皆さん、こんにちは!
今年の1~3月のディズニーパークは、シーが大混雑! ランドはほどほどという感じでしたね。
シーは2024年6月6日に開業した「ファンタジースプリングス」(以下、新エリア)が大人気! ただ、新エリアのアトラクションは有料のDPA(ディズニープレミアアクセス)か、「スタンバイパス」(無料のアトラクション並び券)という特殊なパスがないと利用出来ず、1日の発行枚数が限られているため、凍るような寒さの日でも早朝からゲストが開園待ちをするのが当たりまえになっていました。
そして2025年3月25日、ディズニーの公式サイトにゲストを驚嘆させる一文が! なんと、
「2025年4月1日から、ファンタジースプリングスのスタンバイ制度を廃止します。」
との発表があったのです!
これは事件ですよ、事件! 4月1日から、新エリアのアトラクションは「スタンバイパス」を取らなくても、無料で並んで利用することが出来るのです!
ただ、これはシーの他のアトラクションの利用にも大きな影響を与えてしまうんですよ。ファンタジースプリングスのアトラクションには乗りたいけど、シーの他のエリアのアトラクションもそれなりに楽しみたいですよね。
そこで今回は、自称「パークの回りスト」ラギが、4月1日からのシーの状況の解説と、効率のよい回り方について徹底検証します。
こちらは、ディズニーの公式ホームページの、ファンタジースプリングスのサイトのトップ画面です。2025年3月25日に追加されたこの一文が、スタンバイパス廃止を意味しています。
「ファンタジースプリングス」は第8テーマポート
ここで、シーの新エリア「ファンタジーススプリングス」について、今一度、詳しく解説しておきましょう。
東京ディズニーシーは、海にまつわるテーマを元にした7つの「テーマポート」で構成されています。ファンタジースプリングスは、シーに新規で開業した「8番目のテーマポート」で、エリアの広さは14万㎡、4つのアトラクションと1つのディズニーホテルがあります。
こちらは、「ファンタジースプリングス」の公式マップです。14万㎡はおよそ東京ドーム3個分の広さになりますが、敷地の3分の1はホテルが占めていて、アトラクション部分はぎゅっと詰まった感じがしますね。細い通路が入り組んでいて、ミニショーやアトモスフィアが出来そうな広場もありません。
そのため、シーでは新エリアにゲストが殺到してパンクしてしまわないよう、アトラクションのパス制度を利用してエリアへの「ゲストの入場制限」をずっと行ってきました。
新エリアが開業してからスタンバイパスが廃止されるまでの動きを表にまとめると、こうなります。
2024年6月6日 | ファンタジースプリングス開業 |
新エリアに入れるのは、新エリア内のアトラクションのDPA,スタンバイパスを持っているゲストのみ。開業当初はショップの利用にもスタンバイパスが必要だった。 新エリア内のレストランは「モバイルオーダー」無しでは利用不可。 |
2024年8月1日 | 新エリアの入場規制を行わない日についての発表があった |
公式サイトに、当日の入園者数によっては、新エリアへの規制を行わないと言う一文が追加された。 しかし、時期的に夏休みからクリスマスまでパークが常に混雑していて、実施された日はなかった |
2025年1月7日 | 当日、新エリアの入り口に「入場規制無し、誰でも入場可」の看板が立てられた | 事前に公式での予告は無し。当日、現地で看板を確認したゲストがSNSにUPし、情報が一気に拡散した。 |
2025年1月28日 | ディズニー公式で、ファンタジースプリングスへの入場規制の廃止を公表 |
1月7日以降も新エリアの入場規制なしの日が続いた。入場規制の有無は、現地からのSNSや、公式サイトの「本日のパーク情報」で確認するしかなかった。 入場規制が解除されても、レストランの利用には依然「モバイルオーダー」が必要。 |
2025年3月25日 | 新エリアのアトラクションの「スタンバイパス制度」の廃止を公表 |
新エリアのアトラクションは、DPAかスタンバイのどちらかで利用出来るようになる。ティンカーベルはDPA対象ではないのでスタンバイ乗車のみ。 ただし、バケーションパッケージの「アトラクション利用券」を持つゲストは別レーンを通って短い待ち時間で利用出来る レストランの「モバイルオーダー制度」は今後も継続。 |
開業当初の新エリアのアトラクションは、DPA(ディズニープレミアアクセス)かスタンバイパスのどちらかを取得しないと利用出来ませんでした。新エリアはシーの中にあるのに、シーに入園しただけではアトラクションに乗れないどころか、その敷地にも入れなかったんですよね。
その一方で、「ファンタジースプリングスマジック」という、新エリアのアトラクション乗り放題!?という特別なチケットが販売されました。このチケットが買えるのは、ファンタジースプリングスホテル宿泊者か、バケーションパッケージ(略してバケパ)で「新エリア入場確約プラン」を購入した人だけです。ちなみにチケットのお値段は、大人1枚22900~25900円。シーの1ディ+15000円相当です。乗り放題とは言え、チケット1枚が2万超えはやっぱ高いなぁ~
「ファンタジースプリングスマジック」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://sskumatei.com/5178.html
ディズニーホテル宿泊者は大損?
今回、新エリアのスタンバイパス廃止が発表されたのは、ディズニーが春休みのゲストで大混雑している最中の3月25日でした。個人的には、これはゲリラ的発表でゲストに対してアンフェアだなと思いました。
その理由は、今回のスタンバイパス廃止で一番大きな被害を受けるのが、ディズニーにとって「上客」のはずの「ディズニーホテル宿泊者」だからです。
新エリアのアトラクションを利用するためには、DPAかスタンバイパスが必ず必要。マジックが買えれば乗り放題で楽しめますが、チケット代が割高な上に、ファンタジースプリングスホテル宿泊や入園確約プランのバケパは数十万円単位の大きな買いものになります。
そこでディズニー好きさん達が編み出した方法が、こちらです。
- シーのハッピーエントリーが使えるホテル・ミラコスタ、アンバサダーホテル、ファンタジースプリングスホテルのリーズナブルな客室の「宿泊のみ」を確保する。
- 通常のシーの1ディを購入し、ハッピーエントリーでシーに入園
- シーのハッピーエントリー利用だと、新エリアのDPA、スタンバイパス1枚までは確実にGETできる
- 新エリアのパスを確保したら、ソアリンやトイストーリーマニア!にスタンバイ乗車
このパターンだと、新エリアの4つのアトラクションのうち、2つは確実に乗ることが出来ます。DPA、スタンバイパスは、1枚取得したら1時間経過しないと2枚目が取得出来ませんが、ハッピーエントリー利用なら1枚目を取る時間が早いため、2枚目も売り切れ前に買えるケースが多いです。
実際、SNSなどでも、このパターンで新エリアのアトラクション全制覇された方の体験談がたくさん投稿されています。
そういった書き込み情報に憧れて、3月、4月の春休み期間に頑張ってディズニーホテルの予約を取った方も多いことでしょう。3月中にお出掛けされる方はいいとして、世間的な春休みは4月7日頃まであります。運悪く4月1日からお出掛けの方は、完全に思惑が外れてしまうことになってしまいました。
4月1日からスタンバイパスが廃止されることにより、ハッピーエントリーのゲストでも、新アリアのアトラクションのパスで確保出来るのはDPA1枚のみ。例えば、アナ雪とラプンツェルに乗りたい場合は、シーに入園したら、どちらかのDPAを購入して、どちらかに並ぶしか選択肢がありません。3月中なら、新エリアのパスを2枚確保してソアリンに並べたのに・・・
新エリアのDPA、スタンバイパスは1日の発行枚数に上限があります。現状、シーのハッピーエントリーのゲストが開園前にパスの9割を取得、残り1割を一般入園のゲストが奪い合うという感じなので、ディズニー側には一般入園のゲストからの苦情が殺到していると思われます。
ディズニーパークを経営するオリエンタルランドにとっては、ディズニーホテル宿泊者は大事だけど、一般入園のゲストも大事なゲストには違いありません。
新エリアが大人気なのはいいことだけど、オリエンタルランドの対応には、どこか思いやりが感じられないですね。
シーのDPA対象アトラクションは7個もある!
さて、この項目では、シーのアトラクションのパス類について解説しましょう。今のディズニーパークは、パスの種類や取り方の基本を知らないと、アトラクションが上手く利用出来なくなっています。
最初に、ランド、シーとも、アトラクションは以下の3つに分類されています。
パスの分類 | 対象アトラクション | パスの価格、内容など |
DPA(ディズニープレミアアクセス) |
スタンバイ時間が平日でも60~90分を超える超人気アトラクション プレショー+アトラクションタイプで、1乗車が10分を超える大型施設 2019年以降開業の新しい施設 |
有料、1枚2000円と1500円の2種類 購入時に利用時間が選べる キャンセルは不可 |
プライオリティパス |
主にライド系で、利用時間が5分までの人気アトラクション シアタータイプのアトラクションにも導入されている |
無料 先着順で発行、利用時間は選べない 利用時間が合わない場合はキャンセル出来る |
パス無しで乗れるアトラクション |
上記以外のライドタイプ、シアタータイプのアトラクション 一部で身長制限あり(90㎝以上) |
続いて、ここまで度々登場している「DPA」について。
<シーのDPA対象アトラクション一覧>
既存エリア | 新エリア(ファンタジースプリングス) |
ソアリン/2000円 トイストーリーマニア!/2000円 タワー・オブ・テラー/1500円 センター・オブ・ジ・アース/1500円 |
アナとエルサのフローズンジャーニー/2000円 ラプンツェルのランタンフェスティバル/2000円 ピーターパン・アドベンチャー/2000円 |
なんと! シーにはDPA対象アトラクションが7つもあるんですよ。ちなみにランドの方は「美女と野獣 魔法のものがたり」(2000円)、「ベイマックスのハッピーライド」(1500円)の2つだけです。
DPAは購入するルール上、1枚購入したら次が買えるのは1時間後になるので、DPA7種類を全部買うとしたら、1時間おきに1枚ずつ購入で合計6時間かかる計算になります。
新エリアのDPAは大人気過ぎて、開園15~30分で完売している状況が続いています。一般入園だと新エリアのDPAは1枚買えるかどうか。既存エリアのソアリンやトイストーリーマニア!のDPAも開園2時間くらいで完売する日が多いです。これでは全部のDPAを買うのは不可能。買えて2枚、組み合わせ次第で3枚買えるかも?と言うのが「シーの現実」なのです。
それと、DPA対象アトラクションでプライオリティパス(無料)が併設されているものはありません。シーで大人気アトラクションを短時間で利用したい場合は、DPAを買うか、早朝から並んで朝イチで利用するかのどちらかしかないのです。それだけ、今のシーは回り方が難しくなっていると言うことですね。
4月1日からDPAの枚数は増える?増えない?
新エリアのDPAの中では「アナとエルサのフローズンファンタジー」(以下、アナ雪と略す)が圧倒的人気で、開園後15~30分で完売する日が続いています。一般入園でアナ雪のDPAをGETしようと思ったら、平日でも午前6時からシーのゲート前に並ばないと買えないと言われるほど。これは厳し~( ゚Д゚)
ディズニー好きさんの間では、スタンバイパスがなくなる分、DPAの枚数が増えて買いやすくなるのでは?と言う意見もありますが、私はそうはならないと思っています。
その理由は、「マジック」が終了しても、バケパで「新エリアのアトラクション利用券付きプラン」が継続して販売されているから。
新エリアが開業した2024年6月6日以降の「新エリア入場確約プラン」のバケパのシーのチケットはすべて「ファンタジ-スプリングスマジック」でした。この券種は新エリアのアトラクション乗り放題が大きな売りでしたが、SNSなどの体験記を読むと、熱烈なディズニーファン以外は、それほどガツガツとアトラクションには乗っていないんですよね。
この辺はオリエンタルランド側もデータ分析をしていると思いますが、マジックって、実はそれほど売れていなかったみたいですね。
2025年4月1日以降のバケパで、ファンタジースプリングスを楽しめるプランには、新エリアの「アトラクション利用券」(事前に利用時間を指定する)がセットされています。つまり、今までマジック用に確保していた「アトラクション利用枠」は、そのままバケパのアトラクション利用券の枚数にスライドさせると思われます。
そもそも、アトラクションの1日の利用人数には上限があるので、DPAを増やしてバンバン売ることは出来ません。かといってアトラクションの利用をDPAのみにすることも出来ない。
それと、Yahoo!知恵袋経由で仕入れた情報によると、バケパのアトラクション利用券の「ラプンツェルのランタンフェスティバス」の単価は1枚2800円とか。アナ雪だったら単価3500円くらいかな。
以前からバケパのアトラクション利用券の単価は、アトラクションの人気に比例して1枚3000~5000円と言われていました。事前にアトラクションを予約する形だから、当日、現地で買うDPAより割高な値段設定なのでしょう。
オリエンタルランド側にしたら、当日のDPAの販売枚数を増やすよりも、バケパの「アトラクション利用券」を増やす方が儲かると言うこと。この点も、DPAの販売枚数は増えないと思う理由です。
新エリアのアトラクションにはいつ並ぶべきか?
はい、お待たせしました。ここからが皆さんが一番知りたい情報になりますね。
新エリアのアトラクションがスタンバイ(無課金)でも利用出来るようになったのは、ゲストとにとって大きなメリットです。ただ、開業からまだ1年も経過していないので、ゲストが集中して大混雑するのは目に見えています。
例えばソアリンは2019年7月開業ですが、6年たった2025年でもスタンバイ時間トップの大人気アトラクションのままです。そこで、シーの既存エリアのアトラクションの傾向を元に、新エリアのアトラクションのスタンバイ時間を予測してみましょう。
アトラクション名 | スタンバイ時間/予想 | ラインカット時間/予想 | 利用のアドバイス |
アナとエルサのフローズンファンタジー | 120~240分 | 17時30分~19時 | 一番人気のアトラクションでDPAも取りにくい。開園1時間後が待ち時間MAXになるので、この時間帯に並ぶのだけはは避けたい。 |
ラプンツェルのランタンフェスティバル | 90~120分 | 19時~19時30分 | アナ雪よりDPAが取りやすいので、出来ればDPA利用がお勧め。アトラクションの一部が屋外の構造で、夜が素敵との意見も多い。ビリーヴ!とかぶる時間はスタンバイが減りそうな感じ。 |
ピーターパンのネバーランドアドベンチャー | 90~120分 | 19時~19時30分 | 3つのDPA対象の中では一番DPAが取りやすい。身長制限102㎝と3D画像で酔いやすいのがネックで、ゲストが利用を回避する傾向がある |
ティンカーベルのビジーバギー | 60~100分 | 19時30分~20時 | 唯一、DPAがないアトラクション。利用時間は2分弱。お子様向けのイメージが強いため、絶叫系好きはあまり利用しない |
う~ん、見るだけで恐ろしい数字が並んでいますね。同じ並ぶなら、待ち時間が少なくなるタイミングを読んで利用したいですね。とりあえず、朝イチでアナ雪に並ぶと待ち時間が長いのは目に見えているので、避けた方がよいです。
逆にティンカーベルは朝イチがいいかもしれません。その理由は、「人気アトラクションは、朝イチでスタンバイすべし!」という口コミを信じて、アナ雪やラプンツェルにゲストが集中しそうだから。または、小さいお子さんの利用が減る夕方以降が穴場かも?
ラプンツェル、ピーターパンはアナ雪に比べるとDPAが買いやすいので、無理にスタンバイするよりはDPA購入がおすすめです。
こういった傾向を元に、新エリアのアトラクションを利用するパターンを考えてみました。
ゲストの希望 | ハッピーエントリーが使える | 一般入園 |
DPAを購入してもよい | ●入園して新エリアのDPAを購入→DPAを買わない新エリアのアトラクションに並ぶ→続けて新エリアのアトラクションに並ぶ。合間に既存エリアのプライオリティパスを発券 | ●入園して新エリアのDPAの購入にトライ。アナ雪がGET出来れば成功。だめだったら新エリアに直行して空いているものに並ぶか、既存エリアのアトラクション利用に切り替える |
出来れば課金したくない | ●専用ゲートに早めに並んで入園→新エリアのアトラクションにひたすら並ぶ。合間に既存エリアのプライオリティパスを発券 |
●早朝からゲート前並び→入園して新エリアに直行→ピーターパン、ラプンツェルに並ぶ。合間に既存エリアのプライオリティパスを発券→アナ雪は待ち時間をチェックして並び時を計る ●早朝からゲート前並び→入園したらセンター、インディなど既存エリアのアトラクションを効率よく利用→食事や買いものを早めに済ませる→15時以降に覚悟を決めて新エリアのアトラクションに並ぶ |
現時点で考えられるのは、こういったパターンです。今後、スタンバイの傾向などが固まってきたら、また別のパターンが生まれてくるでしょう。
新エリアのアトラクションがスタンバイOKになっても、パークに来るゲストの意識は今までと変わらないので、おそらく朝イチの新エリアはスタンバイ乗車したいゲストであふれかえり、アトラクションはどこも長蛇の列になると思います。
そういった混雑に巻き込まれないためには、アプリで待ち時間を細かくチェックし、できるだけ待ち時間が短くなりそうなタイミングで並ぶしかないでしょう。
いかがでしたか。では、この記事が皆さんのお出掛けの参考になれば幸いです。