ディズニー「スタンバイパス」11月22日から枚数の制限がなくなる!?よくわかる解説

皆さん、こんにちは!

11月も後半になりましたね。コロナかもようやく沈静化し、イベントなどの人数制限も緩和されたことで、ディズニーパークもいろんな制約が徐々に緩和されています。

そんな中でのビッグニュース!

2021年11月18日(木)、ディズニー側は、現在ランド、シーで運用されている「スタンバイパス制度」の枚数の制限を2021年11月22日(月)から無くすと発表しました。

 

今まではスタンバイパスは、1つのアトラクションにつき、1日に1人1枚しか発券できなかったんです! 11月22日から発券枚数の制限がなくなると、アトラクションの利用にどんな影響が出るのでしょうか?

今回はそれについてとことん深掘りした記事を作成しました。果たして、今から2時間後のパークでは、どんなことが起こるのでしょうか!?

 

 

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スタンバイパスの発券終了が早くなる!?

 

現在、ランド、シーでスタンバイパス対象アトラクションは、各3個ずつあります。

 

ディズニーランド ディズニーシー

美女と野獣 魔法のものがたり/終日

ベイマックスのハッピーライド/終日

プーさんのハニーハント/スタンバイパスのみ、不要が混在

ソアリン~ファンタスティックフライト/終日

トイストーリーマニア!/スタンバイパスのみ、不要が混在

インディ・ジョーンズ/スタンバイパスのみ、不要が混在

 

「終日」とは、1日中、スタンバイパスがないと利用できないないという意味。「スタンバイパスのみ、不要が混在」とは、スタンバイパスを持っている人だけが並べる時間と、スタンバイパスなしで並べる時間帯が存在するという意味です。この2つの時間帯は同時には存在しません。

スタンバイパス制度対象のアトラクションはすべて、このどちらかに分類されます。

「終日」に分類されるアトラクションは、いずれも大人気で、スタンバイパスの発券終了もかなり早い者ばかりです。

例えば、ランドの「美女と野獣 魔法のものがたり」(以下、美女と野獣)は、9時開園でも連日10時z念後にはスタンバイパスが発券終了していて、10時30分から入園の時間指定チケットのゲストは利用出来ないことが判明しています。このチケットを持っているゲストは、入園前からテンションが下がってしまいますよね。

「ベイマックスのハッピーライド」(以下、ベイマックス)のスタンバイパスも11時~12時には発券終了しているので、こちらは12時から入園の時間指定チケットのゲストは利用できないのがほぼ確定。ということで、1ディ以外のゲストが取れるスタンバイパスは、ベイマックスとハニハンの2つしかありません。

シーの「ソアリン~ファンタスティックフライト」(以下、ソアリン)も大人気で、スタンバイパスは連日10時~10時30分くらいで発券終了しています。こちらも10時30分から入園では、ソアリンに乗れるかどうかは微妙な感じ。土日祝だとスタンバイパスの発券終了が早いので、利用は絶望的です。

 

今の時点でこんな状況なのに、スタンバイパスの発券枚数の制限をなくしたら、人気アトラクションの発券終了がもっと早くなるのは目に見えています。なぜか? それは早い時間に入園したゲストが、美女と野獣やソアリンのスタンバイパスを2枚取ることが可能だからです。

これはスタンバイパスの公平性を自ら否定するような、大きな問題なのです。

 

 

人気アトラクションのスタンバイパスでも2枚取れる?

 

このニュースが発表されたのは11月18日ですが、実は11月19日のツイッターで気になる情報が流れてきました。

それは、シーの入園者からの情報で、「ソアリンのスタンバイパスが2枚取れたよ。」というものでした。この人はバケーションパッケージ利用でない、一般入園の人だったそうです。

考えられることは1つ。11月19日から、スタンバイパスの枚数制限をなくす「スニーク」(試験運用)がもう始まっているということです。

先にも書いたように、ソアリンのスタンバイパスは10時30分には発券終了してしまうので、一般の入園者は1枚取るだけでも大変な状況です。

スタンバイパス制度では、次のスタンバイパスが取れる条件は、手持ちのスタンバイパスの利用時間からか、利用時間が2時間以上先の場合は2時間後から、というルールがあります。

 

ソアリンのスタンバイパスは大人気で、発券したら利用時間が何時間も先というのが当たり前。でも、「アーリーエントリー入園」やゲート前前方から入園できたゲストは、利用時間が1時間以内のスタンバイパスが取れます。

今のシーは建前は9時開園ですが、実際は8時45分には入園開始で、アーリーエントリーを実施している関係で、一般入園のゲストでも入園した時点ですぐにスタンバイパスが発券できます。利用時間が早いスタンバイパスが取れたら、2枚目も早い時間に発券出来るから、ソアリンのスタンバイパスも2枚取れるということですね。

 

でもここが大問題。

入園者1人が早い時間で同じアトラクションのスタンバイパスを2枚取ったら、当然、残り枚数も早くなくなりますよね。今までは、1,000人入園したらスタンバイパスは1,000枚発券されていたのに、これからは1,000人入園でもスタンバイパスは1,500枚発券されるかも知れないのです。

 

それについては、今日11月22日にランド、シーが開園してからデーターを取って検証したいと思います。

今、ゲート前に並んでいる皆さん。開園までドキドキですね。

 

 

スタンバイパス対象アトラクションは増える?

 

先にも書いたように、現在、ランド、シーでスタンバイパス対象アトラクションは各3個ずつです。でも本来は、ランド、シーとも各8個ずつ対象アトラクションがあるんですよ。それについては、こちらの記事をご覧ください。

 

ディズニーシースタンバイパス対応が8個に⁉効率の良い回り方のコツ教えます!

 

https://sskumatei.com/3243.html

 

ディズニーランド【スタンバイパス】サクサク取れる攻略法教えます!

 

https://sskumatei.com/3219.html

 

ランドのスタンバイパス対応アトラクションは、この時点では6個ですが、2021年10月18日から美女と野獣、ベイマックスがスタンバイパス対象に移行したので、合計8個になります。

 

本格的なスタンバイ制度が始まったのは2020年12月22日からですが、その頃からコロナ感染が爆発して翌年2021年1月8日に2回目の緊急事態宣言が発動、ディズニーも1月12日から10時開園~19時閉園の超自粛営業期間に突入してしまいました。

入園者数が1パーク5,000人と極端に減らされて、スタンバイパス制度も運用する必要がなくなったのです。

2021年11月1日からは、ランド、シー各3個ずつになりましたが、今日11月22日からは、対象アトラクションの中から2,3個が復活するのではと予想します。ランドはビッグサンダー、スプラッシュ、シーはタワー、センターあたりでしょう。

スタンバイパス発券枚数の制限がなくなっても、スタンバイパスを発券しているアトラクションが少なかったら、「取りたくても取れるアトラクションがないじゃん!」とゲストが怒りますからね。

その辺は、あと1時間ほどで判明します。

 

いかがでしたか。コロナ禍が沈静化するのはうれしいけれど、ディズニーの混雑も戻ってくるのは、ちょっと嬉しくないかも?

 

<2021年11月23日 追記>

11月22日は、ランドのスタンバイパス対応アトラクションは3個。飛び石連休3日目の月曜だったせいか、美女と野獣のスタンバイパスは9時45分頃には発券終了していました。

一方、シーはインディが朝から発券なしで、スタンバイパスを出していたのは、ソアリンとトイストーリーマニア!の2つだけ。

せっかくスタンバイパスの枚数制限が無しになったのに、肝心のスタンバイパスを発券するアトラクションが少なすぎて、がっかりでした。

それと、次のスタンバイパスが取れるのは「最短30分~最長2時間」でしたが、11月22日以降は、最短が「発券時間の60分後から」に改変されています。そのため、美女と野獣やソアリンのスタンバイパスは、1枚目を早津早い時間に発券しないと、2枚目が取れる頃には発券終了してしまいますね。

 

https://faq.tokyodisneyresort.jp/tdr/faq_detail.html?id=21280&category=&page=1

 

 

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