」販売が発表さたのです。でも割引の対象は大学生と専門学校生。

キャンパスデーパスポートの販売を待ち望んでいた高校生達にしたら、「私たちは割引対象じゃな～い!？」という現実は大ショックだったと思います。

春キャンのミニーちゃんの笑顔が、なんだか恨めしく見えますよね。

ということで、2025年3月にディズニーシーに行く方は、激混み覚悟でお出掛け対策をしっかりして欲しいと思います。

いかがでしたか。

ではこの記事が皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。