ディズニー株主優待券「スイスイサマー」の絵柄はもう使えない!?

皆さん、こんにちは!

今年ももう6月ですね。ディズニーで6月といえば、「株主優待券」!

東京ディズニーリゾートを経営しているオリエンタルランドは、株主に対して1年に2回「株主優待券」を配布しています。それが6月と12月なんですね。

ディズニーは今でも入園者数の規制をして営業をしていて、株主優待券はそのままでは入園できません。公式の「事前入園日指定」のサイトから入園日を予約しないといけないんですよ。

その予約制度が、2023年6月1日から「入園予約」という制度にリニューアルされます。

事前に入園日を予約する方式は同じですが、新制度への切り替えにより、一部の株主優待券で不利が発生しているんです!

今回はこのことを皆さんにお知らせしたくて記事を作成しました。

 

あなたが持っている株主優待券、すでに紙くずになっているかも知れませんよ。

 

 

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事前日付指定入園から入園予約へ

 

まず、今のディズニーは、基本「オンライン限定の日付指定(eチケット)」でしか入園できません。

休園前のような、日付指定がない「オープンパスポート」はずっと販売されていないのです。現在、日付指定がないチケットは「株主優待券」と、ディズニーのスポンサーが懸賞等で配布する「スポンサーパスポート」の2種類だけ。

この2つのチケットは日付指定がない紙製のチケット(以下、紙チケ)なので、使用する時には事前に入園日を決めなくてはなりません。それが公式の「事前日付指定入園」です。

 

この制度については、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

ディズニー「事前日付指定入園」よくわかる解説!株主優待券・スポンサーパスポートを持っている人は必見!

 

https://sskumatei.com/4633.html

 

この制度では、入園したい日の前の月の1日~20日の間に、専用サイトにアクセスして入園日を登録します。作業はたったそれだけ。以前の「抽選による入園」制度とは違い、希望日に必ず入園できます。

この制度が、2023年6月1日から「入園予約」という新しい制度に切り替わるのですが、新制度で入園日を指定できるのが2023年7月1日入園分からなんですよ。この制度を利用するためには、利用期限が少なくとも7月1日以降の紙チケじゃないとダメなんです。

そこで大きな問題が発生!

 

「利用期限が2023年6月30日までの株主優待券は、どうすればいいの?」

 

 

株主優待券

 

これが2022年6月に配布された株主優待券。利用期限は2023年6月30日。

「スイスイサマー」は2022年の夏のランドで企画された、夏を楽しむグッズなどの総称です。

 

結論から言えば、この株主優待券は、すでに紙くず! 利用期限が1か月残っていても、もう使うことはできません。

 

5月1日~20日の間に「事前入園日指定」のサイトから6月入園を予約している場合は利用できますが、この制度自体、株主でさえ内容を理解していない人が結構いるんですよね。

 

「事前入園日指定」から「入園予約」に制度が切り替わることは、2023年5月17日に公式に情報がUPされました。

元々、スイスイサマーの株主優待券で6月に入園する予定だった人は、すでにサイトから入園日を予約していたからセーフ!

公式をこまめにチェックしていて、制度の変更内容をきちんと理解できた人で、6月にディズニーへ行く予定が立てられる人も、公式の発表から申込期限の5月20日まで3日の猶予があったので、日付指定の手続きをしていればぎりぎりセーフ!でした。

 

「入園予約」については、後日、私のブログでも詳しい記事をUPする予定です。

 

 

スイスイサマー、お前はもう死んでいる…

 

ディズニーの株主優待券は、基本は株主だけが使う権利を持っています。でも実際は、株主本人の他、家族や親戚、友人知人などでも入園は可能です。

株主優待券は1年に2回も送られてくるし、テーマパークに興味がない株主も結構いて、持て余した株主優待券を転売する人が後を絶ちません。現在、金券ショップやフリマサイトで転売されている紙チケは、ほぼ「株主優待券」です。

また、手持ちの株主優待券の利用期限が近くなってくると、身内や知り合いに気軽にあげてしまう人が結構多いんですよね。しかもそういう人に限って、「事前入園日指定」や「入園予約」の制度を知らないのです。今のディズニーの株主優待券は、そのままでは使用できないのに。

ご本人は、チケットが無駄にならなくてよかった、あげた人もタダでディズニーに行けるしね、なんていいことをした気分でしょう。

いえいえ、とんでもない! 

「事前入園日指定」の手続きをしていない「スイスイサマー」の株主優待券では、ディズニーランドやシーへ行っても入園はさせてもらえません。もう使えないチケットを人に押し付けるなんて、迷惑でしかありません。

そしてそういうケースでチケットをもらう側も、コロナ禍以降の株主優待券の事情に詳しくない人が大半なのです。

「わ~い、ただでディズニーに行けるんだ、早速お出かけの準備をしよう!」とウキウキ気分でディズニーに出かけたのに、ゲート前で入園拒否! なんで~?( ;∀;)

今のディズニーは、事前に入園日を指定していない株主優待券では入園出来ないルールなんだから当然です。

「そんな~、遠くからホテルの予約もして来ているんです! 何とか入園させてもらえませんか?」なんて泣きついても、ディズニー側は受け入れてはくれませんよ。

 

ということで、もし、親類や知り合いから「6月に期限がくるディズニーの株主優待券があるんだけど、私は都合がつかないから、もらってくれる?」と言われても、もらわないようにしましょう。

 

参考に、2023年5月現在で「入園予約」が出来る株主優待券は、こちらの絵柄のもの1種類だけです。

 

株主優待券2023

 

2023年1月に配布された株主優待券。絵柄はランドで開催されたイベント「ミニーべスティーズ バッシュ!」です。

6月上旬に次の株主優待券が配布される予定で、絵柄はランド40周年になると思われます。

<2023年6月16日追記>

2023年6月に、新しい株主優待券が配布されました。絵柄は予想通り、ランド40周年のミッキー。12月配布分はランド40周年ミニーになると思われます。

 

いかがでしたか。では、この記事が皆さんのお出かけのお役に立てれば幸いです。

 

 

株主優待券

制度の変更で、利用期間が11か月になってしまった「スイスイサマー」の絵柄の株主優待券

 

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