皆さん、こんにちは!
2020年4月15日にグランドオープン予定だった、東京ディズニーランドの新エリア。
ディズニーは、長引く新型肺炎の影響で、パークはいまだ休園中。日本政府が発表した非常事態宣言も、5月31日まで延長が決定したので、パークの5月中の開園もほぼ絶望的です。
一方で、パークにゲストがいないと、あちこちの工事が順調に進むので、より完成度の高い仕上がりが期待できますね。
新エリアには、
●美女と野獣のお城/ファンタジーランド
●フォレストシアター/ファンタジーランド
●ベイマックスのハッピーライド/トゥモローランド
●ミニーのスタイルスタジオ/トゥーンタウン
これらの新アトラクションがオープンする予定です。
今回は、トゥモローランド所属になる「ベイマックスのハッピーライド」の特集記事です。
ハッピーライドって、どんなアトラクション? 乗るのに、どれくらい並ぶんだろう?
シーのトイストーリーマニア!やソアリンなど、新アトラクションのオープン直後は、多くのゲストが集中してとんでもない混雑が巻き起こります。
何の情報もなしでアトラクションの大行列に突っ込むのは、時間がもったいないだけ。この記事を読めば、多分、他のゲストより有利に立ち回ることができるでしょう。
ランドに掲示されていた、新エリアのイメージイラストボード。
左下に見える白い枠に囲まれたエリアが、ベイマックスのハッピーライドです。後方の建物は、右側から、フォレストシアター、美女と野獣の城、ヴィルヌーブ村。
早くオープンしないかな~
ハッピーライドって、どんなアトラクション?
まず、このアトラクションのベースは、2014年12月に公開された「ピクサー/ディズニー映画「ベイマックス」です。主人公は、13歳の天才少年ヒロ。そして、その兄が遺したケアロボット「ベイマックス」との交流を軸に、ストーリーが展開していきます。
見た目はマシュマロみたいな癒し系なのに、執事のような口調と、ややおせっかいな性格のベイマックスは、ティーンエイジャーのヒロにとっては、ちょっとうっとおしい存在です。でも、彼と一緒にいろんな事件を乗り越えていくうちに、2人の間に強い絆が結ばれていきます。
ベイマックスは、そのユニークなキャラが人気となり、20018年のランド35周年限定パレード「ドリーミングアップ!」には、ベイマックスがテーマのフロートが登場して注目を浴びました。
そして遂に、東京ディズニーランドのトゥモローランドに、ベイマックスのアトラクションが登場することになったのです。
パーク休園直前の2020年2月24日撮影。
これが、「ベイマックスのハッピーライド」(以下、ハッピーライドと略す)。
アトラクション自体は、1月中には全部完成していて、BGMを流しながら試運転を繰り返していました。でもその頃は、周囲が植栽やシートで囲われていて、中の様子は見えませんでした。
この日は、運よくそういった囲いが全部取れていて、アトラクション内部を見ることが出来たのです。
ハッピーライドは、平たく言うと「ベイマックスが引っ張るコーヒーカップ」といった感じ。アメリカ本国の「メーターのジャンクヤード・ジャンボリー」、上海ディズニーランドの「ウッディのラウンドアップ」と同じ系統のアトラクションです。
海外の動画では、引っ張られる2人乗りのライドが、かなり激しく左右に揺さぶられるので、乗り物酔いをしやすい人は注意した方がいいかも。
ハッピーライドは、1ライド2人乗り、1乗車1分半ほど。1レーンにライドが11台。コースは同じレイアウトのものが2レーンあります。
アトラクションとしては小規模なんですが、なぜか、FP(ファストパス)対応なんですよね。ベイマックスは人気者なのに、このアトラクションが1回の乗車でさばける人数は2レーン合わせても最大44人人なので、今から、ものすごく混雑しそうな匂いがプンプンします。
ハッピーライドのFPは、いつ発券するのがおすすめ?
現在、TDRのホームページでは、5月17日(日)までの休園が公表されています。
パークが再開しても、新エリアのオープンは、もうしばらく先になりそう。例えば、6月からパークが再開するとして、新エリアのオープンは7月中旬頃になると予想します。
ハッピーライドはFP対応アトラクションで、開園直後から、スマホや現地のFP発券所でFPが発券できます。
ただし、パーク内にはすでに「ハッピー15」利用のゲストが先行しているので、一般入園だと、朝イチから利用できるFPを取ることはできません。
同時にオープンする予定の「美女と野獣 魔法のものがたり」もFP対応、グリーティング施設の「ミニーのスタイルスタジオ」も、オープンしてしばらくはFP対応になる予定です。休園前のアナウンスでは、9月末までFP対応となっていたので、オープンが遅れた分、終了もずれ込むでしょう。
ということで、新エリアがオープンしてしばらくは、ゲストは、どのFPを最優先で取るべきか、ものすごく悩むと思います。
私の予想では、ハッピー15のゲストは、
●入園したら「美女と野獣」のFPをスマホで発券➡ハッピーライドにスタンバイ乗車
このパターンが一番多いと予想します。
もし、一般入園のゲストが同じパターンで動くとすると、開園直後のハッピーライドのスタンバイがものすごく混みそう。先にも書いたように、ハピーライドは乗れる人数が少ないので、スタンバイのゲストの進みが遅いです。多分、開園直後は、一気にスタンバイ100分まで行くと思います。
このように、パークの回り方は、他に乗りたいアトラクションとの組み合わせや人気度によって、パターンを組み替えないと、結局、どこへ行っても並んでばかりというドツボにはまってしまいます。
一般入園で、とりあえずハッピーライドには乗りたいな、という人は、30分くらい開園待ちして入園し、スマホでFPを取れば、2時間以内に利用できるFPが取れるはずです。次のFPが取れる時間までは、新アリア以外のアトラクションを利用。多分、皆さん、新エリアに集中すると思うので、既存のアトラクションは手薄になりますよ。
ハッピーライドと美女と野獣両方を体験したい場合は、
●開年1時間待ち➡入園したら、ハッピーライドのFPを発券➡新エリア以外のアトラクションを利用➡美女と野獣は、シングルライダーで乗車
このパターンがおすすめです。開園直でハッピーライドのFPを取る人は少ないと思うので、2枚目のFPが取れるのは、50分後ではと予想。
普通、開園1時間後なら、3大マウンテンやハニハンのFPは余裕で取れるのですが、美女と野獣のFPは、ソアリン並みに早くなくなりそうな気配なので、2枚目に発券は厳しいと思います。この辺は、スマホでFPの制度の落とし穴的欠点と言えるでしょう。
美女と野獣にスタンバイ乗車するとしたら、150~200分覚悟になりそうです。
ハッピーライドのイメージイラスト。実際のコースは、もっと細長い楕円状になってます。
2019年7月23日から、スマホでFPのシステムが稼働して以降、大半のゲストがスマホでFPを発券するようになりました。
そのため、開園から短時間でFPが終了するアトラクションや、逆にFPの発券終了が伸びるアトラクションなど、FP発券のパターンが今までとは大幅に変化してきています。
今回、FP対応アトラクションが2つ増えたことで、ゲストの嗜好やFPの発券状況がさらに変わってくるでしょう。
では、パークに平和な日常が戻って、ハッピーライドが1日も早く開業しますように。