ソアリン 7月23日グランドオープン! 気になるスニーク デジタルFPはどうなる!?

皆さん、こんにちは。

2019年7月23日、東京ディズニーシーに、29個目のアトラクション

「ソアリン~ファンタスティック・フライト」

がグランドオープンします。

 

 

ソアリンは、メディテレーニアンハーバー初の、屋内型ライドタイプのアトラクションで、カリフォルニア、フロリダ、上海に次ぐ、4番目の開業になります。

こちらが、ソアリンの全景。

右端の建物が、ザンビーニ、レストラン、その右側には、ホテル・ミラコスタが続いています。

遠くから見ると、ミラコスタがそのまま伸びたような景観で、まるで、シー開園当初からあった建物のように、しっくりと風景になじんでいます。

 

特徴のある、青いスレート葺きのドーム。

この屋根の下が、ソアリンのデモ画像の冒頭に出てくる、飛行機の博物館になっているようです。

https://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/soaring/

 

画像の下側には、門柱らしきものが見えていて、ここが、ソアリンの入り口になる模様。内部は、右側に進んで、FP発券所、建物に入って、スタンバイルートと続くようです。

現地では、6月10日以降から、FP発券所の掲示板が見られるようになったとか。

表示は、最新の液晶パネルを使用しているそうです。個人的には、古いデジタル時計のような、パネルがパタパタ回転する形式が好きなんですけどね。

 

海外では大人気の、ライド型3Dシアターのソアリン。

今回は、開業間近のソアリンの、オープンまでのスケジュールなどを、ここ数年に開業したアトラクションの前例から、推測していきます。

合わせて、2019年夏にも導入が噂されている、スマホでFPが取れるシステム

「デジタルFP」(デジタルファストパス)

についても、鋭く切り込んでいきたいと思います。

 

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ソアリン スニークは、いつから始まる?

 

TDRでは、新規のアトラクションを開業する前に、そのアトラクション担当キャストの習熟、ゲストの流れや、スタンバイ時間の基礎データ収集のために、期間限定で「試験営業」を行ないます。

その試験営業が「スニーク」です。

オープン前に、いち早くアトラクションが楽しめるとあって、ディズニー常連の間では、「○○のスニークは、いつから始まる!?」と、大きな話題になります。

でも、実施される日、時間は、一切非公開なんですよね。

 

スニークが実施される期間は、アトラクションの内容によって、かなりのバラつきがあります。

そこで、過去10年の間にオープンした、主なアトラクションと、スニーク実施期間を調べてみました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●2006年9月「タワー・オブ・テラー」(シー)・・・2ヶ月以上前から

●2009年4月「モンスターズインク」(ランド)・・・1ヶ月前から

●2011年10月「タートルトーク」(シー)・・・約3ヶ月前から

●2011年1月「フィルハーマジック」(ランド)・・・1ヶ月前から

●2011年7月「ジャスミンのフライングカーペット」(シー)・・・1ヶ月前から

●2012年7月「トイストーリーマニア!」(シー)・・・1ヶ月前から

●2013年5月「スターツアーズ/ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」(ランド)・・・1ヶ月前から

●2015年7月「スティッチエンカウンター」(ランド)・・・1ヶ月前から

●2017年5月「ニモ&フレンズ シーライダー」(シー)・・・1ヶ月前から

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大体、1ヶ月前から実施が多いですね。

 

TDRでは、新規アトラクションがグランドオープンする数日前に、「プレビュー」を開催します。

プレビューとは、「試写、試演」の意味。

TDRでは、新規アトラクションのスポンサーや関連企業がキャンペーンで応募者を募り、当選したゲストを招待して試乗会を行ないます。これがプレビュー。

今まで、プレビューは、一般客招待日、メディア招待日に分けて、2、3回行なわれるのが主でした。

しかし、ソアリンのプレビューは、7月19日(金)の1回のみです。

おそらく、グランドオープンが7月23日(火)で、すでに、混雑する夏休み期間に入っていることが、その理由と思われます。

 

プレビューが始まると、スニークは、もう行なわれません。

プレビューをスムーズに行なうためのデータ収集がスニークですから、プレビュー後からグランドオープンまでの間に、もうスニークをする必要がないからです。

中には、「グランドオープンの直前までスニークをやっていると思ってディズニーに行ったのに、施設が閉まっていて、体験できなかった。」と、がっかりする方もおられるとか。

こういうのって、ネットの情報を斜め読みして、思い込みだけで行動した悲劇ですね。

 

 

結論! 以上から、ソアリンのスニーク営業は、

●6月17日~7月17日

●土日祝等の混雑日は、混乱を避けるため、実施なし

●実施時間は、10時~15時

と、私は予想します。

 

<2019年6月19日 追記>

今日、シーに行ってきましたが、スニークは、まだ実施されていませんでした。

 

こちらが、ソアリンの入り口玄関です。

向かって左側が、スタンバイルート入り口、右側がFPルート入り口です。

この植栽が撤去されたら、スニーク開催が近いでしょう。

 

右側パネルのUP。左側は、失敗してピンボケだったので、お見せできません。

 

ここが、FP発券所になります。

場所は、ソアリンのお向かい。元々は、ザンビーニ・レストランのテラス席横の、ハーブガーデンがあった場所です。このスペースだと、発券機は8台かな?

 

<7月6日追記>

7月5日に、ソアリン入り口の植栽が撤去されました。寄るには、建物内の照明も点灯。入り口前では、トランジットスチーマーラインのキャスト数人が、見張り番をしていたそうです。

FP発券所の方も、目隠しの植え込みが撤去され、中が全て見られる状態になっています。

FP発券機は、7基でした。予想は8基だったので、ニアピン賞?

 

スニークを体験しても、拡散してはいけない!!

 

「スニーク、スニークって言うけど、検索しても、スニークの情報なんて、出てこないじゃん。

本当にやってるの?」

 

いえいえ、新規アトラクションの開業前には、スニークは必ず行なわれます。

実は、

スニークで知り得た情報は、ブログ、ツィッター、SNSなどに、一切上げてはいけない

ことになっているんですよ。だから、検索しても出てこないんです。

 

スニークを体験した人にしたら、即、情報をUPして、拡散したいですよね。

でも、それをやったら、オリエンタルランド側も黙っていません。

 

ディズニーファンとしても、人としても、最低限のマナーと約束事は守りましょう。

 

ソアリン開業が、シーの回り方に与える影響とは?

 

ソアリンは、世界的に人気のアトラクションで、東京ディズニーシーでも、人気が出そうな気配です。

現在、シーで一番人気は、アメリカンウォーターフロントにある、トイストーリーマニア!で、2012年7月に開業して以降、一番早くFPがなくなるアトラクションの地位を維持したままです。

 

お馴染みの、トイストーリーマニア!の入り口の、ウッディのお顔。

今まで、何百、何千万人のゲストを飲み込んできたことでしょう。

 

ソアリンは、メディテレーニアンハーバーに属するアトラクションで、位置的には、パークの東の端にあるトイストーリーマニア!とは正反対の、西の端に位置します。

 

現実問題として、1枚目に、どちらのFPを発券するとしても、大人気のため、FP発券に時間がかかり、2枚目の発券は、2時間先になってしまいます。

それに、トイストーリーマニア!のFPを発券してから、ソアリンにスタンバイ乗車(または、その逆パターン)するとしても、パークの両端にあるアトラクション間の移動は、最低10分はかかります。

例えば、FPの発券に20分、移動に10分として、開園時間の30分後のスタンバイは、どちらも、80分~100分以上になっているでしょう。

でも、朝から80分も並ぶのって、非効率的だし、ある意味、心が折れますよね~

7月23日以降、ゲストは、どちらのFPを優先すべきか、大いに悩むことでしょう。

 

デジタルFP お手本は、上海ディズニー

 

ソアリンは、世界的にも人気のアトラクションで、新規オープンが話題になるのは当然です。

ただ、今回は、もうひとつ、別の要素が絡んでくることでも、話題になっています。

それが、「デジタルFP」の導入です。

 

デジタルFPとは、eチケット(イーチケット)のスマホ表示版で使用できるシステムで、アプリをダウンロードすると、スマホの画面から、FPの発券が出来ます。

デジタルFPは、2017年9月から、上海ディズニーで運用が開始しました。

当初は、各エリアごとにある、メインFP発券所で、そのエリア内のFPしか発券できませんでしたが、現在は、パーク内のどこからでも、全アトラクションのFPが発券できるそうです。

おそらく、TDRに導入されるデジタルFPのシステムも、上海ディズニーと同じ、最新の仕様だと思われます。

 

上海ディズニーの方式を元にした、デジタルFP発券の基本手順は、こちら。

スマホに、ディズニー公式アプリを落とし込む

eチケットをスマホ表示で購入。紙チケット、年間パスポートは、QRコードをスマホに読み込む

スマホで入園して、パスポートに入園記録を付ける

アプリから、FPを発券。FPは、スマホに表示される。

 

詳しい操作手順は、正式にデジタルFPの運用が開始されてから、TDRのHPで確認してください。

ただし、TDRでは、アトラクション内での携帯電話、スマホの利用は禁止しているので、スタンバイ中にFPを発券することは出来ないはずです。

でも、禁止されても、スマホを使おうとする人は続出するでしょうね。現在でも、アトラクション内は、圏外扱いのところが多いです。今後は、それがさらに強化されると思いますね。

ということで、アトラクション施設内に入ったら、スマホは圏外、FPは取れない、仲間との連絡も不可、と思った方が良いでしょう。

それに、

デジタルFPになっても、「FPの基本ルール」は同じ

です。

デジタルFPだからって、2時間縛りが回避できるわけでもないですから、やはり、FPの取り方に精通している人が、パーク内では優位ということですね。

 

現在、TDRでは、パーク内のFP対応アトラクションで、デジタルFP導入に向けた準備が、着々と進んでいます。

●パーク内各所に、WI-FIアンテナを設置

今まで、TDR内には、WI-FIは飛んでいませんでした。そのため、電波事情が悪く、携帯がかかりにくかったり、公式アプリにアクセスしにくいといった不便がありました。

そのため、家族は、TDRへ出かける時は、必ずポケットWI-FIを持参しています。それでも、人が多すぎて、スマホがつながりにくいとか。

デジタルFPを導入するには、通信がサクサクつながることが大前提です。

そのための、WI-FIアンテナ設置=デジタルFPの導入が近いということですね。

 

●FP対応アトラクションの入り口に、「謎のポール」が出現!

ランド、シーでは、6月に入ってから、FP対応アトラクションの入り口の両側に、高さ1mほどのポールが、次々に設置されています。

これが、デジタルFP読み取り機。上海ディズニーでも、同様の装置が設置されています。

上海では、このポールに、「顔認証タブレット」も設置して、デジタルFPの読み取りと同時に、顔認証による本人確認も行なっています。

上海ディズニーでは、パスポートの不正使用がまだまだ多いので、パーク側の対応も厳格なようです。

TDRでは、今のところ、顔認証使用は、年間パスポートだけですが、将来的には、全てのパスポートが、顔認証ありに移行するのではと思われます。

 

<2019年6月19日追記>

これが、「謎のポール」。タワーの玄関に設置されているものです。

 

こちらは、インディ・ジョーンズのFPルートに設置された、「謎のポール」。

他にも、レイジング・スピリッツ、シーライダーで確認できました。

同じFP対応アトラクションでも、マジックランプシアター、マーメイドラグーンシアターは、まだ未設置、2万マイルは、メンテナンス休止中で、確認取れず、でした。

FP対応で、利用客が多いアトラクションから、順次設置されている感じです。

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デジタルFP運用開始は、ソアリン開業日と同一日?

 

デジタルFPの導入については、オリエンタルランド側は、「2019年夏の導入を目指す」以外は、詳細の公表を控えています。

ソアリンの開業と同時では?というのは、あくまでも、ディズニーファンの間の予想ですね。

でも、パーク内では、導入に向けた設備の設置が急ピッチで進んでいるので、有り得ない話でもなさそう。

デジタルFPの導入は、パーク内を無駄に移動する手間が省ける分、ゲストにとってユーザーフレンドリーなシステムですが、パーク内は、フリーWI-FIではないので、スマホでFPをガシガシ取っていたら、通信料金がドンドン加算され、スマホ料金の請求書が届いて、目をむくことになるかも?

これって、

便利さと引き換えに、無料のはずのFPを、通信費で買っているのと同じこと

ですよね。

それに、パーク内にWI-FIが導入されたとしても、FP対応アトラクションを中心としたエリアが優先なので、パーク内どこでも、サクサクFPが取れるわけではないようです。

アプリの発券状況から、お目当てのアトラクションのFPの残りが少ないのに、現地は遠い。なのに、アプリがつながらなくて、FPが取れない~という悲劇も多発しそうですね。

実際、上海ディズニーでも、アプリがしょっちゅう落ちるという事態が起こっているそうです。

 

以上から、教訓!!

●基本は、現地で発券する紙のFP

●デジタルFPを過信しない

●FPの基本を知っている者が、結局、強い!

 

さぁ、果たして、2019年7月23日は、どうなる!?

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