皆さん、こんにちは!
東京ディズニーランドでは、パークの顔のミッキーマウス、ミニーマウスをはじめ、たくさんのディズニーキャラクターに会うことができます。
例えば、ランドでは、
●ミッキー➡「ミッキーの家と ミートミッキー」
●ミニー➡「ミニーのスタイルスタジオ」(新エリアのオープン延期のため、まだ開業していない)
●ドナルドダック➡ウッドチャック・グリーティングトレイル
●デイジー➡ウッドチャック・グリーティングトレイル
いった常設のキャラクターグリーティング施設(略してキャラグリ施設)があるので、並べば必ず会うことができます。
ランドで、この4人のキャラに匹敵する人気者が「くまのプーさん」です。でもプーさんって、人気者なのに、フリーのグリーティングにはまず出てこないレアなキャラなんですよね。
そこで、2020年、令和2年の今のランドで「プーさんに会う方法はあるのか⁉」をテーマに、この記事を作成しました。100%確実ではありませんが、プーさんに会える可能性が高くなる条件はあります。
プーさんファンの皆さん、パークが再開したら、是非!試してみてくださいね。
「ぼくは、はちみつが大好きなんだな💛」
脱力系のほのぼのした雰囲気のプーさん。ランドの入園ゲート工事前に撮影した、貴重なショットです。
方法その1 ハニハンに乗車する
ランドの大人気アトラクション「プーさんのハニーハント」(略してハニハン)
2000年9月にグランドオープンして以降、ずっとFP(ファストパス)の発券終了が早いアトラクションの地位を堅持しています。
ハニハンの入り口にあるスタンバイ時間の表示版。ハニハンは小さいお子さんから大人まで人気のアトラクションなので、平日でもスタンバイ40~60分は当たり前です。
ハニハンのスタンバイルートでは、時々、プーさんがやってきて、ゲストにご挨拶をしてくれます。出てくるのは、スタンバイとFPルートが合流する、FP手渡し所辺りです。
ただし、パーク内にキャラクターが出てくるのは「開園時間から日没まで」という時間の制約があります。ハニハンでプーさんに会える時間も、大体「開園時間の1時間後から16時まで」だと思ってください。
とりあえず、キャラが出てくる時間帯を狙ってハニハンに何回も乗車すれば、プーさんに会える確率も高まりますよ。そのためには、FPを上手に発券しましょう。FP発券の基本は、こちらの記事を参考にしてください。
「東京ディズニーランド スマホでFP運用開始! どこよりもよくわかる解説」
https://sskumatei.com/956.html
その2 雨の日に入園する
パークでは、お天気の日は、パーク内の各所にキャラクターが登場する「フリーグリーティング」(以下、フリグリと略す)が行われます。
キャラクター達は、それぞれ「所属するエリア」があり、フリグリに出てくる場所は、所属するエリアか、所属するエリア+エントランスのどちらかと決まっています。
エントランスとは、入場ゲートを通過してすぐの広場のこと。画像のミッキーの花壇があるエリアを指します。
プーさんは、ファンタージーランド所属ですが、ファンタジーランドには登場せず、エントランスだけに出てきます。それも、会えたら奇跡⁉というくらいのレアキャラです。
エントランスにある、ミッキーの花壇。その向こうに見える屋根が、ショップやレストランが集まったワールドバザールです。
ランドにお出かけの日が雨の場合、エントランスのフリグリは、屋根があるワールドバザールで行われます。また、雨の日は、ゲストへのサービスの意味から、フリグリの回数が増え、普段フリグリに出てこないレアなキャラが登場することが多いです。
そう、雨の日は、ワールドバザールにプーさんが出てくる確率が高くなるんです!
もし、ランドにお出かけの日が雨だったとしても、がっかりしないで! 雨の日は、プーさんやレアなキャラとのフリグリがたくさん楽しめるラッキーな日なんですよ。
運が良ければ、こんな近くでプーさんが見られることもあります。
ランドを出ようとエントランスを歩いていたら、ちょうどプーさんがフリグリに出てきたところでした。これってめちゃくちゃラッキーな出来事です。黄色いモフモフのお姿、癒されますね~💛
キャラクターブレックファーストが終了した理由
皆さんは、「キャラクターブレックファースト」って覚えていますか?
これは、ランドのクリスタルパレス・レストランで開催されていた、キャラクターダイニングの朝食版で、利用は完全予約制。キャラクターブレックファースト(略してキャラブレ)には、プーさん&プーさんファミリーが登場し、プーさんに確実に会える唯一の手段でした。
予約はオンラインのみで、利用日の1か月前から予約開始。即予約が満席になるほど大人気でしたが、2019年7月8日に、惜しまれつつ営業を終了しました。ちなみに、シーの「キャラクターダイニング」(キャラダイ)の方も、同じ日に営業終了しています。
キャラクター部レックファーストで提供される朝食のセットメニュー。ジュース(オレンジ、グレープフルーツ、ミルク)、ドリンク(コーヒー、紅茶)以外のメニューは固定です。
料金は、大人1,850円、小人(4歳~8歳まで)1,230円。
キャラブレ実施中の店内の様子。やはり、家族連れが多いですね。
キャラブレでは、店内をいくつかのブロックに分け、ブロックごとにキャラがまとまってやってきてグリーティングを行います。
登場するキャラは、プーさん、ピグレット、ティガー、ラビット、イーヨーの5人。
地味だけどなぜか存在感があるイーヨー。写真撮ってもいい?って聞いたら、「気を付け!」のポーズをしてくれました。
そして、プーさん登場!
ご挨拶のハグハグをした後、「じゃ、ぼくの写真を撮ってね。」と言いたげな感じで、こんなポーズを取ってくれました。これって、プーさんお気に入りのポーズなのかしら?
キャラブレは、ランドの開園時間が8時~9時の日限定の開催。クリスタルパレスレストランは、10時30分からブッフェレストランに切り替わるので、キャラブレは90分~120分しか実施できません。
実施時間が短くて1日の利用人数が限られるから、予約がすぐに埋まるんですね。しかも予約枠の多くがディズニーホテル宿泊者枠に回されるため、オフィシャルホテル泊や宿泊なしのゲスト向けの一般枠は、平日でも超激戦でした。
キャラブレやキャラダイを終了させた理由について、当時、パークを運営するオリエンタルランド側は、「施設運営上の理由」と述べています。何とも曖昧な表現ですね。
ここ数年、ディズニーには「キャラヲタ」と呼ばれる熱狂的なキャラクターファンが増えてきて、キャラグリ施設やフリーグリでのトラブルが増えてるとか。キャラブレでも、自分たちの順番が終わったのに、キャラを追い回すといった迷惑行為が多発していたそうです。
ブログやツイッターでは、そういった一部のファンの暴走が、キャラブレ終了の原因だろうというのが大方の見解です。
プーさんは、ディズニーでは客演キャラ
プーさんの原作は、A・A・ミルンというイギリスの児童文学作家です。ウォルト・ディズニーが、この作品の大ファンで、長年映画化を打診し続け、ようやく映画製作が認められたという経緯があります。
ディズニー映画は、グリム童話やアンデルセン童話などの古典童話が多いですが、これらはいわば著作権フリー。でもプーさんは、ミルンの遺族が著作権をがっちり保有しており、ディズニーとの折り合いもあまりよくないらしくて、ディズニーパークにおけるプーさんの立ち位置は微妙なのが実情です。
この辺は「大人の事情」が複雑に絡むので、この記事ではさらっと流しておきます。
それに、ディズニーの主役はやはりミッキーマウスですから、そんなこんなで、プーさんを強力にプッシュできないんですよね。
フリグリやレストランでプーさんに会えなくても、ランドのほとんどのパレードには登場しています。
ランドのパレードは、レギュラー(ドリーミング・アップ・!)+季節もののパレードの2本立てが基本です。「今日はプーさんに会えてないなぁ」と感じたら、パレードに出演しているプーさんを見て癒されてくださいね。
あら懐かしい、「イースターワンダーランド」のプーさんフロート。ウサギのように飛び跳ねるバニハハダンスに、ぽっちゃり系のプーさん、ちょっと追いつけな~い!