ディズニーホテルで買えるチケットは日付変更不可!?買う時の注意点まとめ

皆さん、こんにちは。

2021年もコロナ禍が続いていますね。今のディズニーは緊急事態宣言の影響で入園者数を減らして営業していて、2月7日までのチケットはすでに完売しています。2月8日からは9時開園~21時閉園に戻る予定ですが、こちらも販売された2月26日までのチケットは全て完売状態です。

この時期、友達と卒業ディズニーしたいのに、チケットが完売で行けない~(ノД`)・゜・。という方も多いことでしょう。

そういう時は、思い切ってディズニーホテルに泊まりましょう。ディズニーホテルに宿泊すると宿泊翌日にチケットが買えるという特典が使えるのです! ただしこのチケットには、一つだけ大きなリスクが…

そこで今回は「ディズニーホテル宿泊特典のチケット」について、とことん深掘りした記事を作成しました。これから卒業ディズニーをしたいそこのあなた、この記事を読んで夢を叶えましょう!

 

 

広告

ディズニーホテルに泊まるとパークチケットが買える⁉

 

はい、そうです。正確には「ディズニーホテルに宿泊すると、宿泊翌日のパークチケットを買う権利が保障されている」です。チケットは1泊につき、1人1枚だけ。ランドかシーどちらかの1ディが買えます。

ディズニーホテルとは、ディズニーを運営しているオリエンタルランドの関連会社「ミリアルリゾートホテルズ」が経営するホテルを指します。

こちらがディズニーホテル4館の概要。デラックス3館は舞浜地区にあり、パークに近くて便利。セレブレーションホテルは、元は「パーム&ファウンテンホテル」という名称のディズニー直営のパートナーホテルでした。パークからちょっと遠い新浦安地区にあるので、その分宿泊料金が安く設定されています。いわば、「ディズニー版ビジネスホテル」という立ち位置ですね。

この4館に宿泊すると、翌日のチケットが必ず入手できます。

 

ホテル名 ホテルタイプ 立地 特徴
アンバサダーホテル デラックス 舞浜駅から徒歩5分、イクスピアリに隣接 1940年代アールデコ様式をモデルにしたモダンなホテル
ホテル・ミラコスタ デラックス ディズニーシーに隣接 イタリアの港町をモデルにしたリゾートホテル
ディズニーランドホテル デラックス ディズニーランド正面、徒歩3分 ヴィクトリア朝様式をモデルにしたファンタジーな世界観のホテル
セレブレーションホテル バリュー 新浦安、舞浜からシャトルバスで20分 近代的なシティホテル。随所にディズニーのデコレーションがある。

 

ディズニーホテルの予約は、公式の予約・購入サイト、旅行会社のディズニーホテル宿泊プランを申し込むという2つのルートがあります。それぞれの予約のメリット、デメリットはこちら。

 

ホテルの予約ルート メリット デメリット
ディズニー公式予約・購入サイト

〇ディズニーホテル、パーク内レストランのPSで「宿泊者特典枠」が使える

〇宿泊のみの予約では、Gotoトラベルは使えない。(バケーションパッケージは使用可)

〇旅行代金の支払いに旅行券は使えない

旅行会社経由

〇Gotoトラベルが利用できる

〇旅行代金の支払いに各種旅行券が使える

〇ディズニーホテル、パーク内レストランのPSで「宿泊者車特典枠」が使えない

 

注)「Gotoトラベル」とは、政府がコロナ禍で低迷する観光業界を支援するために行っているキャンペーン事業で、宿泊料金の35%の補助、地域クーポンの配布という形で旅行代金の割引サービスが受けられます。緊急事態宣言の有効期間中は利用を停止していますが、宣言が解除されれば再開する予定です。

どちらのルートから予約するかは、皆さんのご都合次第。旅行会社経由でもチケットを買う権利は付いているので、安心してください。

ちなみにホテルで買えるチケットは、名刺サイズの紙製でキャラのイラスト付きの通称「紙チケ」です。パーク再開後はオンライン限定のeチケットしか販売していないので、記念にチケットを持ち帰りたい人には貴重な品になります。

 

休園前に購入できた、レギュラーデザインの紙チケ。イラストは6種類あります。絵柄は自分では選べません。公式の予約・購入サイトでチケットの「配送タイプ」を選ぶと、予約サイトオリジナルのイラストのチケットが買えますがパーク再開後はずっと扱いなしで、再開の時期も不明です。

 

ホテルで買うチケットのリスクとは?

 

それは、「日付変更が一切できない特殊な券種」という点です。

前の項目で「ディズニーホテルに泊まると、翌日のチケットを買う権利が保障される」と解説しましたよね。この権利は、オンラインでパークチケットが完売していてもチケットが買えるという、いわば、奥の手、必殺技みたいなものです。

このサービスの本質は、

「ディズニーホテルに泊まるゲストは、パークに入園するのが目的だから、必ず入園できるチケットをご用意します。

ただし、宿泊特典のチケットなので、利用期限は宿泊翌日の1日だけですよ。」

ということ。

 

「な~んだ、それだけ? 泊まった次の日に入園するのはもう決まりだから、朝からがっつり遊べるように、前の日にチケットを買っておこうっと。」

 

ちょっと待った~! 実はそれがとっても危ないんです。体力に100%自信がある学生さんでも、寒い時期はちょっと無理をして体調を崩すということありますよね。憧れのディズニーに来たことでテンションが上がりすぎ、夜中に熱を出して翌日は体調ボロボロで入園できそうにない。楽しみにしていた絶叫系にも乗れない…これは悲しい。

オンラインで購入したチケットなら、利用期限は購入日から1年間あるので、万一体調不良で入園できなくても日付変更をし直せば、日を改めて使うことが出来ます。

しかしホテルの宿泊者限定のチケットの有効期限は指定日のたった1日だけ。その日に使わなければ「紙クズ」になってしまうのです。これが私が指摘する「大きなリスク」です。体調悪くてパークで遊べそうにない、チケット代は返ってこない~ 踏んだり蹴ったりとはこのことですよね。

 

ホテルで購入できるチケットは、1枚ごとに宿泊者の身分証明書が必要で、有効期限が1日しかないことも事前にキャストが説明書を使って念を押して説明しますが、そこを理解しないゲストが意外と多いとか。

実際、家族連れがディズニーホテルを予約して、その日のうちに翌日の日付指定を購入。ところが子供が熱を出して翌日の入園を断念。チケットは使わないまま帰宅したので、ホテルにチケットの払い戻しについて問い合わせたところ、一切受け付けてもらえなかった、という例がありました。夫婦、子供2人の4人家族だと、チケット代だけでも3万円以上になるので、これは痛いですよね。

それ以外でも、旅行中、家に残っている家族や親戚が病気になった、祖父母が亡くなったなどで、急遽、旅行を中断して帰宅というのは、割と起こることです。

ディズニー側も「ホテルで販売するチケットは特殊な券種なので、購入は入園する当日がおすすめです。」とコメントしています。

 

今のパークは入園者数を休園前の半分ほどに抑えて営業しています。早朝からゲート前に並んでFPを取って、ということをしなくても、それなりにアトラクションは利用できます。ディズニーホテルで買えるチケットは1ディで、それだけでも10時から入園、12時から入園よりは有利です。前日に購入する場合は、よく考えてからにしましょう。

 

では、この記事が皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。

 

 

広告