「ディズニーイースター」イベント開催期間が毎年変わるのはなぜ?決め方にはルールがある⁉

皆さん、こんにちは。

ディズニーでは、季節ごとにイベントを開催、ショーやパレード、限定グッズでゲストを楽しませてくれています。4月上旬から6月にかけては、イースターイベントを開催。毎年イベント期間中のGWは、華やかな春イベントを楽しむために日本全国から大勢のゲストが来園しています。

 

今や、TDRを代表する人気イベントに成長した「イースター」。実は、開催期間が毎年固定ではないというのことは、ご存知ですか?

イースターイベント初日を狙って、TDR旅行を計画された方ならお分かりと思いますが、イースターイベントって、初日が3月だったり4月だったりしますよね。

ハロウィンやクリスマスイベントは、初日が大体決まっているのに、何でイースターは、初日がコロコロ移動するんでしょうか?

この記事では、その辺の疑問の解決も含めて、「ディズニーイースター」を多角的に検証していきたいと思います。

 

広告

イースターの主役は、ウサギとタマゴ

 

TDRのイースターイベントの目玉は、ランドはイースター限定パレード、シーはイースター限定水上ショーです。2019年のランドは、限定パレード「うさたま大脱走」を開催。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これが、タマゴに、ウサギの耳、尻尾が生えた不思議な生き物「うさたま」。

2018年は、ランド35周年イベント開催のため、ランドではイースターイベント自体が開催されませんでした。なので「うさたま」は2年ぶりの登場です。

 

シーは、新しいイースターの水上ショー「TIP-TOPイースター」を開催。

「うさピヨ」という、謎の黄色い生命体?が、ハーバー中をわちゃわちゃしまくる、かわいくも不思議な雰囲気のショーです。

黄色いもふもふのうさピヨに挟まれて、デレデレのミッキー。

無邪気なかわいさだけで全ての場の雰囲気を持って行った、ある意味、最強キャラ?

 

イースターって、何をお祝いするイベントなの?

 

ここ数年で、世間でも「春はイースター」が定着してきましたが、そもそも「イースター「」ってどんなイベントなんでしょう?

イースターとは、キリスト教の行事の一つで「復活祭」の意味。

キリスト教の教祖、イエス・キリストがゴルゴダの丘で磔の刑に処された後埋葬されるのですが、3日後に復活(生き返った)ことを祝う行事で、欧米ではキリストの誕生日を祝うクリスマスよりも大事な行事とされています。

復活→生き返る→冬から春へ、生き物達が蘇る! バンザーイ!!

ということで、新しい命の誕生がタマゴ、繁殖力が強いウサギが家族繁栄のシンボルとして、イースターイベントの主役になったのです。

 

ではそんなビッグなイベントが、なぜ日本ではなかなか定着しなかったのでしょうか?

それは、「イースター」当日が毎年ころころ変わってしまうからなんです。

例えば、クリスマスは12月25日、ハロウィンは10月31日、バレンタインデーは2月14日と、開催日が固定されていますよね。

一方、イースターは、

「春分の日の後の、最初の満月の日の、直後の日曜日」

という、ややこしい定義で決められています。

春分の日は、毎年3月20日か21日ですが、キリスト教では春分の日は3月21日で固定。

次に、満月。新月→満月→新月といった、月の満ち欠けを「月齢」と呼びます。月齢は28日周期で一回りで、月齢を基にした暦が「太陰暦」(旧暦とも言う)です。

現在、使用している「太陽暦」(グレゴリオ暦)は、地球が太陽の周りを1周する長さを1年とする考えで、ひと月は30日か31日。2月のみ28日です。

実は日本は、明治6年の改暦までは「太陰暦」を使用していました。

太陰暦は、ひと月が28日のため、太陽暦のひと月と3日のずれが生じてしまいます。そのため、そのずれがドンドンたまって、暦と実際の季節が合わなくなる不具合が度々起こっていました。例えば12月が真夏になったり、季節のずれを修正するために「13月」を設けるなど。

明治6年(1873年)の改暦では、明治5年12月3日を明治6年1月1日とし、この日から日本でも太陽暦を使用することになりました。当時の人々は、12月が無くなっていきなり正月がきたのでずいぶん混乱したと思います。

 

ここで、話をイースターに戻しましょう。

つまり、春分の日が固定でも、月齢が年によって最大28日ずれる、加えて曜日も月曜から日曜まで7通りあるので、2つの変動する要素との兼ね合いで「イースターの日」も毎年動いてしまうとうことなのです。

キリスト教があまり普及していない日本では、開催日が固定していない行事が定着しないのは、仕方がないことだと思います。

 

 

TDRのイースターイベントって、いつから始まったの?

 

TDRで、期間限定イベント「ディズニーイースター」が始まったのは2014年ですが、その前身は2010年4月に開催された「イースターワンダーランド」という、イースターがテーマのイベントです。

このイベントは、2010年~2012年3年連続で開催され、パステルカラーの大型フロートを大量に投入したパレード「イースター・ワンダーランド」が大ヒット! これが日本にイースターを定着させる礎となりました。

 

パレード「イースターワンダーランド」の1シーン。イースターのアイコン、ウサギとタマゴがいっぱい!

翌年2013年は、ランド30周年イベント開催のため、イースターイベントは休止。

2014年に、「ディズニーイースター」という名称で、正式な期間限定イベントに格上げされました。

 

一方シーの方でも、2012年~2014年に、同じく春をテーマにした「ミッキーとダッフィーの スプリングヴォヤッジ」というスペシャルイベントを開催しています。

このイベントでは、「ミッキーが、世界各地の春を仲間に紹介するために、ダッフィーや仲間達と旅をする」をコンセプトに、パークの各所で、そのエリアにちなんだテーマでミニショーを開催。春らしい華やかなコスチュームや演出が大きな話題を呼びました。

●リドアイル/イタリア「ウェルカム・トゥ・スプリング」

●アメリカンウオーターフロント/アメリカ 「イースター・イン・ニューヨーク」

●アラビアンコースト/アラビア 「スプリングタイム・サプライズ」

 

「スプリングタイム・サプライズ」のクライマックスシーン。

ミニーが、ステージの上で、ミッキー達が準備したお洋服に早着替えする「公開生着替え」のシーンがファンの間で大好評でした。

広告

 

 

ディズニーイースター 2020年は何月何日開催?

 

「ディズニーイースター」が、正式な期間限定イベントに制定されて以降の、その年の開催期間と「イースターの日」の一覧がこちら。

2014年・・・4月2日~6月23日/4月20日

2015年・・・4月2日~6月23日/4月5日

2016年・・・3月25日~6月16日/3月27日/シー15周年のため、ランドのみ開催

2017年・・・4月4日~6月12日/4月16日

2018年・・・3月27日~6月6日/4月1日/ランド35周年のため、シーのみ開催

2019年・・・4月4日~6月2日/4月21日

 

以上から、

TDRのイースターイベントは、必ず、その年のイースターの日より前~4月4日の間で開催されているということがわかります。

ここから、来年以降のイースターの日を元に、イベント開催日を予想してみましょう。

2020年4月12日→4月2日(木)

2021年4月4日→3月30日(月)/シー20周年のため、ランドのみ開催

2022年4月17日→4月4日(月)

 

いずれも、その年のイースター当日と過去のデータから、土日にイベント初日は持ってこない、イベント開催期間は最低2ヶ月確保、という条件で予測しました。当たらなかったらごめんなさい、ということで。

 

ちなみに、イースターイベント開催日が、4月4日以降にならないのは、TDRのオフィシャルスポンサーの講談社が発行している「月刊ディズニーFAN」の発売日と関係していると思われます。

この雑誌は、毎月25日発売。4月発売の号にイースターの画像を掲載するためには、4月8日前後が締め切りのタイムリミットです。他の期間限定イベントの開催日は、大体月初の7日~10日ですが、4月は、8日から新学期が始まる学校が多いため、出来れば、春休み期間中にイベントを開始して、集客を上げたいという、オリエンタルランド側の思惑もあるようです。

 

例えば、ディズニーホテルの宿泊予約は利用日の5ヶ月前から開始です。

ディズニーホテルの宿泊料金は「価格変動制」を導入していて、予約開始日が最もお安い料金設定になっています。

イベント初日が予測できれば、宿泊料金がお得に予約できるということですね。

 

では、この記事が、来年のディズニーイースター期間にお出かけをお考えの方の参考になれば、幸いです。

広告

 

 

<2019年9月26日 追記>

本日、オリエンタルランドのHPに、ランド、シー2020年の年間スケジュールがUPされました。

それによると、ランドでは、イースター、七夕、夏のイベントは、開催なしです。現在工事中の新エリアは、2020年4月15日にグランドオープンします。

シーでは、3月27日~6月12日の日程で、イースターが開催されます。また、6月4日~8月27日の日程で、「ダッフィー&フレンズのサニーファン」を開催。

2020年、TDRでは、七夕イベントは一切行なわれません。

 

2020年は、イースターイベントは、シーのみ、しかも、イベント初日は、まさかの春休み激混み期間の3月27日!?

予想を大きく覆す、イレギュラー開催に、筆者も脳天直撃状態です。

2020年は、ランド新エリアオープンと合わせ、8月に開催される、東京オリンピックの影響で、インバウンド(訪日外国人)の入園者が激増すると予想されています。こういった、イレギュラー対応は、おそらく、インバウンド対策の一環でしょう。

これについては、今後、調査を進め、新たに記事をUPする予定です。

 

<2020年4月19日 追記>

2020年1月下旬に発生した「新型コロナウィルスによる肺炎」(新型肺炎)の蔓延を受けて、ランド、シーを含むTDR全体が、2月29日から休園したままです。公式には、「再開は、5月中旬以降の状況を見てから判断する」と記載されています。

 

 

 

広告