ディズニー「ファンキャップ」商品がお店にないのはなぜ? よくわかる解説

皆さん、こんにちは!

毎年、2月、3月の東京ディズニーランド、東京ディズニーシーは、卒業旅行などで学生さんがたくさん来園する時期です。

学生さん達のお目当ては、絶叫系アトラクションと「映え写真」の撮影。皆さん、パーク内のフォトスポットなどで、お友達といろいろ工夫をしながら写真を撮影されていますね。

 

そういったパークでの「映え写真」を盛り上げるアイテムが「ファンキャップ」です。

 

ファンキャップとは、ディズニーのキャラクターなどをデザインしたもこもこ素材の被り物のこと。これを被って写真を撮れば、ディズニー感満載の映え写真が撮れるのです。

私が出入りしている「Yahoo!知恵袋」のテーマパークカテゴリでは、2024年になってから「ファンキャップがお店に並んでいない!? どうして?」等質問が急に増えだしました。質問されているのは、主に卒業旅行でディズニーに出かける予定の学生さん達です。

 

ディズニーで仲間との思いで作りや映え写真撮影を楽しみにしている方たちにしたら、パークでファンキャップが買えないのは一大事件です。

 

そこで、自称「パークの回りスト」ラギが、パークでファンキャップを販売していない原因をいろんな角度から検証した記事をまとめました。

 

 

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ファンキャプは防寒具

ディズニーランド、ディズニーシーでは、いつ出かけても、いろんなグッズがお店の棚を埋め尽くしていますよね。ディズニーではアトラクションやショー、パレードの他に、パーク限定のグッズやお土産類にも、すごく力を入れているんですよ。

パークで販売しているグッズは、大きく分けて3種類あります。

  • お菓子
  • ぬいぐるみ、文具類、置物類
  • 身に着けるグッズ、衣類

ファンキャップは「身に着けるグッズ、衣類」のカテゴリの商品で、いわゆる「アパレル(衣類)」になります。

「身に着けるグッズ(以下、身に着けグッズと略す)」には、カチューシャ、ファンキャップ、手袋、マフラー、ブランケットなどが含まれるのですが、これらは「季節商品」でもあるのです。

ボア素材のファンキャップは、パーク気分を盛り上げるグッズという役割の他に、「防寒具」も兼ねています。防寒具は、大体10月頃に販売開始➡翌年3月までに売り切って販売終了➡次のシーズンには、新しいデザインの商品を製造して販売、というサイクルでお店に商品を出しています。

2023年度も10月頃に新商品がお店に並び始め、パーク内の様々な場所で販売をしていました。

 

ファンキャップ

ディズニーシーの奥地、ロストリバーデルタのワゴンで販売していたファンキャップ。撮影は10月です。こんなメキシコの密林(笑)でも、これだけの種類のファンキャプを販売していました。

コロナ禍前は、こういった季節限定のグッズ類も、売れ残りを気にせず大量生産していたので、春が近い3月でもお店に商品が残っていることが多かったです。

 

その状況が一変したのが、2020年2月に起こった「コロナ騒動」です。

コロナ禍から再開したディズニーは、「オンライン限定の日付指定」でしか入園できなくなりました。チケットを日付指定のみにしたことで、1日の入園者数に上限が出来たため、グッズの製造、販売も、売れ残りが出ないようシビアな個数管理が行われるようになっています。

その影響で、映え写真派が好むファンキャップがシーズン初めからどんどん売れていき、2023年12月頃にはお店の棚からほとんど消えてしまうという状況になってしまいました。

 

ディズニーのカチューシャやファンキャプなどは100%海外の工場で大量生産しています。シーズン前の早い時期から発注して製造、船便で大量輸送するから、お店を埋め尽くす品数と販売価格が維持できているのです。

そういうシステムだから、早々に商品が売り切れても、追加で発注、製造は出来ないんですよ。

ということで、2月、3月の卒業旅行シーズンで学生さんがたくさん来園する一番の「売り込み時」に、人気のファンキャップをお店に並べることができないのです。ディズニー側も「しまった~、販売予測を誤ってチャンスロスした~」と反省していることでしょう。

 

私が回答している「Yahoo知恵袋」のテーマパークカテでも、「ディズニーのファンキャプは、いつ頃再販しますか?」という質問がひっきりなしに投稿されますが、「今年度中は、もう無理」としか答えられない状況です。

 

 

メルカリでファンキャップが1万円!?

 

今の若い人達は、新しい情報はSNSで入手するのが常識です。

ディズニーに出かける予定を立てている学生さん達は、パークでファンキャップが売り切れていることを知り、メルカリやフリマアプリなどで探しているようですが、どこも1万円以上する高値が付いていて簡単には買えない状況になっています。

なぜ、中古のファンキャップが1万円もするのでしょうか? パークでの販売価格は、せいぜい2000~2500円なのに。

 

その原因を探ると、3年前の2021年12月~2022年3月に発生した、「ディズニーでカチューシャがない!?」騒動までさかのぼります。

2021年はコロナ禍真っ最中で、コロナがようやく下火になったのは、2021年10月以降。パーク側もその時期から徐々に入園者数を増やしていましたが、そのせいでパークで販売しているお菓子類やグッズ類が売れすぎて在庫が底をついてしまったのです。

当時はお菓子は1人1種類1個まで、合計5個までと制限付きになったり、店頭からカチューシャやファンキャップが一切なくなってしまったりと、パーク内のショップは散々な状況だったんですよ。

2022年1~3月に、ディズニーに出かける予定の学生さん達にとって、パークでカチューシャやファンキャップが買えないのは重大な問題です。そこで学生さんが思いついたのが「出かける前に、メルカリでファンキャップを買う」という方法だったのです。

当時はコロナ禍でおうち時間が増えたことで、家の中の不用品を整理する「断捨離」が大流行しました。家で眠っているディズニーグッズを整理するためにメルカリなどに出品する人もたくさんいました。そういう人達は儲けるつもりは基本ないので、ファンキャップの出品価格も1個1000~2000円と買いやすい価格だったんですよ。

その中でJK達に大人気だったのが「ヒョウ柄のファンキャップ」です。これ、2013~2016年頃の商品なんですが、令和のJKにも刺さるテイストだったようですね。

ということで、2022年の1~3月のランド、シーは、ヒョウ柄のファンキャップを被ったJKがいたるところに出現。パーク歴が長いDヲタさんの間では、「パークにヒョウ柄JKがたくさんいて、数年前にタイムスリップしたのかとびっくりした」と話題になっていました。

この「ヒョウ柄ファンキャップ」については、別途、詳しい記事を作成する予定です。

 

ファンキャップ
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これが「ヒョウ柄のファンキャップ」です。2015年の商品で、ヒョウ柄の一部がミッキーやハートになっているのがおしゃれですね。

 

ディズニーに行く前に、メルカリで好みのファンキャップを買うというトレンドは2023年1~3月も継続。そして2024年はファンキャップが1個1万円に!? つまり、多くの人が手持ちのファンキャップを処分したので、もう出品するファンキャップがない、ということなのです。

数が少ないのに欲しい人がたくさんいたら、落札価格は上がる。これはオークションの基本です。メルカリで買ったファンキャップを被ってパークを楽しんだ後に、今度は自分で出品している人もいるでしょう。

早い時期にファンキャップを出品した人の中には、「しまった~、今、出品すれば1万円で売れたのに~」と残念がっている人もいそうですね。

パークで映え写真を撮るためなら、1万円でも買う!という人もいるでしょうけど、いろんな人がかぶったかもしれないファンキャップって、ちょっと衛生面が気になりますよね。

 

いかがでしたか?

 では、この記事が皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。

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