ディズニー株主優待券!利用期限までに使い切る方法はあるか?

皆さん、こんにちは。

猛暑続きの暑さも東京五輪2020も終わり、もうすぐ9月がやってきます。9月と言えばハロウィーン!!🎃

でも、2021年のハロウィーンも、コロナ禍でイベントは開催なし。グッズやパークフードでかぼちゃ気分を味わうだけになりそうです。

さて、私のブログでは、パーク再開後のチケット関連の記事に力を入れていますが、その中で「株主優待券」関係の記事はよく読まれています。本来は株主しか持っていないはずのこの券種、実は転売チケットの主役なんです。つまり、転売サイトなどで株主優待券を買ったけれど、ディズニーパーク再開後はそのままでは使えなくなってしまい、困っている人が多いということのようです。

それと、8月25日にディズニーの公式に、こんな更新情報がUPされました。それは「株主優待券で一定の条件を満たして必ず当選するには、9月の抽選受付にご応募いただくことが必要です。」といったもの。

 

「えっ!? それってどういう意味? 9月ってもうすぐじゃん!」

そうですよね。この一文を読んだだけでは、何をどうしていいのか分からない方がほとんどだと思います。そこで今回は、手持ちの株主優待券を確実に使うにはどうすればいいかをまとめた記事を作成しました。

手元に未使用の株主優待券を持っている皆さん、そろそろ行動を起こさないと、そのチケット、数か月後には紙くずになってしまいますよ!

 

 

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抽選による入園の当選確率

 

最初に、パークが休園した2020年2月29日より前に販売された1ディやキャンパスデーパスポート、懸賞でもらえるスポンサーパスポートなど、名刺サイズでキャラのイラスト付きのチケットは、通称「紙チケ」と呼ばれています。株主優待券も紙チケの一種です。

2020年7月にパークが再開して1年以上になりますが、紙チケはずっと使用停止状態で、そのままでは使うことが出来ません。そういった使えない紙チケを持っているゲストへの救済措置が、2020年11月に始まった「抽選による入園」という制度です。この制度に応募して当選すれば、手持ちの紙チケで希望するパークに入園することが出来ます。

 

ディズニー「手持ちの紙チケ」で入園可能に⁉「抽選による入園」について詳しく解説!

 

https://sskumatei.com/3013.html

 

私が回答しているYahoo知恵袋のテーマパークカテでも、この「抽選による入園」に関する質問がたびたび投稿されています。ほとんどの質問は「抽選による入園の当選確率はどれくらいですか? 当たりますか?」といった内容ですね。抽選は当たるか外れるかのどちらかなので、当選確率は?と聞かれたら「常に50%」が答えになります。

質問者さんが知りたいのは、何人位当たるの?ってことですが、これはディズニー側が「抽選による入園」の応募者数や1か月に何人当選させるのかと言ったデータを一切公表していないので、この質問に答えられる人はいないでしょう。

実はディズニーの紙チケには様々な券種があり、かなりの枚数が市場に出回っています。そのため、抽選に応募しても当たらないゲストが結構多い。そういったくじ運がないゲストからの苦情を重く見たディズニー側は、「3回の応募以内に必ず当たる条件」という提案を発表しました。いわば、「紙チケの救済策」に当たらないゲストのための救済策です。ディズニーってどこまでゲストの面倒見がよいのでしょう。

 

 

3回の応募以内に必ず当たる条件とは?

 

その条件については、こちらの記事で詳しく解説しています。

「3回の応募以内に必ず当たる」と書いてあると、すぐにでも当たるような気がしますが、現実は違います。この制度では、1回目、2回目の応募でも当選しますが、それは「自分のくじ運」で当てているんです。1回目、2回目に当たらなかったくじ運のない人が3回目に応募したら、ディズニー側が忖度して必ず当ててあげますよ、というのが制度の真相です。

 

ディズニー「抽選による入園」3回の応募以内に必ず当たる条件とは?

 

https://sskumatei.com/3718.html

 

「3回の応募以内に必ず当たる条件は、たった2つです。

  • 1次抽選に応募(2か月先の入園)
  • 平日を含む5日以上の入園日を選択する

 

1ディやスポンサーパスポートなど、一般的な紙チケの利用期限は2022年3月31日まで延長されていますが、株主優待券のみ、利用期限は2022年1月31日になっています。他の紙チケより利用期限が2か月も短い!?

つまり、9月の1次(11月入園)に外れた➡10月の1次(12月入園)に外れた➡3回目の1次(2022年1月入園)はディズニーさんのおかげで必ず当たる、なので、応募の条件を逆算すると、2021年9月の1次応募が条件を満たすためのラストチャンスになるのです。これって、結構ヤバい状況だと思いませんか?

 

 

条件を満たさないで応募するとどうなるのか?

 

「抽選による入園」には、1次抽選(2か月後の入園)、2次抽選(1か月後の入園)の2種類があります。公式によれば、1次、2次の当選数は同じで、当選確率も同じとされています。株主優待券、その他の券種の紙チケとも同じ条件の下で抽選が行われます。

ただ、株主優待券に関しては、ほぼ希望通りに当たる条件があるんです。それは「株主が自分自身で抽選に応募した場合」です。

これについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

ディズニー株主優待券「抽選による入園」の当選確率は?オリエンタルランドが明かさない真実とは?

 

https://sskumatei.com/3697.html

 

株主優待券の利用期限は2022年1月31日までです。「抽選による入園」に応募できるのは、9、10、11、12月。あと4回しかありません。

コロナ禍による入園者数の制限は、緊急事態宣言やまん防が解除された後も経過措置として1か月は続きます。入園者数が少なければ、「抽選による入園」の枠も縮小されてさらに当たりにくくなります。ということで、

2次応募だけだと最後まで当たらない可能性があるんです。株主優待券は、12月の2次に当たらなければ、ジ・エンドです。

 

株主以外で株主優待券を持っている人は、何らかのルートでお金を出してチケットを買っていると思います。買った時は正規のチケット代より安くても、利用期限間までに使いきれなければ、チケット代は結局、丸損です。

そうならないためにも、とにかく9月の1次抽選に応募しておくことをおすすめします。

では、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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