皆さん、こんにちは!
2023年のディズニーは、ランド40周年イベントが開催される年です。
東京ディズニーリゾートでは、5年ごとにランド、シーの開園記念イベント(以下、周年イベントと略す)を開催していますが、ランドの周年イベントは、ディズニーリゾート全体のイベントとして大々的に展開されます。
今回の周年イベントの目玉の一つが「首都圏ウィークデーパスポート」の販売! タイトル通り、東京ディズニーランドがある関東圏に住んでいる人、関東圏で働いている人、通学している人だけが買える割引価格のチケットです。
実はこの券種、コロナ禍の休園前にも販売されたことがありました。今のディズニーのチケットは8000~1万円とかなりお高いので、こういった割引チケットは人気が高いです。
この記事では、このチケットの基本情報をはじめ、そこから見えてくる、今後のディズニーチケットの展開についても深掘りしていきたいと思います。
首都圏ウィークデーパスポートってどんなチケット?
では、首都圏ウィークデーパスポート(以下、首都圏と略す)の基本情報をご紹介しましょう。
このチケットが買える人 | 首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県)に在住、在勤、在学)している人 |
対象パーク | 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー |
券種 | 1ディパスポートのみ |
利用期間 | 2023年4月6日(木)~7月21日(金)の平日のみ |
次にチケット料金の一覧です。
券種 | 販売価格/( )内は通常価格 |
大人(18歳以上) | 7900円(8400円) |
中人(中学・高校生、12~17歳) | 6600円(7000円) |
小人(幼児・小学生、4歳~11歳) | 4700円(5000円) |
現在、ディズニーのチケットは「価格変動制」を導入していて、平日、土日で価格帯が4つあります。行きたい日のチケット料金は、公式の「運営カレンダー」のサイトに明記されています。
<東京ディズニーリゾート公式サイト/運営カレンダー>
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/calendar.html
注)3か月先の料金まで掲載されています。
行きたい日のチケット料金は、ディズニー側が蓄積した入園者データを基にして決められています。
チケット料金/価格ランク | 対象日 |
7900円/バリュー | 1月、2月、4月、6月の火、水、木曜日 |
8400円/レギュラー | 学校の長期休暇がある月を除く火、水、木曜日 |
8900円/ピーク | 閑散期以外の土日、月曜、金曜日 |
9400円/トップ | 学校の長期休暇期間、連休の土日祝日 |
首都圏が販売される4月~7月の平日(月曜~金曜)は、基本、チケット料金がレギュラー価格なんですよ。
5月、6月の月曜は、学校行事の代休が多くて混雑が予想されるため、チケット料金が8900円の日があります。この日にパークにお出かけする場合は、8900円が7900円になるわけですから、1000円もお得に! そのため、チケットが完売した日が多かったですね。
首都圏利用期間には「除外日」があります。5月1日(月)、2日(火)、および祝日。いずれの日も月~金曜ですが、チケット料金は8900円です。
こちらは、7月中旬の公式の運営カレンダーです。
7月17日(月)は、「海の日」(祝)なので、チケット料金が8900円、首都圏除外日です。その後19~21日までは8400円。7月22日以降は夏休み期間になり、チケット料金が平日8900円、土日祝9400円になります
首都圏ウィークデーはどこで買えるの?
首都圏の購入方法は、以下の3つになります。
販売箇所 | 購入方法 | 注意点など |
ディズニー公式/予約・購入サイト |
WEBサイト/パソコン ディズニーアプリ/スマホ |
ディズニーアカウントの登録住所が首都圏に該当する人のみ、購入できる |
ディズニーホテル オフィシャルホテル パートナーホテル |
ホテルのフロントで購入 購入時に首都圏在住な丼証明書を提示
|
〇ディズニーホテルはキャラのイラスト付き紙チケになる 〇オフィシャルホテルは「入園確約プラン」を予約した場合のみ、購入できる。イラスト付き紙チケ 〇パートナーホテルは旅行会社経由でチケット付きプランを申し込んだ場合のみ、購入できる。形式はA4サイズの「直接入絵に予約券」 |
旅行会社 コンビニ |
それぞれの店頭、販売端末で購入、支払い時に首都圏在住などの証明書を提示 |
〇旅行会社は、A4の「直接入園予約券」になる 〇コンビニは、コンサートチケットサイズの「直接入園予約券」になる |
なお、2022年9月1日に、eチケをパーク内で「キャラのイラスト付きの紙チケット」に交換出来るサービスは終了しています。
「ディズニー旅行の記念に、可愛い紙チケが欲しいな~」という人は、ディズニーホテルか、オフィシャルホテルを予約して現地でチケットを購入することになります。
eチケで首都圏を購入して入園する場合、公式では首都圏在住の証明書の提示については、何も書かれていません。
しかし実際は、抜き打ち的に入園前に首都圏在住などの証明書の提示を求められるケースが多いそうです。
eチケは購入時にディズニーアカウントで首都圏在住の資格の有無を確認して販売していますが、購入したチケットを「グループの作成・招待」で資格がない人に分配することができます。
例えば、購入者が首都圏在住でも、地方に住んでいる家族には利用する権利はありません。地方在住の友人の分の首都圏を購入し、当日一緒にパークで遊ぶのもNG。
これらは不正利用にあたるので、そういったルール違反のゲストに対して、パーク側は抜き打ちで提示を求めているのです。
ディズニーが期間限定の割安チケットを販売する時は、それぞれ利用する条件がきちんと決められています。ディズニーのチケットはルールを守って、正しく購入しましょう。
ディズニー「キャンパスデーパスポート」復活!チケットの買い方と注意点まとめ
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ディズニー「イベントワクワク割パスポート」販売!買い方はどうするの?よくわかる解説
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首都圏とプライオリティパスは関係している?
まずは、「プライオリティ・パス」について説明しましょう。
今のパークは、休園前のファストパス(FP)制度は終了、アトラクションのスタンバイパスも普段は発券しておらず、アトラクションは全て「スタンバイ乗車」になっています。
並ぶだけでアトラクションに乗れるのはうれしいけれど、土日は人気どころが100~150分待ちなることもざらで、アトラクション派のゲストを悩ませています。
そして6月に発表されたのが「ディズニー・プライオリティーパス」の導入!
これは利用期間限定で、従来のFP制度に似た内容になるようです。
ディズニー「プライオリティパス」導入!ファストパス制度との違いは?よくわかる解説
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公式の発表を読む限り、プライオリティパスは夏イベント期間に導入されると思われていましたが、7月4日から夏イベントは始まっているのに、プライオリティパスについてはいまだに何の発表もありません。7月12日には、早くも「ディズニーハロウィーン」関連の発表があったというのに。
そこで私が気づいたことは、「首都圏の利用期間が終わるまで、プライオリティパスは出さないのでは?」という点です。
プライオリティパスは、本来はDPAと同じ「有料のファストパス」です。それが期間限定で無料で配布されるんですよね。 公式で「無償で提供」を強調しているのも、「本来はお金をいただく品です。」ということの裏返しです。
そこで首都圏が絡んでくるのですね。平日限定とはいえ、割安料金のゲストに、無償のプライオリティパスを提供するほど、ディズニーの現状はよろしくない。
割安チケットのゲストにプライオリティパスでアトラクション三昧されるのもなんだかなぁ、というのが、ディズニー側の本音だと私は感じました。
ディズニーファンの間では「プライオリティーパスの新しい情報って、いつ出るの?」という意見も多いんですよね。それだけ皆さん、アトラクションには乗りたいけど、長時間並びたくないんですよ。
果たしてこの推理、当たっているのか、的外れなのか その答えは、夏休みが本格化する7月下旬に出るでしょう。
ということで、この記事が皆さんのお出かけのお役に立てば幸いです。