「ソアリン」オープン直前!短時間で乗る方法を徹底検証する‼

皆さん、こんにちは

東京ディズニーシー7年ぶりの、大型新設アトラクション

「ソアリン~ファンタスティックフライト」

が、まもなく開業しますね。グランドオープンは、2019年7月23日(火)。

スペシャルグッズ、限定デザインのポップコーンバケットは、7月17日から、スペシャルメニューは、7月19日から販売開始され、お祝い気分をさらに盛り上げます。

詳しい内容は、こちら。

https://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/soaring/

 

海外では、大人気のソアリン、日本でも、おそらく、大人気となるでしょう。

グランドオープン当日の7月23日は、開園直後からゲストが殺到して、大混雑することが予想されます。

この記事では、ここ数年で開業したアトラクションのオープン当初のデータを元に、ソアリンのFP発券やスタンバイ状況、今後の流れ等をを推測していきたいと思います。

 

広告

シーで、建物から作った新規アトラクションは、7年ぶり!?

 

えっ、そうなの? と思われる方も多いと思いますが、実は、ソアリンって、2012年7月に開業した、「トイストーリーマニア!」以来、7年ぶりに、建物から作った、新規大型アトラクションなんです。

ちなみに、トイストーリーマニア!の前は、2006年9月開業の、「タワー・オブ・テラー」になります。

 

シーでは、トイストーリーマニア開業以降、開業したアトラクションは、

●2014年4月24日「キングトリトンのコンサート」

●2016年5月12日「ニモ&フレンズ シーライダー」

がありますが、いずれも、既存の施設をリニューアルしたものです。

 

 

ポンテベッキオ橋から、ソアリンを望む。

ソアリンは、シーのバックヤードと呼ばれる、オリエンタルランド本社の敷地の一部に建設されました。その分、シーの敷地面積が増えたことになります。

トイストーリーマニア!も、元は、パーク関係者用の駐車場だったんですよ。

 

ソアリンは、ライド型3Dシアター

 

TDRには、シートタイプの3Dシアターは、ランドの「スターツアーズ」、シーの「ニモ&フレンズ シーライダー」がすでにありますが、ソアリンは、それよりさらに進化した構造です。

ゲストは、懸架式の座席に搭乗して、凹面スクリーンに映し出される映像を鑑賞。足元にも映像が投影されるので、実際に空を飛んでいるような浮遊感が味わえます。

座席は、イメージ的には、大きなブランコを、クレーンアームで吊り下げて揺らすという構造です。

ブランコの座席配置は、横に9~10席、前後に3列、1台で29人乗り。利用は、身長102cmから。

そのブランコが3組、合計87人で、1シアター。上演時間は、約5分。プレショールーム、移動時間などを合わせると、1乗車15分ほどかかると予想されます。

シーのソアリンは、2シアターあるので、15分ごとに、174人のゲストを捌ける計算。

これは、

シーライダー/1キャビン122人×2キャビン、本編約5分

スターツアーズ/1キャビン40人×6キャビン、本編約5分

と、ほぼ同等のスペックです。

 

実は、アトラクションのスペックは、FPの発券状況に直結します。

例えば、

●1時間に100人さばけるアトラクション

●1時間に500人さばけるアトラクション

どちらも、FP対応アトラクションだとして比較すると、後者の方が、FPの発券枚数が多くなるのは、分かりますよね。その分、FPの乗車時間の進みもゆっくりで、発券終了時間も遅くなります。

ソアリンは、後者タイプのアトラクションになるので、少なくとも、トイストーリーマニア!よりは、発券終了は遅いでしょう。

 

スクープ!! 謎のポールが、ついにベールを脱いだ!?

 

2019年7月9日、ある情報が、ツイッターで発信され、大きな反響を呼び起こしています。

 

2019年6月19日、タワー前で撮影

現在、ランド、シーのFP対応アトラクションの入り口には、このような「謎のポール」が、次々と設置されています。

これは、FP読み取り機で、7月9日に、各アトラクションのポールのカバーがはずされ、順次、試験運用が行なわれていくとのことです。これは、デジタルFP運用開始の準備作業といえるでしょう。

今までは、FPルートの入り口にいるキャストさんが、目視でFPの利用時間を確認していました。これからは、「デジタルの目」で、利用時間をチェックされることになります。

今までも、FPの利用時間は、かなり厳格でしたが、1、2分くらいの遅刻なら、通してもらえることがありました。「デジタルの目」は、そういう融通は一切利きませんから、遅刻クセのある方は、今から要注意ですよ。

 

実は、1週間ほど前のツイッターに、「今まで、ランド、シーは別パークだから、FPの乗車時間の2時間縛りは、お互い影響しなかったんだけど、今日からダメになった~」という情報が出てたんです。

この、謎のポールの情報を上げた方の話の中にも、「デジタルFPの導入に当たり、FPの時間を、パスポートの番号で一括管理することになった・・・」という一文がありました。

両者を合わせると、今後は、ランド、シーの区別なく、パスポートの番号ごとに、当日のFP発券状況を管理する、ということのようです。

 

デジタルFPが導入されるとしても、FPの基本ルールは同じ。「2時間縛り」が回避できるわけでもありません。

肝心なのは、各アトラクションの特性を理解し、効率よくFPが発券できるパターンを知ることです。

 

<2019年7月10日 追記>

本日より、ランド、シーのFPのシステムの一部が変更されました。

従来のFPが、「ファストパス・リマインダー」という名称に変更。FPルートへの入場の際には、FPではなく、FPを発券したパスポートを、FP読み取り機に差し込んで通過します。

ソアリンのFPは、朝イチで取るべきか?

 

先のスクープ情報で、「ソアリンの開業日に、デジタルFPも運用開始!?」が、にわかに現実味を帯びてきましたね。

実際、どうなるかは、その日を待つしかないのですが、そうなると、7月23日以降の、開園直後の行動に大きな影響が出るのは確実。

 

7月、8月のシーは、連日、8時開園~22時閉園の、フル営業が続きます。

7月23日からは、ディズニーホテル宿泊者特典の「ハッピー15」で利用できるアトラクションが、トイストーリーマニア!、タワーから、トイストーリーマニア!、ソアリンに変更されます。

現在、ハッピー15対象のホテルは4ホテルあり、毎日、1500~2,000人が、シーのハッピー15を利用しています。

一般入園のゲストは、すでに1,500人以上が滞在しているパークに入園する形になるので、何をするにも、先客がいる状態からのスタート。

おそらく、ハッピー15利用のゲストの半分は、ソアリンのスタンバイや、FP発券に向かうと予想されます。

 

当日、何が何でもソアリン!という人は、朝イチでソアリンのFP発券が、確実でしょう。ただし、例え、ゲート前最前列から入園しても、発券までに10分前後かかり、その後2時間経過するまで、次のFPは取れません。

ソアリンの他に絶叫系も乗りたいという人は、先に絶叫系を攻略してから、ソアリンのFP発券の方がよいと思います。なぜなら、ソアリンのFPは、開園2時間くらいまで残っている可能性が高いから。その辺は、当日、アプリで、FP、スタンバイ状況を確認しながらの判断になりますが。

「東京ディズニーシー 人気の絶叫系を 1時間で攻略する方法」

https://sskumatei.com/424.html

 

ゲストの行動パターンを熟知せよ!

 

 

 

今どき、手描きの折れ線グラフ?

実は、これ、2012年7月に開業した、「トイストーリーマニア!」のスタンバイ時間を元に、当時、作成したものです。

当方、トイストーリーマニア!のFP、スタンバイ時間の動向を、ずっとチェックし続けているんですが、開業から7年経過しても、このグラフが表している「人の流れ方」って、全然変っていないんですよね。

つまり、TDRに来るゲストの行動パターンは、毎年、大体同じ、そこから、ソアリンにも、その行動パターンが反映されるのでは?という予測が出来ます。

 

このグラフでは、開園1時間後のスタンバイ時間が、その日のMAXを記録していますよね。

これは、開園30分後頃に入園したゲストが、トイストーリーマニア!のFPを求めて、トイビルトロリーにやってくる。ところが、FP発券の列は、すでにラインカットされて、もう並べない。でも、トイストーリーマニア!には乗りたい。そこで、仕方なく、スタンバイ乗車に切り替えて並ぶ。

このグラフは、こういう行動パターンを取るゲストが、非常に多いことを表しています。来園経験があるゲストだと、混雑がひどすぎるから、とりあえず、他のものを利用して様子を見よう、となるのですが、パークビギナーさんは、そういった切り替えが出来ない方が多いので、朝のスタンバイ時間がとんでもなく長くなるのです。

そこから、ソアリンも、開園1時間頃のスタンバイ時間が、当日のMAXになる→この時間帯に、並ぶのは、時間の損、となります。

 

その後、スタンバイ時間は、徐々に減少し、15~16時頃が一番短くなります。これは、お昼以降、昼食や、ハーバーショーの鑑賞、ホテルのチェックインなどで、スタンバイに並ぶ暇がないということですね。

 

17時以降は、夏イベント期間限定の「夏5(なつご)パスポート」利用のゲストが入園してきて、スタンバイ時間がまた長くなります。2019年夏は、平日の17時から入園できる「夏5パスポート」の販売があるので、ソアリンにスタンバイするなら、16時30分までがお勧めです。

2018年は、夏5の販売がありませんでしたが、今年は、ソアリン開業を記念して、夏5を復活させたと思われます。つまり、17時以降のシーは混む!!

17時以降のスタンバイ時間は、ほぼ横ばい状態ですが、20時頃にスタンバイ120分前後だと、スタンバイルートが閉鎖され、以降は、「FPルートのみのご案内」となります。

「夜になったら、多分空くから、その頃に並ぼう」と高をくくっていたら、ラインカットで、もう並べない!?では、泣くに泣けないですよ。

 

ハッピー15 ソアリンはどう乗る?

 

ソアリンは、久々の新規アトラクションなので、ソアリン目当てで、ディズニーホテル泊を利用するゲストも多いと思います。

ハッピー15が使えるディズニーホテルは、現在、デラックス3館、バリュー1館の、合計4館あります。

アンバサダーホテル/504室

ホテル・ミラコスタ/502室

ディズニーランドホテル/705室

セレブレーションホテル/ウィッシュ352室、ディスカバー350室

合計2,413室。1室3名宿泊としすると、1日の宿泊者は、7,239名。稼働率90%として、6,515人。このうち、半分が、シーのハッピー15を利用するとしたら、対象は、約3,000人。

このうち、アンバサダー、ミラコスタ宿泊者は、宿泊当日に、シーのハッピー15が使えるので、上の計算式から、シーのハッピー15が使える人数は、ざっと2,700人プラスされます。

3,000人+2,700人が、当日のシーのハッピー15を使う権利を持っているということ。

ハッピー15を使わないゲストは、意外といるのですが、半数は使用するとしたら、約2,500人という数字が出ます。

ゲットウェットや、ダッフィーグリ、絶叫系に向かう一部のゲストを除くと、ゲストの流れは、トイストーリーマニア!6、ソアリン4に分かれるのではと予想します。

ソアリン開業までにデジタルFPが導入されていた場合、どちらかにスタンバイ中に、もう一方のFPを発券するのが、最も効率的ですが、現在、アトラクション内は、スマホの使用が禁止なので、アクセスできないかも知れません。

とりあえず、デジタルFP無しで、トイストーリーマニア!とソアリンを効率よく利用するパターンは、こちら。午前7時に専用ゲート並び、8時開園をベースにしています。

 

<パターンA>

1人が、トイストーリーマニア!のFP発券に向かう。FPの乗車時間は、9時前後予想。残りのメンバーは、ソアリンにスタンバイ乗車

一番簡単で、確実。ただし、FP担当は、ソアリンのスタンバイは出来ません。

 

<パターンB>

1人が、ソアリンFP発券、乗車時間は、8時50分以降予想。残りのメンバーは、トイストーリーマニア!スタンバイへ。

パターンAの逆バージョン。これも、FP担当は、トイストーリーマニア!は利用できません。

FPの乗車時間は、パターンBの方が早くなるので、2枚目にセンター、インディのFPを発券しても、利用時間が早めのものになります。

 

<パターンC>

全員が、トイストーリーマニア!、ソアリンに乗りたい

入園して、トイストーリーマニア!のFP発券→アクアトピア、インディなど、空いているアトラクション利用→FPが取れる時間になったら、ソアリンのFP発券、18時以降利用のものが取れる予想

逆パターンの、ソアリンのFP発券→トイストーリーマニア!FP発券は、現実的に無理。

 

<パターンD>

ソアリンに2回乗りたい!

入園して、ソアリンのFP発券→ソアリンにスタンバイ乗車

次のFPは、50分後くらいに取れる。もしかしたら、ソアリンのFPがもう1枚取れるかも?

 

まとめ

 

かなり長くなりましたが、現時点で入手できる情報を駆使して、様々な角度から、ソアリンを検証してみました。

ソアリンは、世界的に大人気とのことですが、実は、開業は2001年カリフォルニアに初登場と、意外と古いアトラクションなんです。

3Dライドは飽きられやすい、ミッキーミニーなどのキャラクターが出てこない点からも、半年くらいで、人気が沈静化するのではと見ています。実際、シーライダーも、人気が落ち着くのは早かったですしね。

 

また、小さいお子さんがいる家族連れは、やはり、トイストーリーマニア!のFPを優先すると思うので、「FPが一番早くなくなるアトラクション」の座は、揺るがないでしょう。映画「トイストーリー4」の公開を記念したイベントも開催中です。

 

では、この記事が、皆さんのお出かけの参考になれば、幸いです。

 

<2019年7月24日 追記>

2019年7月23日グランドオープンした、ソアリンの最新情報です。

7月23日は、朝からの大雨にも関わらず、ハッピー15、一般入園のゲストが、早くから開園待ちをしていた模様。

当日のシーは、ソアリンのオープニングイベント実施のため、9時開園でした。

ソアリンのFPは、開園10分弱で発券終了。そのうち、スマホでの発券が、90%以上だったそうです。スタンバイは、ハッピー15利用のゲストだけで、220分を記録。

開園後のスタンバイの最長時間は、午前10時頃に350分がMAXでしたが、その後は、徐々に減少し、19時30分頃には、170分まで減少。19時38分には、スタンバイ列がラインカットされたそうです。

ちなみに、2012年7月9日(月)にのグランドオープンしたトイストーリーマニア!は、グランドオープン数日後に、伝説の、スタンバイ500分を記録しています。とはいえ、これも、瞬間最大風速で、その後、徐々に待ち時間が減少し、240分くらいに収束しました。ちなみに当方、その当日に、シーにいました。

この前例を知っている者からすると、ソアリンのスタンバイ350分は、意外に伸びなかった? という印象ですね。

 

 

広告