皆さん、こんにちは。
東京ディズニーシーでは、2020年1月10日~3月19日の期間限定で、冬イベント「ピクサープレイタイム」を開催します。
これは、「トイストーリー」や、「モンスターズインク」などでおなじみの、ピクサーのキャラがメインのイベント。パークのあちこちに、ピクサーキャラがディスプレイされ、ショーやグリーティングが開催されます。
「ピクサープレイタイム」の初年は、2018年。
この情報が発表された当初は、
「シーでピクサーイベント? やるならランドでしょ?」
「シーのイメージに、ピクサーキャラは合わないのでは?」
と言った、否定的な意見が多かったのですが、いざ、イベントが開催されると、日本では初登場のピクサーキャラがショーに登場し、グリーティングでも、レアなキャラに会えることから、小さいお子さんがいる家族連れから大人までが、このイベントの虜になってしまいました。
オリエンタルランドの広報では、早くも、2020年度(2020年4月~20201年3月)のパークスケジュールがUPされています。
それによると、2021年1月~3月は、「ダッフィー&フレンズの新プログラム」が開催されることになっているので、ピクサープレイタイムの開催は、2020年1~3月が最後になります。
そこで、この記事では、「ピクサープレイタイムって、どんなイベントなの?」といった基本情報から、イベントを目いっぱい楽しむためのスケジューリングまでを、様々な角度から追求してみたいと思います。
ピクサープレイタイムって、どんなイベント?
一言でいうなら、
「ピクサーキャラが、いっぱい見られるイベント」です。
現在、TDRで、ピクサーのキャラが登場するアトラクションは、以下の通り。
<ランド>
2004年/バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
2009年/モンスターズインク ライド&ゴーシーク
2020年4月開業予定/ベイマックスのハッピーライド
<シー>
2009年/タートルトーク
2012年/トイストーリーマニア!
2017年/ニモアンドフレンズ・シーライダー
結構、たくさんありますね。
TDRでは、アトラクションに関連したキャラが、フリーグリーティング(略してフリグリ)に登場する、という、一応の基準があります。
例えば、ランドでは、「トイストーリー」のウッディ、ジェシー、グリーンアーミー。「モンスターズインク」の、サリー。アトラクションはありませんが、なぜか、インクレディブル夫妻も、フリーグリに登場します。
シーでは、インクレディブル夫妻のみ登場。
ピクサープレイタイムでは、これらのキャラに加え、普段のパークでは会えないキャラに、シーのあちこちで会うことができます。しかも、人型ではない、「カーズ」の、ライトニング・マックィーンにも会えちゃう! 彼は車ですが、その再現度は、さすが、ディズニー!って感じですよ。
ピクサーファンなら、一度は体験してほしい、楽しさ満載のイベントです。
メインは、「ピクサープレイタイム・パルズ」!
ピクサープレイタイムでは、3つのエンターテイメントが開催されます。
まずは、ピクサープレイタイムのメインショー、ピクサーキャラ満載の、
「ピクサープレイタイム・パルズ」(以下、パルズ)
から、ご紹介しましょう。
このショーのステージは、ミッキー広場の稼働ステージのみ。海上は使用しないので、バージやスチーマー船も出てきません。カテゴリ的には、パークワイドなハーバーショーではなく、中規模の「グリーティングショー」です。
そのため、バケーションパッケージ(以下、バケパ)の鑑賞席も、ハーバーサイドテラス(バケパ席)ではなく、ミッキー広場の一角を、バケパ鑑賞エリアとして区切って使用しています。
内容的にも、特にストーリー性はなく、ピクサーキャラが次々に出てくる、「おかあさんといっしょ」という感じ。ただ、上演時間は、たっぷり30分あるので、ちゃんとしたハーバーショーが好きな方には、ちょっと退屈かも知れません。(筆者は、その部類)
ショーは、1日3回公演で、1回目は抽選なし、2回目、3回目は、抽選ありとなっています。
ピクサーに強い思い入れがない場合は、とりあえず、ショーの抽選をして、当たれば鑑賞、外れたら、他を楽しむ、といった方が、パークの時間を有意義に使えます。
ショーを正面からしっかり見たい人は、早めにゲート前並びして、入園したら、すぐにミッキー広場で場所取りして、1回目を鑑賞。ハッピー15入園で場所取りをする方も多いので、一般入園だと、最前列確保は、かなり厳しいです。
ショーの鑑賞エリアは画像のような配置になっているので、周囲からの立ち見でも、それなりに楽しむことはできます。
パークの予定的に、ショーの場所取りに時間が取れない、という方は、花道で、キャラのお出迎えをするという楽しみ方もあります。
ランドのパレードにしか登場しないバズが、目の前を歩いてる~!!
これは、ピクサーファンでなくても、かなりうれしいです。
意外に楽しい、レミーのミニショー
ハーバーで開催される、もう一つのショーが、
「レミーの 誰でも名シェフ」。
ザンビーニレストラン前の稼働ステージ(以下、ザンビ前)で上演される、小規模のコントショーです。
「レミーの おいしいレストラン」の主人公、ネズミのレミーは、このショーが、パーク初お目見えです。
ステージに登場したレミー。
「見かけはネズミ、味覚は人間。人呼んで、名シェフ・レミー!!」
大きさも、子供サイズではなく、大人のダンサー並みなので、インパクト絶大です。(笑)
登場人物は、レミーのほか、ちょっとオネェなウェイター、見習いシェフ2人、正規シェフ2人。いずれのシェフも、料理以上に、アクロバットが達者で、ドタバタな展開に、笑いが絶えない、楽しいショーです。レミーが、ピザ生地をこねるシーンは、必見!
このショーは、抽選なしで鑑賞できます。ミッキー広場よりも、場所取りがしやすいので、レミーファンや、サクッとショーを見てみたい人におススメ。
ブンブンヘイヘイ、ブンブンヘイヘイ!95!95!!
3つ目のエンターテイメントは、ご存じ、「カーズ」の主人公、レーシングカーの、ライトニング・マックィーンが主役のパレード、
「ライトニング・マックィーン ヴィクトリーラップ(以下、ヴィクトリーラップ)」です。
このパレードの詳細が発表されたのは、2017年冬。人型ではないキャラを、どのようにして3D化するのか、誰もが興味深々で、その発表を待ちわびていました。
そして、パレード初日。その日のシーには、まぎれもない、ライトニング・マックィーンが実在したんです!
画像が、パレードに登場するマックイーン。
この再現度は、かなりすごいと思います。ちなみに、彼がつけている「95」というナンバーは、「カーズ」第1作が公開された、1995年からきているそうです。
ヴィクトリーラップの内容は、一言で言うと、マックィーンが、ダンサーを従えて、アメリカンウォーターフロント(以下、アメフロ)を1周する,「提灯行列(ちょうちんぎょうれつ)」です。うわ~・・なんて、ベタな表現。
筆者お得意の(笑)、手書きのパークの地図です。
これは、トイストーリーマニア!への道順の略図ですが、ヴィクトリーラップのパレードルートの確認に使えるので、掲載しますね。
パレードは、タワー右側の大門から出発→レストラン櫻、スチームボートミッキー前を通過→マクダックスの前をぐるっと回って、ニューヨークデリ方面へ→十字路を右折して、レイルウェイの下を通過→ウォーターフロントパークの右側を通って、ドックサイドダイナーの前でフィナーレ→タワー横の大門にハケる
というルートを通ります。
ヴィクトリーラップは、カーズファンに大人気ですが、なぜか、若い女性にも大人気。その理由は、パレード中に、ダンサーさんがゲストをピックUPして、パレードに参加させるというサプライズがあるからです!
そのため、カーズ風のコーディネイトに身を包み、パレードルートの最前列で、必死にアピールするゲストがたくさん!! ただ、ダンサーさんは、やはり、カーズが大好きな男の子とその家族をメインに選ぶので、パレードに参加できる可能性は、かなり低いです。
大門の向こうで、ラストのポーズを決めるダンサーさん達。パレード終盤のダンスも、かっこいいんですよね~。
ダンスが、チャールストンのステップだったり、男性ダンサーが大柄など、ヴィクトリーラップには、ビッグバンドビート(BBB)のダンサーさんが出張出演していると思われます。クリスマス期間限定の「イッツ・クリスマスタイム」では、トナカイダンサー役で、BBBの男性ダンサーが、数名参加していたそうですよ。
レアなピクサーキャラに会える!!
ピクサープレイタイムでは、イベント期間中、2か所で、キャラグリを実施しています。
一か所目は、アメリカン・ウォーターフロントの一角。普段は、ダッフィーがグリを行っている場です。イベント期間だけは、ピクサーキャラのグリになり、ダッフィーは、クックオフ横に移動してグリを行っています。
会えるキャラは、バズ、サリー、ロッツォ、ヨロコビ、カナシミなど、大体、30分ごとにキャラが入れ替わる形式なので、誰に会えるかは、予測できません。
こちらのグリは、整列券方式です。
<2020年1月18日追記>
今年は、整列グリの方式が、かなり変わっています。1回目は、整列券方式、2回目は、キャラを指定できる整理券方式です。
会えるキャラは、ウッディ、バズ、ロッツォ、サリーの4キャラのみ。
二か所目は、ハーバーサイドテラス裏。いわゆる、「バケパ席」裏にロープを張って、エリアを作り、そのロープの仕切りの内側に、キャラが集まって、ゲストをお出迎えしてくれます。これが、通称「ロープグリ」。
キャラはロープより外には出られないし、ゲストも、ロープ内には入れません。ロープ越しのグリーティングって、なんだか奇妙な構図ですが、中には、機敏に動けないキャラもいるので、こういう方式でも、仕方ないかなと思います。
ここに出てくるキャラは、ウッディー、バズ、ジェシー、ブルズアイ、サリー、マイク、ロッツォ、エドナ、メリダなど、パルズに出てくるキャラの数名が、日替わりランダムで登場します。フリーで、「インサイドヘッド」のヨロコビ、カナシミが出てくることもあるので、皆さん、頑張って早起きしましょう!
<2020年1月18日追記>
今年は、ロープグリの場所が、バケパ席裏から、カフェ・ポルトフィーノのテラス席に移動しています。通称「柵グリ」。
この店のテラス席は、鉄製の柵で区切られており、しかも、柵の前に、低木の植え込みがあるので、キャラとの距離が遠いです。
ロープグリだと、キャラと並んで、スマホで自撮りが可能だったのですが、今年は、それができなくなりました。
整列グリ、柵グリについては、近々に、記事をUPする予定です。
グリの実施時間は、ハッピー15入園~開園時間の20分後まで。シーが10時開演の日は、ロープグリは実施しないので、グリ目当ての方は、開園時間のチェックをお忘れなく‼
<2020年2月9日 追記>
予告していた、キャラグリに特化した記事を、先日UPしました。
「ピクサープレイタイム2020 キャラグリのポイント全部教えます!!」
https://sskumatei.com/1716.html
コンセプトは、ゲームボード!
イベント期間中のシーは、各エリアに、ミニゲームが設置されています。
内容的には、お祭の夜店という感じで、景品がもらえるわけでもないですが、ついつい、近寄って触ってみたくなる仕掛けがいっぱい。童心に帰って、ミニゲーム巡りをしてみるのも、楽しいですよ。
ピクサーのデコレーションが施されたアメリカンウォーターフロント(通称アメフロ)の一角では、メディアの取材、撮影もおこなわれていました。(画像は、2019年のもの)
さすが、ピクサー、メディアからの注目度も大です。
同じくアメフロでは、マリタイムバンドの演奏も行われます。
いつもは、クラシックな白いテールコート姿のバンドメンバーも、イベント期間は、カラフルなピクサー風のコスで登場です。
これだけ見どころの多いイベント、1日で全部見て回るのは、なかなか大変ですね。
そこで、私が、2019年に実践した回り方を、ご紹介しましょう。ぜひ、皆さんのお出かけの参考にしてください。
朝は、最低1時間の開園待ち
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入園したら、ザンビーニ方面に向かいつつ、ロープグリを楽しむ
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レミーの誰でも名シェフ、1回目を場所取りして鑑賞
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パルズ2回目を抽選。当たれば鑑賞、外れたら、キャラの出待ち
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ミニゲームや買い物
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ヴィクトリーラップ3回目を鑑賞
アトラクションは、ショーの合間に使えるFPを取って対応
こんな感じで、1日でショーを全部楽しむことができました。
2019年は、「レミーの誰でも名シェフ」の1回目が9時台だったので、場所取りが短時間で済みました。2020年は、1回目が11時台に変更されたので、待ち時間が長くなってしまいました。
今年は、ショーメインだったら、入園したら、パルズ1回目の場所取り→レミーの1回目→ヴィクトリーラップ、この順番かな。
いかがでしたか?
とりあえず、ピクサープレイタイムが、どんなイベントなのかは、一通り知っていただけたかと思います。
では、今年で最後の、ピクサープレイタイム、心行くまで、楽しんできてください。