ディズニー「ニューイヤーズ・イヴ」2023開催決定!チケットの買い方・パークの楽しみ方まとめ

皆さん、こんにちは!

今日は8月9日。そろそろお盆休みが始まって、ディズニーパークが混雑する時期ですね。

そんな今日、朝イチで公式にすごいニュースがUPされました。それは、

 

「ニューイヤーズ・イヴ2023」開催決定!

 

2019-2020年の「ニューイヤーズ・イヴ」開催以降、コロナ禍でずっと中止されていた年越し特別日営業が3年振りに復活するのです!

 

そこで自称「パークの回りスト」ことラギが、「ニューイヤーズ・イヴ」の特集記事を急遽作成しました。これを読めば、チケットの買い方から、ニューイヤーズ・イヴって何? どうやって楽しむの?といった疑問が一気に解決しますよ。

 

 

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ニュイヤーズ・イヴってどんなイベント?

 

東京ディズニーリゾートでは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの、年末年始の年越し特別日営業を「ニューイヤーズ・イヴ」という名称で開催しています。

「ニューイヤーズ・イヴ」という名称になったのは、2011-2012年の年末年始からで、それより前は「ディズニー・カウントダウン・パーティー」という名称で年越し特別日営業を行っていました。

「ニューイヤーズ・イヴ」は、ぶっちゃけて言えば、パークの「オールナイト営業」です。午前0時に新年を祝う花火が打ち上げられる以外は、いつものパークと同じです。

 

私が出入りしている「Yahoo知恵袋」では、夏のの終わり頃になると「今年はディズニーのカウントダウンイベントはありますか?」という質問が時々上がってきます。

そういった質問を見かけるたび、「今のディズニーはカウントダウンではなく、ニューイヤーズ・イヴなんだけどな。」と思ってしまいます。

なぜなら、「ディズニー・カウントダウンパーディー」と「ニューイヤーズ・イヴ」では、内容にものすごく大きな違いがあるからです。

取りあえず、この2つのイベントの違いを、表にまとめてみました

 

イベントの名称 主な内容 イベントに関する情報
ディズニーカウントダウン・パーティー

1993年から毎年開催

ランドでは2000年から1年間に上演されたパレードをまとめた特別バージョンのパレードが開催された。

2001年に開園したシーでもカウントダウン限定のハーバーショーが開催された。

限定グッズ、限定メニューの販売

チケットは事前に郵便で応募、抽選制

限定パレード、ショーの最前列確保のために、数日前からゲート前に泊まり込むゲストが大きな問題に。

限定グッズが即完売、限定メニューも即完売で食事難民が続出

12月31日のディズニーホテル宿泊予約があれば、ホテルでカウントダウンパーティのチケットが買えた

ディズニー・ニューイヤーズ・イヴ

2011年12月31日から開催

ニューイヤーズ・イヴ限定バージョンの花火の打ち上げ

イベント限定のショーは無し

基本はパークのオールナイト営業

限定グッズ、限定メニューの販売

チケットはオンライン、ファンダフル枠から購入。応募多数の場合は抽選。ニューイヤーズ・イヴチケット付きバケーションパッケージ。

12月31日のディズニーホテルの宿泊予約があっても、ニューイヤーズ・イヴのチケットは買えない。

 

 

2011年3月11日、東北地方を震源とした大地震が発生し、関東から東北にかけて甚大な被害が発生しました。

東京ディズニーリゾートではパーク周辺に液状化現象などの被害が発生し、1か月以上の休園を余儀なくされました。パークがある舞浜地区も道路が陥没、家が傾くなどの大きな被害が多発しました。この大地震は後に「東日本大震災」と命名されました。

東日本大震災を機に人々が助け合う「絆」というキーワードが生まれ、日本中が被災地の復興に支援を申し出ました。オリエンタルランドも「絆」をテーマにしたグッズを作成して復興を支援。パークの運営方針も、これまでの大規模なエンターテイメント指向から、家族で楽しめるファミリーエンターテイメントなど、全年齢が楽しめるフレンドリーなパークに舵を切りなおしたのです。

その最も象徴的な変化が、大みそかの「カウントダウン・パーティー」の廃止、「ニューイヤーズ・イヴ」への内容変更でした。

ディズニーファンの間では「カウントダウン・パーティー」を体験してこそ、真のディズニーファンという一種のステータスがあったのですが、近年はそれが過熱しすぎて年末のパークのゲート前で何日も座り込むゲストに、オリエンタルランド側が苦慮していたという経緯もありました。

大災害を機にパークの状況が大きく変化した例は、今回のコロナ禍以前にもあったのです。

 

 

ニューイヤーズ・イブのチケットはどこで買えるの?

 

ニューイヤーズ・イヴのチケットの販売開始日は2023年9月11日(水)、買い方は3種類あります。

 

販売先 買い方 注意点
公式の予約・購入サイト オンラインで申込み、応募者多数の場合は抽選 チケットは先着順ではない。休園前は毎年応募者多数で抽選になっていた。
ファンダフル・ディズニー

ファンダフルディズニー会員のみが応募出来る専用枠

一般応募より早い時期にチケットが確保出来る

ファンダフルディズニー会員でないと応募できない。入会資格は13歳以上、年会費5940円

会員枠でも応募者多数で抽選になる

バケーションパッケージ

ニューイヤーズ・イブチケットがセットされたプラン

 

 

ディズニーホテル泊のプランしかない

高い!休園前で1人13万円~

 

ニューイヤーズ・イブのチケットは、コンビニ、JTBなど旅行会社では販売しません。ディズニーでは現在もパークのチケットブースが閉鎖したままなので、当日券の窓口販売もありません。

それと、12月31日泊のディズニーホテルの予約を持っていても、ホテルで「ニューイヤーズ・イヴ」のチケットは買えません。休園前は買えた年もあったので、古いディズニーブログにはそういった記載があるかもしれませんが、2023年は公式もきっぱりと「現地では販売しません」と表しています。

 

休園前はランド、シー各5万人、合計10万人が入園できる上限でした。今回もそれと同等かそれ以下の規模で開催されると思われます。

今回は3年振りの年越しイベント開催ですから、参加希望者が殺到して抽選になるのは確実でしょう。行きたくてもなかなか行けないイベント、それが「ニューイヤーズ・イブ」なのです。

 

<2023年8月18日 追記>

ディズニー公式は8月17日(木)に、「ディズニーニューイヤーズイヴ2023の開催を中止する」と公表しました。

開催が公表されたイベントが後日中止になるのは、前代未聞の出来事です。ディズニー側に一体何があったのか!? 現在、イベント中止の原因調査を進めているところです。

 

 

ニューイヤーズ・イヴの楽しみ方は?

 

先の項目でも書いたように、「ニューイヤーズ・イヴ」は、ディズニーの「オールナイト営業」で、花火以外はいつものパークです。

2011年~2019年に開催されたニューイヤーズ・イヴのタイムスケジュールは下記の通り。2023-2024年も大体同じだと思われます。

 

<ニューイヤーズ・イヴの営業時間>

開催日、時間 パークの状況
2023年12月31日20時~2024年1月1日1時 開園は20時。チケットを指定した東京ディズニーランド、東京ディシーシーどちらか1パークのみ入園
2023年12月31日23時45分~24時 年越しに向けてのカウントダウン開始、午前0時に花火打ち上げ
2024年1月1日1時~6時 もう一方のパークに移動できるようになる

 

注)もう一方のパークへ移動出来る時間は開催年によって午前2時、午前年4時とまちまちで、そのまま1月1日の通常営業時まで滞在出来る年もあった。2018年からは午前6時で一旦閉園、ゲストは全て退出となっているので、ネットなどの古い情報には注意。

 

 

休園前はニューイヤーズ・イブが開催される時間帯は「ファストパス」が発券されていましたが、今はファストパス制度は終了、有料の「ディズニー・プレミア・アクセス」と無料の「プライオリティ・パス」の2系統になっています。2023-2024のニューイヤーズ・イヴ開催時にこれらの優先パスが発券されるかどうかは、現時点では公表されていません。

ということで、アトラクションは、基本、スタンバイ乗車になると思われます。

 

休園前のニューイヤーズ・イヴでは、キャラクターグリーティング施設は通常営業、シアターなどで上演されているショーも通常版が開催されます。ただし、上演回数は2,3回くらい。

しかし、パークが再開して以降、ランド、シーともシアタータイプのショーが1つずつと、「ジャンボリミッキー」以外のショーは上演されていません。ランドのエレクトリカルパレード、シーのビリーヴ!は21時頃に上演、真夜中のジャンボリミッキー(笑)以外のエンターテイメントは期待できない感じですね。

 

ということで、ランド、シーとも、パレード、ショーを見たい場合は、入園したら即場所取りして待機、上演が済んだらアトラクションや買い物と行った感じになります。

アトラクション派は、入園したらお目当ての乗り物に直行して利用、その後は乗り物のはしご、かな。

ニューイヤーズ・イヴ限定のグッズもいくつか販売されると思うので、これらはオンラインでサクッと購入。限定メニューは早めにお店に並んで食べるようにしましょう。こういった限定メニューは数量が少ないので、毎年24時を待たずに完売しています。

1月1日午前1時からはもう一方のパークに移動できるようになりますが、その時刻のディズニーリゾートラインは恐ろしく混雑します。乗車まで30分以上ということもざらなので、歩いて移動する人も多いですね。

また、パーク移動しても、どのアトラクションもスタンバイ60分前後といった感じだし、ニューイヤーズ・イヴ限定グッズは、例年ランド、シー共通です。ランドを選択して、シーに移動してダッフィーグッズを買うというのは有効な手段かな。

それに午前6時には両パークとも閉園するので、もう一方のパークで遊べるのはせいぜい4時間くらい。午前2~3時頃って、昼間の疲れから、突然睡魔が襲ってきて動けなくなるんですよね。それに舞浜の冬の夜は、とんでもなく寒い!!!

そんなこんなで、無理してパーク移動するメリットはそれほどないと思います。

 

 

ニューイヤーズイヴ・シー

 

ディズニーシーのエントランスから見える花火。ノースゲートの上空すれすれに上がります。

 

 

年末年始のパークは3種類のチケットが必要!?

 

先の項目でも書いたように、「ニューイヤーズ・イヴ」は特別日営業という形態で、入園には専用のチケットが必要です。

例えば、12月31日の大晦日から1月1日の2日を通して入園したい場合は、3種類のチケットが必要になります。

 

チケットの名称 営業時間 備考
2023年12月31日(日)の日付指定 9時~18時 時短営業なので、アーリーイブニング(15時から入園)は販売なし、チケット料金予想9400円
ニューイヤーズ・イヴ・パスポート 12月31日20時~2024年1月1日午前6時 9900円(一律料金)
2024年1月1日(月)の日付指定 9時~21時 月曜だが祝日なのでウィークナイトパスの販売は無し。チケット料金予想10900円

注1)公式の開園時間は9時だが、実際は8時30分には開園している。ディズニーホテル宿泊者はハッピーエントリーで8時15分には入園可。混雑具合によっては8時に前倒し開園あり。

注2)チケット料金は3か月前に公式にUPされる。(現時点ではまだ未発表)

 

という感じで、年末年始に2日間パークで遊ぼうと思ったらチケット代だけで3万円ほどかかるんですね。ディズニーホテルやオフィシャルホテルの宿泊料金も年末年始は特別料金になります。

最近は年末年始に休業するホテルも増えているし、12月31日、1月1日の2泊セットでないと予約できないホテルもあるので、いつものように気軽にディズニーには行けない感じですね。

2023-2024のニューイヤーズ・イヴに参加したいな~、と思っている人は、早めに情報を集めて、軍資金もしっかりためておきましょう。

 

では、この記事が皆さんのお出かけのお役に立てば幸いです。

 

 

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